You're my only star.

世界で一番王子様

シンエヴァ観たよ

待ちに待ったシンエヴァが2021年3月8日に公開されましたね!
わたしは「(カヲルくんのシーンでダメージ受けちゃうから)次作の公開が決まってからQ観な」という友達の遺言を7年間守り、去年の夏にQを観た人間なので1年も待ってないんだけど、緊急事態宣言の影響で延びに伸びちゃったのもあって公開日が決まった時にはようやくって気持ちになってた(因みに友達は死んでませんので安心してください)
公開6日目(日曜)にいったけど、めちゃくちゃ人いてびっくり。ポップコーンセット買うって決めてたけど値段みてなかったので、たっか!!って思ったし、ポップコーンの量が劇場で販売されてるSサイズのさらに下をいってて笑った。マジLOVEキングダムのコンボセットぶりに美味しく頂きました。余談でポップコーンは塩味一択。

以下、ネタバレ含むお気持ち9割の感想です。


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「さらば、すべてのエヴァンゲリオン。」とだけあって新劇場版は本当に終わっちゃったんだなあ…って寂しい気持ちと、ラスト(駅のホームでカヲルくんが綾波と一緒にいた所)の衝撃は今もまあまあ引きずってる。

エヴァ自体はよく分かんねえけどおもしろい!って感じにアニメのみの履修で、キャラはカヲルくんが好き。主観的にはカヲルくんのことライトに好きだと思ってたんだけど、家にフィギュアが何体もあったり目につけば展示行ったりグッズ買ってたりと無自覚でだいぶ好きみたい?
あと友達から誕プレでカヲルくんの本とパズルもらったことあったりと客観的にも好きだと思われてたことは2020年の気づきでした。でも「どこが好き?」って訊かれると「…顔と声かな……」としか答えられないから、やっぱりミーハーでライトで好きなんだと思うよ本当…。

本格的にヲタクになった作品がキングダムハーツで、ⅩⅢ機関のゼクシオンがはじめての推し(もちろんイェンツオも好き!)
あとアニメはリアタイで観てたけど単行本は去年読んで失恋した『赤髪の白雪』のイザナ殿下、ブラコン アニメですべて掻っ攫っていったクラブブッタNo.3僧侶 千秋、別枠で完全ノーマークだったのに攻略したら旦那レベルまで夢みさせられたのに主人公の記憶がもどったことで魂を重ねられなくなりFDで完全に夢みれなくなったAMNESIAのケントさん。以上のことを踏まえると石田彰の声帯に弱い傾向がある。


でもどのキャラも自分とどうこうなる妄想はできないので結局のところ推しになるんですけど、夢女だからやっぱ好きな人に明確な相手がいるのといないのとでは色々と変わってくるじゃん?!????あとその相手の性別!!!!!
(はじめから男が好きなら諦め?がついたり)


ましてやカヲルくんは長年シンジくんが好きだったわけで………不快に感じたら申し訳ないんですが、カヲルくんがシンジくんに矢印むいていることは特にカップリングせず公式設定なので「これ(事実)はこう(現実)です!!」みたいに受け止めてはいました。そして女の子で選ぶなら綾波レイが好きかなあ〜!ってかんじだった。

なので、はじめて観たときは勝手に綾波から裏切られた気持ちと、カヲルくん夢でもないのに浮気現場を目撃した女になってた。そしてカヲルくんにこれまでのシンジくんへの想いを問いただしたけど、強めの集団幻覚だったのかもしれないと思い出した。
去年も映画ギヴンみて村田雨月が秋彦のことめっちゃ好きという現実に打ちのめされ失恋しましたが、毎年こういった気持ちを味わうのなに???勝手に惚れて勝手に失恋するのやめたい(プリリズの神浜コウジ含む)
戻りまして、付き合ってるってなるとわたしが現実逃避しだすので一緒にいたという事実だけで考えるけど、一緒にいたとしてもなんで?ってなる。
極め付けは、綾波のこと好きだったのになあってシンエヴァ観た夜ごはんにはま寿司に行き、クリアファイルチャレンジしたら綾波だったので心が抉られた。でも友達がカヲルきゅん引いてくれて交換したから、人に助けられて生きてることを強く実感しました。ありがとうございます。

メインビジュアルが隣同士なのも変に勘ぐったりしだしたからどうにかしようと感想と考察を漁った結果、あのシーンは“ゲンドウとユイの投影”ってツイートを拝見して、だいぶ少ない元気が、まあ少ないまで回復しました。それでも次の日は声に覇気がなかったけど。打たれ強いヲタクなので、この説を推しながらなんとか生きたいと思います。


もうひとつショックだったことは、薄々感じてはいたことだったけど『シンジを幸せにしたい根本はカヲルくん自身が幸せになりたかった』ことかな。「(シンジを)幸せにしたかったんだ」って…………「君の幸せを誤解していたよ」って……………願望と現実の受け入れ………。
カヲルくんが動くことでシンジが救われてた面もあるけど、シンジはカヲルくんに幸せにしてほしいとは明確に望んでない。結局カヲルくんの一方的な独りよがりなエゴだし、自ら「誤解していたよ」と言わなくてもよかったことを言及したことによって切なさ増した。そして好きな人には幸せになってほしいヲタクだから、カヲルくんがシンジを幸せにして自分も幸せになる世界線は未だにないのかと思うと悲しくて悲しくて…名前の由来はそんな素敵な意味がと胸熱で泣いたけど、こっちはしんどくなって泣いた。

あとカヲルくんのことを言うなら空白の14年間の間に『渚司令』としてWILLEの基盤を作ってたっぽいことは興奮しましたね!!!!Q予告に映ってたのがそんなシーンだったとは、やっぱ空白の14年間見せてほしい。


長々とカヲルくんのこと書いてきましたが、総合的な感想としてはゲンドウのルーツを知ったうえでユイへの執着が母性なんだと思ったらゲンドウのバブみがすごいと思った。好きの種類はたくさんあると思いつつも、母性かあ…となってしまうのは女性としてみてほしいからなのか、なんなのか。掘り下げられてないので分からないけど。
フルーツバスケットにでてくる由希くんの透への想いが母性だったこともちょっとショックだったことを思い出しました。

そして、ゲンドウのユイへの想いの強さを改めて見せられたことで『Beautiful World』の歌詞はこれまでシンジくんのことなのかなと思ってたけど、今はもうゲンドウのことにしか聴こえない。『桜流し』もQのこと考えるとカヲルくんのことを謳ってるように聴こえてたんだけど、全部全部ゲンドウとユイのことにも聴こえるようになってしまった…(でも桜流しは確か劇場版の内容知らず東日本大震災のことを謳われてたと思うけど)
親和性がすごい。あと観る前に『One Last Kiss』フルで聴いたらイントロが『Beautiful World』に似てるなって思ってたのでエンドロールの流れにギャーってなった。宇多田ヒカルの天才さを浴びれて、宇多田ヒカルのファンとして大満足でした。




この1週間いろんな考察読んでたらまた観に行きたくなったので、入場特典変わる前に2回目を観に行こうかなあと考え中。入場特典アスカ以外に展開あるかな?!カヲルくんあるなら月曜仕事だろうと劇場へ赴くよ!


最後に一言。長い間、お疲れさまでした。なんだかんだあってもわたしはこれからも変わらずにカヲルくんが好きだと思います。

おはよう。おやすみ。ありがとう。さよなら。


終劇

年ノ瀬2020

年月が経つのは早いもので2020年も最終日。はじめましての方もそうでない方もこんにちは。年末の風物詩、年ノ瀬なぎです。
今年は長年の目標である“年間積みゲー10本消化”を乙女ゲーマー歴13年目にしてやっと達成できたり、映画含めたアニメ作品を50本以上観たりと今年もヲタクでした。

乙女ゲーム!コンシューマーは13本、フリーゲーム2本を入れると合計15本プレイしました。記録上の年間最高本数は7本、最低本数は去年の4本にしては頑張ったじゃん!コロナウイルスの影響で現場が減ったのもあるだろうけど、乙ゲーに対するモチベが続いたことと、お借りした作品も数本あってやらなきゃって想いが強かったのが大きいかも。

星空のコミックガーデン

ヒロイン栗原愛理の運命は轟木圭吾!運命力がすごかった。対する幼馴染の安達亮宮野真守の声帯を持つパッケージ男なのにどのルートでも不憫な扱いで定期的に泣いた。幸せになって…
テツヤカキハラのドイツ語が聴けちゃうし宮野真守の「チチナシ」発言が聴けたりと声優ファンとしても楽しめる。ただ2008年DSゲーでシステム面はあまり…なので、やり直そうとは思えない。

遊郭

攻略対象にキレることは稀にあるけど、怒り疲れたのか寝落ちまでしたのははじめての体験(いろはルート)
この作品が好きな人には申し訳ないけど男尊女卑を感じたり、シナリオのご都合主義さにため息ついたり…今回はどんなご都合主義で遊郭抜けれるんだ?ってある意味楽しんでたところはあったかも。絵柄と世界観は好みなのに残念だったけど、ボリュームも少なめでサクサク終わるのでなんだかんだコンプしました。

花宵ロマネスク

こちらは2008年産PS2ゲー!当時からOPがめちゃくちゃ好きで、今でも定期的に聴きたくなるほど中毒性がすごい。共通シナリオが殆どだから「恋愛したい!」って思いでプレイすると拍子抜けるするかも。でもドロッドロの昼ドラシナリオかつ宝城家の人たちのカウンセリング&ロゴス解放で救済ゲーなので、めちゃくちゃ楽しかった。主人公の名前を「おでん」にすると見れる『おでんEND』は某ハンサムゲーの『カロリーメイト END』に通ずるものを感じました。
葵理事系の色気×眼鏡なcv遊佐浩二には本当弱いと実感(スタスカの本命は郁ちゃん奴)ボイスログ120個残しておけるけど全然足りなかったから200個くらい必要だったと思う。

プリンス・オブ・ストライド

今年一夢女してた作品だと思う。諏訪怜治様のエンディングが運命的すぎて何度も見返した。
エンディングで告白するのは基本的に攻略対象なのに、諏訪怜治様だけヒロインからするとかもう運命じゃん?!???なにより怜治様がヒロインのこと「運命」って言ってるので諏訪怜治様とは運命です。夢女とっても楽しかったんだけど怜治様とのその後が描かれてる『MY FAST LOVE』という音源はシチュエーションCDではなくドラマCDなのでヒロインとの掛け合いを聞かされたり夢女に優しくない世界。
シナリオもしっかりしてて、ストライドというスポーツを主に恋愛も付属してくるってかんじ。ストライド演出もお金かけて作られてるなあって思った。
当時アニメは見てたけどTwitterとかも追えてればギャラスタの卒業もリアタイできたのに…と後悔もしました。

絶対階級学園

アプリは今大路峻で喪失してたけどコンシューマー部門で浪川処女を捧げました。第一印象から鷺ノ宮レイ様が好きですね。加地壱波ルートにおけるネリ様の薔薇エンドはめちゃくちゃ刺さって楽しかった!でもライターさんが複数人で書かれてるからかルートによってシナリオの差が大きい。
これまた当時プレイしてれば絶対クラファン参加したなってくらい鷺ノ宮レイ様に特攻されました。

ドウセイカレシシリーズ Butterfly Rouge

智沙のお姉様が出演されているドウカレシリーズ3作目!ドウカレシリーズは今付き合ってる彼氏とゴールインするか、浮気相手に乗り換えるかという私の地雷(浮気、不倫)を自ら踏み抜く作品だけど、シリーズ2作品してるんだから最後までやろうとプレイ。
そしたらシリーズ最高に地雷で、特に浮気相手である谷山紀章の声帯を持つ男にはキレ散らかした。浮気ダメ絶対!!!!!!

ハートの国のアリス〜Wonderful Twin World〜

QuinRoseが死んで数年、平成最後に気持ちのけじめとしてブラッドを攻略しブラッドショックを受けて放置してたらロゼがリボーンしてしまって?!???びっくりしたもんじゃなかった。一番心配してたキャス変はブラッドには訪れなかったので、わたしはスペードを買う予定。
これ感想じゃないな?ひとまず「はこにわ」コンテンツのボイスは集めきれてないので気が向いたら時に頑張りたい。

DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO AD

ダイナーシリーズ3作品目!第一印象は信頼である立花慎之介だったのに、蓋を開けたら黒谷優に堕ち。それがコンプした1,2ヶ月後に黒谷優のシチュエーションCDや香水など集めだしたから自分でもなんでかよく分かってない。
無印メイン3人はハニブラだったけど、篠宗だけドウカレシリーズじゃなかったですか?8年付き合ってる彼女がいるのに攻略対象な時点で自分自身で地雷を踏み抜くこと分かってるし、篠宗の残酷な優しさとかにブチ切れながらやってたな…。
ひとまず優くんのシチュエーションCD欲しさに無印とV edition買ってしまったので、折を見てやり直したいと思います。

遥かなる時空の中で3 ultimate

ネオロマ処女をついに捧げました。コルダ無印は昔から手元にあるんだけど、システムが不慣れすぎて開始数分で積んである。でも遙か3でネオロマのシステムに慣れた気がしたので、来年こそコルダに手をつけたい。
夢女特攻なのはヒノエくん、知盛、銀。でも刺さって暫く抜けなかったのは有川譲!!!!!爆発した有川譲の発言がやば過ぎてアドレナリンどぱどぱでた。でも病みつきになってるのか、逆にもっと望美ちゃんに対する“欲”を見せてほしいとも思うように…シナリオも面白いし楽しい男に出会えるし夢女としても楽しめて大満足です。積みゲー少なくなったら運命の迷宮を購入予定。

アルカナ・ファミリア2

8年ぶりに作品に触れたら推しカプができた、それはパチェフェリ!!パーチェの優しさや強さに泣きながらプレイしてた。
本命のデビトのエンディングは完全な幸せではなく、ネーヴェに言われた「ふたりは一緒にいるとダメになる」(意訳)ってことを引きずって泣いた。大好きな幼馴染3人組の内、一番幸せだったのはルカちゃんだったなあ…。
ジョーリィも好きなんだけどデビトと一緒でどのエンドも完全な幸せとは言えないし、全体的にシリアスだったのでメンタル弱ってる時にやる作品ではない。けどシリーズ完結となる作品としては良かったと思います。

DYNAMIC CHORD feat.apple-polisher

シリーズ4作目!乙ゲー納めに選んだら意外とボリュームあって年末の予定を変更し約3日の短期集中で終わらせた。月華繚乱ROMANCEの大和先生に捧げたかった櫻井孝宏処女を夕星で捧げました。
結崎芹(芹仁菜)を拗らせてる過去があるので待ち受ける青井有紀が怖かったんだけど、拗らせることなく勝負はわたしの勝ちで終わりました。
当時のことは追ってないので知らないけどADから加わったからかシナリオの傾向が今までと変わった印象が。でも無意識に自分でハードル上げてたのかも。しかしあっぽり進めると百瀬つむぎの情報が手に入るので棚ぼた感がすごかった!歓喜
一番はじめにプレイした成海ルートは意識してなかったんだけど、他3人から「いい子」って言ってもらえてぶっ飛んでしまった。忍ルートが一番夢女だった気がする。

アイするキミの居場所(無印,Eye to Eye)

フォロワーさんがオススメされてて気になったので、はじめてフリーゲームに手を出してみたらすごい楽しかった〜〜!!!
攻略対象はひとりしかおらず、遠野槙くんとの恋愛を進めていく感じなんだけど、遠野槙くんとはYou&Iなので、本名プレイがオススメ!長年ヲタクしててもヤンデレの定義がしっくりこないので、ヤンデレゲーとは言いたくない。ので、遠野槙くんの愛を一身に受けられるゲームです。主人公を拗らせてる男、大好きだよ。
1日あればさくっと終わっちゃうボリュームだけど満足感が高い。FDのEyeは有料だけど500円〜と安価だと思うので、Eyeまでプレイしてほしい作品。



蝶毒(無印,幻想夜話)のみ別で記事書いたから割愛。来年はAASSL(vita)とコルダ、発売当初から積んでるAre you Alice?は必ずやりたいなあ。
それでは2021年も乙ゲーマーとして頑張っていきましょう〜!!

真島芳樹に頭を抱え

前回までのあらすじ
後悔エンドと向き合い斯波純一を幸せにしたい。その一心でPC版をプレイしFDまで駆け抜けたら、真島芳樹のことしか考えられなくなってた2020年夏。人生なにがあるか分からないから面白い!

詳しくは下記の記事参照※長文

長くなりすぎて感想を分けたら斯波純一の話をし終えてなかったことに気づいたので、斯波さんとの世界線の感想も残します。

野宮瑞人

cv平井達矢さんとはよく会ってる気がしてる。表でも裏でも。
百合子の腹違いの兄、と紹介されてたが蓋を開けると血の繋がりのない他人だった。でも戸籍上は兄妹なので公には結婚できない苦悩。瑞人お兄様との世界線は色々頭を抱えました(主に真島芳樹のことで)

空虚な明日

瑞人お兄様BAD。この世界線の斯波さんは百合子の心が手に入らないことに憤りを感じて無体なことをしてしまいます。冷たく当たられる、すれ違いの空虚な新婚生活。
でも斯波さんは百合子のことを愛しているから、この先もこの生活は続くんだろうな。あのとき瑞人お兄様を選んでいれば瑞人お兄様はもちろん、斯波さんをここまで追い詰めずに済んだのか。百合子が心ここに在らずな状態だから、いくらメンタル強しな斯波さんでも苛立ちを抑えられないようです。他キャラの派生における斯波に嫁ぐエンドで一番悲しいかもしれん……

真島芳樹

今回わたしが頭を抱えた原因であり、百合子に降りかかる不幸の元凶をもたらした男。
実は真島芳樹が、百合子の母とその兄の間に産まれた種違いの兄という…育ての親を百合子の父親に殺された復讐と、この呪われた血を根絶するために野宮家へ庭師として就職。
しかし百合子に一目で心を奪われてしまい、復讐の実行を少しずつ延期していきます。少しでも、百合子と長くいるために。そんなある日、復讐を実行する決定的出来事が。それは百合子の誕生日の夜会───愛する妹が、他の男に奪われてしまう日だと知ったから。
嫉妬なんだよね、他の男に嫁ぐ前に全てを壊してしまおうと思った真島の。うたプリSMS企画 リコリスの森で歌われている『誰かの手へと渡るくらいなら』思考じゃん……愛するが故に心中に至る思考が大好きなので蝶毒には性癖が散りばめられている…ウーッ楽しい!!
百合子から告白され、真島が衝動的に計画の中止を決めたことで両親健在のまま物語が進行するという、特別感溢れるルート……真島芳樹が蝶毒の“真”では…………因みに裏の顔は闇の阿片王で、主な拠点は上海です。


瑞人お兄様 最終章『夜色の髪』へ入る前のお話。
真島芳樹は攻略制限がかかってます。なので、どのルートのハッピーエンド前は真島芳樹への伏線を散りばめて終わるんですが、瑞人お兄様のルートが一番しんどかった…伏線の散りばめ方は金太郎飴な似たようなことを繰り返すのではなく、それぞれ違っているので飽きなく読めました(思い出す櫂宮学園)

百合子が真島の真実に近づいた頃、野宮家が火事に。気が動転してる百合子を介抱しているところに瑞人お兄様が慌てて飛んできて真島の正体を明かします。
瑞人に屋敷に火をつけたことを指摘され「やり残したことを成し遂げたんです」とあっけらかんに話す真島。真島は百合子と瑞人のことを血の繋がりのある兄妹だと思っているので、二人は近親相姦をしている“おぞましい関係”であり、汚らわしい真似、畜生にも劣る行為をしていると罵ります。
「信じられませんよ……兄妹同士で、汚らわしい!!」と言い放った真島の頬を叩き「何も知らないくせにっ!」と泣き出す百合子。止めたげて…百合子だって真島の出生を何も知らないくせに…そんなことしちゃうの………とわたしも泣いた。
そして実は血の繋がりがないことをカミングアウトし追い討ちをかける瑞人お兄様。まじで止めて欲しい。その告白きいた真島の「え……?」を聞いた?!????!??驚きようがさあ…もう…なんか……世の中の残酷さを浮き彫りにしたよね……

藤田「真島、お前いつ帰ってきたんだ?今日は遅くなると言っていなかったか」
真島「ええ……忘れ物があったので一度戻って来たのです。でも……もう、俺には必要のないものだったようですね」

真島の出生含めて呪われた家を葬ることは、百合子と瑞人に血の繋がりがない事実で、行う必要のなかったことになってしまった台詞…
結局のところ真島は瑞人に嫉妬していたんですよね。自分は百合子を庭師や実の兄という立場的に愛することができないのに、瑞人は同じ立場で愛することができているから。なのに、実は血の繋がりがなく戸籍以外は問題ないと知ってしまった。そりゃあ絶望しちゃうよ……蝶毒における真島と瑞人と百合子の実の関係性はえぐいとつくづく思います。

開花

瑞人お兄様BAD『秘密の共犯者』の後日弾。血湧き肉躍ったエンディング!めちゃくちゃ楽しかったあ…ヒロインが好きな男のためにとか何かしらの影響を受けて性格が変わり、ある意味“強い女”になるエンディングが大好きなので。OZMAFIA!!娼館エンドのフーカ様とか絶対階級学園の加地壱波 薔薇happyのネリ様とか!似たような展開の乙ゲーがあれば是非とも教えて下さい。
ほぼ内容語ったようなもんだけど、瑞人をこれ以上汚さないように百合子が身体を使って借財やらをどうにかしようとするお話。真島の膝に座って誘惑する百合子を見たときは楽しすぎる展開にどうにかなるかと思った、本当に。スチルがまた兄に甘える幼い妹の図だし会話の内容も幼い妹を甘やかす兄なのがアドレナリンがどぱどぱでてしまうポイントですよね。
瑞人の知らないところで斯波や秀雄、そして藤田たちや鏡子を手玉にとって、操り人形にしている百合子。真島から「すっかり、俺と同じところまで堕ちてしまいましたね」と言われたことに対し「全部、お兄様のためなのよ」「今度は私がお兄様を守る番なのよ。何をしてでも、お兄様を守りたいの」って…………実の兄である真島芳樹、大丈夫か????

百合子「お前が一体どういう目的でこの家を不幸に陥れているのか知らないわ。興味もない」

真島「いつか、無様に狂って野垂れ死ぬと約束してくれますか?」
百合子「もうとっくにおかしくなってるわ」
真島「俺はあなたとあのろくでなしの男が幸せになるのは、我慢ならないんだけど」
百合子「そんなのお前に関係ない」

百合子の真島への興味のなさと冷たさに何も言えなくなった。
そのあと一部始終を覗き見していた瑞人お兄様を交えて3P展開になるんですが、実の関係性と情事とが合わさってもう色々えぐい……この世界線の真島芳樹は百合子と瑞人は兄妹だと思い込んだまま失踪するし……色々やるせないと思うんですが強く生きてほしいです。

最終章『秘めた想い』&『世界を駆けて』&『波打ち際を歩きながら』

復讐が決行されなかった世界線。けれど、血の繋がりがあるから百合子の想いを受け入れられない。なによりこの血の呪いを断ち切るために潜伏しているのに、自身の両親と同じ道を選ぶことに躊躇を覚える真島。
一方で百合子は自分が世間知らずだからなんだと思い、真島に受け入れられたい一心で家出。身分を隠して偽名を名乗り、女給として住み込みで働きます。人生はじめてな仕事で失敗も多かった百合子ですが数ヶ月後にはすっかり板について店の看板娘のような存在に。
そんなある日、酔っ払いが来店し百合子の素性について絡んできます。両親が新聞に捜索願いを載せたことでウワサになっていました。酔っ払いからの絡みが強くなってきた時、助けてくれたのが扮装していた真島。もう潮時だと店を辞め真島に再び告白し、これまでの経緯や想いを話します。

ここで運命の分岐点!!!!!百合子には屋敷に戻ってくれと願うくせに自分は庭師を辞めるという真島芳樹。おい!!!!身を引こうとすな!!!!!!!ハッピーエンドに繋がる選択肢は「私も戻らない」です!!!!!!「連れて行って」の世界線の話はまた後ほど。
「私も戻らない」と伝え、百合子の健気さに真島はついに折れます。

真島「……理屈じゃないんです。……この体の内を流れる血潮が、あなたを恋しがっていた……そう説明するしかないくらい、本能的なものでした」

ふたりとも一目惚れ…運命じゃん……実は兄妹だけど………うう…………
はい。気持ちを確かめ合って両思いにはなりましたが、待ち受ける両親問題(特に父親)屋敷に戻って真島から百合子の関係を切り出すと同時に、百合子の父が真島の育ての親にしでかした出来事と真島が実は百合子の母親と兄の子供であることを匂わせ「この人と生きていきます。死ぬまで、永遠に」と言い残し屋敷を去ります。

─────それは、最高に幸福で、そしてとても重苦しい試練の始まりだったように思う。

駆け落ちしたことを後悔しつつも「俺自身が限界だったのだ」と結局は折れる真島。なによりも百合子を前にすると全てが吹き飛んじゃうんですよね。血の繋がりとか倫理的なことは真島の前では全然良い、一心に幸せになってくれ。

九州へ駆け落ちし一年の時が過ぎた頃、百合子は出張で来ていた秀雄と出会います。一目散に逃げるも「引ったくりだ!」と町の人を味方につけ、秀雄に捕まってしまう百合子。喫茶店で世間話をする流れとなり、今の野宮家や斯波の近況を聞きます。すると徐々に眠くなる百合子。秀雄自身も百合子がいなくなってから眠れない日々が続き、眠剤を服用していたそう。それを百合子の飲み物に混入させ、帝都に連れ戻す計画を実行します。
百合子が目覚めると帝都行きの列車の中。このままでは真島ともう二度と会えなくなるのではと心配していた所に突然列車が止まり真島の手で救出。百合子がベッドで寝ているような細工もして相変わらず抜かりない真島芳樹です。

あなたを失った人生など、もう考えられないんだ……あなたがいなくなったら、俺は生きる君を失ってしまう。
俺は、あの日に決めたんだ。あなたを守って、あなたと共に生きていくと。
悲しいことも、辛いことも、あなたの心に届く前に壊してやる。あなたを苦しませる全てのことから、あなたを遠ざける。
そう決めていたんです。姫様が、全てを投げ打って俺の胸に飛び込んできてくれた、あの日から。

百合子のことめちゃくちゃ好きじゃん…二人の行く道はどこも苦悩が付き纏うけれど、幸せに生きてほしい………なんかもうそれしか願えない。真島芳樹の幸せを探す旅に出たいくらい……

さてここから裏話である『波打ち際を歩きながら』のお話。真島が仕事中、百合子を見張ってた部下から攫われたと言う報告を受けます。冷静に指示を出すものの、何も考えることができず頭が混乱している真島。乱された頭が整理されると、百合子が攫われたことで安堵していたことに気づきます。もうこれで苦しまなくても済む。この血の呪いと己の罪に責め苛まれずに済む。解放された。これまでのことを考えながら、どうして百合子に兄妹であることを暴露しなかったのかと自分に問う真島。

(決まっている……俺自身が……むしろ、俺の方が……百合子を欲しがっていたからだ……!)

そう思いながらも、自由になったんだと一度帰宅する真島。そこで百合子の幻聴が聞こえるくらい、百合子のいないことが辛いことに気づいて泣き出します。解放されたいと思う一方で、それを凌駕するくらい百合子を求めている─────一年も一緒に過ごし、幸せを知り、体が百合子を覚えてしまった。もう離れることはできない。
形容し難い想いが胸に広がりますね。本当、元々ない語彙力が真島芳樹の前ではさらになくしてしまう。辛いけど一緒にいたい、難しい……

最終章『悪人』

運命の分岐点「連れて行って」を選んだ世界線。真島に上海へ連れて来られた百合子は真実を教えられ、真島の側で“妹”として日々を過ごすお話。
百合子は恋愛として好きだから連れて行ってと願ったのに、真島は家族としての愛しかくれない。これが正しい形だけれど、百合子にとっては残酷だなあと。けれど特定の女は作らず一夜限りの関係ばかりな真島をみて、唯一は自分だけだとある意味寄りどころを見つけいるよう。なにより真島の右腕として力をつけていった百合子さんの愛はすごい。幸せになってほしいね…

最終章『おかしなお姫様』

三郎に襲われ自己防衛で刺してしまい、結果的に殺人の罪を犯してしまった百合子。真島は共犯者として三郎を屋敷の庭に埋めます。百合子はいつかバレるのではと不安を抱く日々。情緒不安定になり、まともに物事が考えられなくなっていく百合子。真島の声に従っていれば、何とかなるのかもしれない。そうしている内に思考が低下した百合子は、売春宿に売られて“気違いの華族のお姫様”となっていました。

精神年齢が幼くなっている百合子と真島の会話!!!!!真島の問いかけが優しいことにゾクゾクする……演技うますぎでしょう…………癇癪起こす前のDV男(?)との会話みたいだけど。
真島は躊躇いがありながらも百合子との時間をいつも“買って”過ごしています。百合子を責め痛めながらも冗談だ、怒ってはいないと。俺は姫様が大好きですからね、と………百合子に「私も真島、好き……」と返されると泣きだしてしまう真島芳樹…………お前も情緒不安定じゃん………

真島は、自分は一人で、姫様も一人だと言う。だから、二人で一緒にいるのがいいんだと。二人でお金を稼いで、このお屋敷にずっといるのが、いちばんいいと。

百合子を汚して貶める前に心が先に壊れたことで、百合子はいつまでも綺麗なまま。そんな百合子に見つめられると自分という人間がどれだけ腐っているかを自覚させられ罪と向き合うことになるため辛いのに、なんだかんだ離れられない真島芳樹…かける言葉が見つからない……

真島「姫様、愛しています……」
その言葉を聞くために。その瞬間のために。百合子は、息をしている。今すぐにでも、舌を噛み切りたい衝動を、堪えている。

語彙力がなさすぎるんですが、精神年齢が落ち、失礼だけどあまり何も考えてないように思えていた百合子のことを改めて考えさせられる文章だなと。蝶毒ライター凄すぎて唸る。

最終章『上海愛玩人形』&『壺中天』

みんな大好き上海愛玩人形!!!!!!!

わたしも大好きなエンディング!!!!!
三郎が起こした自動車事故によって頭を打ち、失明して耳も聞こえなくなった世界線。その事実を知った真島は百合子を拐い上海へ連れて帰ります。

姫様……まさか、あなたをここへ連れ去ってしたうなんて、俺だって考えてみませんでしたよ……でも、あなたが目も見えず耳も聞こえなくなったと気づいたとき……俺は、絶望すると同時に、どうしようもなく嬉しかった……だって、あなたにはもう、俺が誰だかわからないんでしょう?それなら、俺があなたにどんなことをしたって、構わないはずだ。……姫様……俺はあなたに決してこんな風に触れられないと思っていた……けれど、あなたは目も耳もなくしてくれた……ねえ、俺のためなんでしょう?そうなんでしょう……?まるで俺に攫ってくれと言わんばかりじゃないですか……!俺に罪を犯せと言わんばかりに……!

だって!!欲しかったんですよ、あなたが!!初めて見たときから、ずっと!!

真島芳樹の本音を前に語彙力はなくなっているので感じてください。これが、真島芳樹という男です。

事故による怪我はまだ完治していないため、身の回りの世話は真島が直々に。五感のうち視覚と聴覚が欠けてしまった状態であるも、料理や服の感じでここは日本ではないということを察する百合子。意思疎通も上手くとれるようになってきた頃、百合子に名前を聞かれ上海での名前である「ルイ」と教えます。その後、真島が気を利かせ藤田が作ったホットチョコレートに似た飲み物を百合子に与えると「……帰りたい」と懐かしさに泣き出す百合子。その姿をみた真島は「俺はあなたを離しません……離してあげません……!」と泣いちゃうんですよね……ルイとしての真島が見せる弱さに心を打たれてしまう。ずっと一緒にいてあげて…百合子さん……



真島芳樹のエンディングはどれも考えさせられたり性癖突き刺してきたりと好きなものばかりなのでエンディングからが本番だなと思います。
そして数々のエンディングや後日弾をみてきて、真島芳樹の幸せを考えたとき『世界を駆けて』で百合子が攫われたことに対し安堵を覚えていた描写をみると、一番幸せなのは百合子が真島をルイとして認識している世界線だと思いました。上海まで百合子を連れ去ってきた時点で吹っ切れてたのが決め手なんですが。

物語の引き金は真島芳樹が嫉妬で野宮家をぶち壊すことからはじまるので、蝶毒を語る上で真島芳樹は外せない存在…てゆか真島芳樹がヤンデレ枠にいれられてたまとめ見かけたけど絶対違うと言い切ります。百合子を拗らせてるのかなと思っているけれどヤンデレの枠に納まる器じゃない。まあわたしがヤンデレの定義が未だに分かっていない面が大きいですが…


さて、毎年掲げて挫折していた“年間10本積みゲー消化”。良いのか悪いのか今年は現場がほぼないことで達成間近!
10本目は乙ゲーにおける信頼、cv立花慎之介のいるDYNAMIC CHORDに入社予定です。信頼と言いつつも攻略対象の乙ゲーをやるのは2年ぶりだけど(いろは編はノーカン)
KYOHSO終わったらこのままあっぽりまで駆け抜けたいけれど、青井有紀との闘いの末にョ…共々拗らせる未来しか見えてない怖い。
何はともあれ頑張ります。

斯波純一と向き合って

大正時代を生きたい─────

劇場版 はいからさんが通る前後編を観てから一層その気持ちが強くなった。しかしこれは乙ゲー世界においての話なので大正時代のゲームがしたい、の意訳である。
紅緒と少佐の運命力は強かった。本当に。感無量になったほど。なので、はいからさんが通るの話もしたいけど、少佐のトーンがジェネリック一ノ瀬トキヤで特攻されまくっていたに集約されてしまうような気がするのでここまでにしておきます。
一ノ瀬トキヤと宮野真守はそれぞれを“個”として追いかけているため混合話は苦手、と言いつつもシンクロ率が高すぎた。不可抗力だったと言い訳させてください。

さて本題。いま家にある未プレイの大正時代ゲーがPC版蝶毒とめいこい。めいこいはアニメ視聴済み。蝶毒は去年Vita版をプレイし、斯波純一の後悔エンドを数日引きずり、真島芳樹から宮瀬豪(スタマイ)を感じ取って情報提供を求めてた思い出がある。



現在進行形でも募集してるので、これまで知り合った男で心当たりがいれば教えてください。余談ですが身長179cmの男の情報は永遠に募集しています!

めいこいアニメはラストの展開が現代帰還エンドだったことに驚き、森鴎外を幸せにする使命を背負っている。しかし今回は蝶毒の大正時代を生きようと思います!何よりも斯波純一と向き合いたい─────その気持ちが強い。そうしてツインコンプまであと3人なのを待たずに蝶毒をインスコした。

どこがこうって上手く言えないんだけど、蝶毒ってはじまってすぐ「このゲームおもろ!」って“解る”文章じゃないですか。全然中だるみしないから時間も忘れて読めちゃうし、ボリューム自体そう多くはないのに内容がしっかりしているから満足度が高い。人を惹きつける文章だなあって思います。


蝶の毒、華の鎖

物語は主人公 野宮百合子の誕生日夜会からはじまる。豪勢な夜会をひらいているものの野宮家は実のところ借財まみれ。この夜会は借財も返済できるような百合子の婿候補を探すためのものでした。そんな夜会で百合子の父親が何者かに殺害される─────この事件は野宮家を取り巻く不幸の始まりに過ぎませんでした。

斯波純一

蝶毒における「お嬢さん」呼び枠かつ赤い薔薇の花束をプレゼントしてくる貿易商社『大道洋行』の社長!呼び方・金持ち・薔薇の三拍子が揃ってる!アリスシリーズのブラッド=デュプレやスタマイの桧山貴臣に続く、わたしの好きしか詰まっていない男なわけですよ。華アワセでいうなら桜花組の唐紅。
Vita版でバックボーンを知っているからこそ、突き刺さるものが多かった。そしてPC版は百合子の体臭(百合の香り)がちゃんと活かされてたのでプレイして大変よかったと満足度が高い。


さて、攻略キャラの中で唯一はじめましてなのが斯波純一という男。実ははじめましてじゃないくせに!!!好きな人の前ではかっこよくスマートでいたい、良くも悪くもプライドの高い男です。夜会に斯波さんは百合子の母親のの友人である鏡子のツテを使って参加します。出会って突然抱きしめられるという大正時代には破廉恥極まりない行為かつ言葉選びも乱暴なため第一印象は最悪。いやほんと華アワセの唐紅と同じスタートじゃん…

……俺が、助けてやるよ。俺が金を出してやる、と言ってるんだ。

約1年ぶりに浴びたこのセリフ。ハートの国でブラッド=デュプレが言ってくれた「人生の墓場に足を突っ込んでやると言ってるんだ!」並の告白に聞こえる。いや実際そうじゃん???百合子を自分の手で幸せにする─────そのためだけにここまで生きてきた斯波さんなので……一世一代の大告白だったな……
でも斯波との出会いは記憶の彼方な百合子なので、印象はいやしい成金と悪いまま。更に、女を金で買いたいなどと言って来て、強引に口づけまでしてくるような、野卑な男。自分は、あの男の自尊心を満たすためだけの存在でしかない。勘違いしてはいけない、と好意をぶつけられて嬉しいと思うこともあるけれど、なぜそんな自分に執着するのか分からず結局は子爵の地位が欲しいだけなのではという結論を出してしまう。出会いを素直に言っちゃえばいいのに…………(n時間ぶりn回目)

女慣れしてる斯波さんのアプローチ方法はお金にモノを言わせることが多すぎるのも問題だとは思うんだけど、百合子も百合子でプライドがあるのでお互い意地になって素直になれないんだなと思いました。
でも斯波さんにとって今の盾はお金で、最終目標は百合子を取り巻いてる不幸から救い自分の手で幸せにしたい。だから借財を片付ける名目も兼ねて結婚という流れはwin-winだと思っている。なにより昔、斯波が百合子に救われて真っ当な道を歩めた。些細なきっかけが大切な思い出となっている。けれど百合子を好きになった過去のことは言えないし、プライドがあるので今の自分を好きになってもらおうと必死。百合子の顔を見るだけでいつだって元気になれる斯波さんなのにね…仕事は忙しいのに、百合子のためならどこへでも飛んで行く斯波さん…健気すぎて泣けてきちゃう………


ある日、百合子に似合う真珠の首飾りをプレゼントしようとした斯波さん。こんな高価なものもらえない!と押し問答をしているうちに首飾りが千切れてしまった時は本当にわたしの心も千切れるかと思った。

斯波の腕は熱すぎる。嵐に巻き込まれてしまうように、息ができなくなる。高価なものを受け取って懐柔される女にだけはなりたくなかった。そんな女だと─────斯波に、思われたくなかった。

互いの意地っ張りが起こしてしまった案件な気がするけど、このことがあったから百合子は改めて斯波さんのことを考えるようになったから、今じゃいい思い出みたいですね(幻想夜話参照)


真珠の首飾りを千切ってしまったことを日々気にする百合子。そんな時、斯波家で催される百物語に、斯波ではなく名代が誘いにきます。忙しくても自分の足を運ぶ斯波がなぜ名代を寄越したのか気にする百合子。催しへ出向き斯波を見つけたと思ったら鏡子との自称挨拶な口吸いをみてひとり怒って踵を返しすなど、斯波さんのこと好きじゃん???という行動が多くみられるようになります。でもこの後、痺れを切らした斯波さんが百合子に手を出しちゃうのでまた二人の間は縺れるという…

しばらくして叔母から百合子に見合い話が。ヤケクソになってる百合子なので見合いを受けることになります。しかし見合い当日、場所は斯波ご用達とも言える帝國ホテルだからか斯波と出会ってしまうんですよね…運命かな???頭に血が上っているものの飄々とした様子で見合いの場に乱入する斯波。叔母や見合い相手がいる前で百合子との赤裸々な関係を喋りだすもんだから焦っちゃうよね。求婚されておいて見合いを受けてるとは…この見合いをぶち壊してやろうか、と思ったけど耐えた斯波さんはえらい!

最終章『優しい男』

今日も今日とて野宮家へ足を運ぶ斯波純一。しかしその日の斯波は疲労が溜まっていたのか、玄関先でふらついてしまいます。心配した百合子と藤田は暫く野宮家で休むように促し別室で休ませようとするも「……俺は、あなたと離れたくない」と言う希望から百合子の部屋で休むことになった斯波は、百合子から尋ねられ、そこではじめて過去の話を打ち明けます。


斯波は八王子の遊郭生まれ。母親は遊女であり、父親は不明。4歳のときに妓楼が火事になったことで孤児になって乞食同然の生活が始まります。

生きていくために何でもやった。騙して、盗んで、傷つけた。それが当たり前の世界で生きてきた………死ぬまでこの泥の中で生きるんたと思っていた。だがあなたが俺に希望をくれた。

百合子との出会いは箱根。生きるために盗みを働き、大人から追いかけられていたところを避暑地の別荘に来ていた百合子が無意識に匿った形になります。

「上手くできないと殴られる。飯もくれない。きちんとやれば飯も食える。たまに着物もくれる。」大人からそんな扱いを受けている斯波に対して真っ白なハンカチをあげた百合子。

可哀想に思っただけの行動に救われた。下らない、糞みたいだと思っていたこの世界に、あなたみたいな綺麗なものがあるってことを、はじめて知ったんだ。

この思い出は俺だけのものだ。泥に塗れた俺の人生で、あなただけが一点の輝きだった。自分もそこに行きたい、そしてあなたと再会したい。それだけが俺の原動力だったんだ。

最初にも書いているけど百合子に救われてたんですよね。泥の中から這い上がって、真っ当な道を歩もうと思えたほどに、斯波さんにとっては大切な出来事だった。

俺が死に物狂いで働いて来たのは、いずれあなたを自分の手で幸福にしたかったからだ。この世でいちばん綺麗な人に、この世で最上級の生活を送らせたかった。

あなたを妻にすることは俺の中で最も重要なことだった。あなた以外に生涯の伴侶はいないと思っていたからだ。


斯波と百合子は大恋愛!!!!!!


なんかも〜〜〜これに尽きる。たくさん遠回りをしてきた二人だけど、ようやく過去の話と本音も話せて蟠りも解けた!心通じ合っちゃったから婚前でもそりゃあ関係結んじゃいますわ!!極め付けが百合子の独白。

─────この人の側にいるために、私は生かされたんだ。
この男と、共に生きていくために、
この男と、共に幸せになるために─────

もう泣くしかない。百合子の想いもだけど、初夜からのプロポーズを受けて幸せそうにしてる斯波さんをみてヲタクは夜泣きした。二人で一緒に幸せになってね…

散る桜、満ちる月

世界線としては『優しい男』の後日弾。斯波家の庭で、真島を除く攻略キャラと鏡子が集まって花見をします。久しぶりにみんなに会えて嬉しくなってお酒が進むし、童心に帰った遊びの罰ゲームで一気飲みさせられるわで最終的に泥酔してしまった百合子が斯波に青姦されるお話。いや自宅の敷地内で人払いされているとは言えども外でってどうなのよ…と考えながら、うたの☆プリンスさまっ♪SSで一ノ瀬トキヤちゃんに押し倒されたことを思い出た。デビュー前とは言え、プロ意識の高い一ノ瀬トキヤが下手したらスキャンダルに繋がる行為をしたのは衝撃的だったな……………

情事に耽っていたらいつの間にか日は落ち、夜桜が月夜に照らされ昼間とはまた違った景色に。桜の未来にもたれて酔いの余韻を楽しんでいるところに、斯波がぽつりと語りだします。

あなたと……いつか、こんな風に二人で桜を眺めることを夢見ていた。
毎年、桜の花開く季節が巡ってくる度に、いつか必ず、この清廉な白い花を……まるであなたのようなこの桜を、あなたと共にみるのだと決意を新たにしたものだ。

も〜〜〜〜!!!!相変わらず健気だし、百合子も言ってたけど見た目に反してロマンチスト!!!!!!!!
次の夢は百合子との子供含めた3人で桜を見ることらしいので、ぜひ叶えて頂きたい。二人の幸せをずっと祈っています。


BAD ENDへと続く世界線

この世界線では百合子が見合いをし、相手との結婚を決めたことがBADへの引き金となります。
結婚を決めたことを聞きつけた斯波さんが「俺はどうなる?!」って怒鳴り込んでくるけど、前述した斯波の過去を考えると本当にその通りなんだよなあ…でもこの世界線の百合子は知らない……上手くいかない二人だと頭を抱える。
怒っている斯波が「俺をないがしろにしたことを、後悔させてあげますよ。飯田にも…あんた方にもね」と捨て台詞を吐いて屋敷をでていったあと、様々な不幸が百合子を襲います。まず最初に結婚相手である飯田家の経営が破綻し、倒産寸前。それにより借財を返せないため結婚は取り消し。そして借財がいつの間にか一人の債権者の手に握られ、それが悪質な高利貸しの手に渡り雪だるま式に借金が増えていく日々。極め付けは兄の失踪、そして死。

真島芳樹が手を加えてるところが多いけど、そんなことは知らない百合子。全部斯波のせいだと思っていたとある日に斯波が訪ねてきて再び求婚してくるわけです。
追い詰めたのは斯波のくせになに言ってんだ状態。そして家の不幸がはじまったのは全て斯波が現れてから、すべての元凶。この男が何もかもを奪ったのだ。とまで思ってしまう百合子。斯波さんが唯一攻略キャラではじめましてだったことが裏目にでてるなと思った。はじめましてじゃないけど!!!!(くどい)

百合子から「殺してやる」とまで言われた斯波さんだけど、見てる限りでは一向に感情の変化がないことがひっかかった。例え嫌いでも興味がないよりはマシだからか…?それともこの状況で救えるのが自分しかいないから勝ったも同然みたいなかんじなの?ここら辺の自身の心境整理が出来てないままBADの分岐点へ。

最終章『座敷牢の恋人』&『鬼火』

百合子が自殺をはかる世界線。兄の瑞人と同じ入水自殺を考え飛び込むものの、斯波が見張をつけていたために助けられ一命を取り留めます。軽い肺炎を起こして数日寝込んでいるうちに遺体の工作をされ世間的に死んだことにされてる百合子。そして意識が戻ったとき、飛び込んだ際に頭を打ち付けたことで失明してしまったことに気づきます。
そんな状況かつ地下の座敷牢に閉じ込められてるとか鳥籠の中の鳥じゃん…ブラッド=デュプレ然り、わたしの好きになる男は一定数軟禁や監禁が好きみたい。

あなたは俺を拒絶し、憎み、挙げ句死のうとした…そして、今やあなたは俺のものだ……視力を失い、生きている証さえ失って……まるで、全てが俺を獣になれと促しているように思える……

目の見えない百合子の世話は全て斯波が。綺麗な着物を着せたり見様見真似で化粧を施したりとお人形遊びじゃん!胸に鈴付けた性癖は理解できなかったけど。そして日々情事に耽り、百合子に快楽を覚えさせます。
百合子としては殺したいほど憎いのに現状の快楽地獄から抜け出せずにいる。そして憎い男との間に授かった命に対して愛着が生まれている。歪んだ形で斯波への情を持ってしまったところで終わります。

後日弾の『鬼火』は斯波sideなので、妊娠のことを知らないから縄で縛ったまま放置プレイをしたりと身体に負荷をかけ過ぎでは?と百合子の心配をした。
死にたかったのに生きながらえてる現状、世間的には死人扱い、快楽地獄へと墜とされたことで百合子の心は壊れてしまったかと思っていた斯波。今日もまともな返事はないと思いつつ桜が見頃だと話をすると、百合子は珍しく反応を示します。そのことに嬉しさを感じ、「真夜中になったら、こっそり庭に出してやろう」と約束をするんですよね。この世界線でも桜を一緒に見るという夢が叶うのか、と思いながら。
そして真夜中。桜を前に母親の思い出話を話す百合子をみて(彼女は、戻ったのか。以前の彼女が、帰ってきたのか。)と嬉しくなる斯波。そんな斯波に対し、「もう、十分でしょう。私を……ここで、殺してはくれないかしら」「もう十分私を犯したでしょう。もうそろそろ、解放してはくれないかしら」と衝撃的な要求をします。
こんな形だけど、斯波は百合子を手に入れた。心が壊れてしまったようでも、この現状に満足していた。そんな時に「殺してくれ」など。生きる希望であった百合子にそんな言葉を言われるなんて、斯波にとっては残酷ですよね。
でも百合子にとってこの状況は生き地獄。お腹に新たな命が宿っていると知った上でも、殺して欲しいと。その事実に対し斯波は(恐らく俺の子を妊ったことが、耐え切れぬ事実だったから─────)と思うけど、百合子sideとしてはそこまで思ってはないと思いたい。わたしはただ斯波さんと幸せになりたいだけなのにな…と相変わらずのすれ違いっぷりに悲しくなった。
妊娠したことで、子供ごと囲って更に逃げられないようにできると歪みを増す斯波。この世界線における二人の行き着く先は、やはりBAD ENDなのかな…

最終章『後悔』

畜生道に堕ちてやると復讐を誓った世界線。これが去年、わたしが拗らせたエンディングです。希望を失った百合子は復讐する怒りを糧に生き延びる道を見出し、斯波の申し出を受けて結婚します。

自分の妻となった百合子に斯波は人が変わったように優しく接した

これ第三者目線??!?もし百合子sideだったのなら、こんな風に見えてるんだと悲しくなった。本当は優しい人なのに…プライドが高く意地を張っていたのが裏目にですぎてたし、不幸が重なりすぎた。ある意味、憑いてるのか?

復讐を誓った翌日、百合子は真島に相談し小瓶をもらいます。真島との会話で、これまでの不幸は斯波からもたらされたものみたく語っているけど、全ての元凶は真島なのに勘違いしてる百合子をどう思ってるのかな…と思考が飛んだ。
その小瓶の中には、長期的に摂取すると病を発症させる液体が入っています。百合子は毎晩お酒に混ぜて呑ませるんですよね。そして斯波は百合子が何かを混ぜていると知っていながら晩酌する……

そして半年後に斯波は末期の膵臓癌になっていました。膵臓癌は早期発見が難しいのもあって生存率が低いから蝶毒のライター……と頭抱えた。
今際の際で斯波は百合子に「幸せだった…ありがとう…」と何度も言い、息を引き取りました。
斯波への復讐が成功した百合子に残ったのは、ただの空白。喜びも悲しみも、消え失せていました。そんなある日、夫婦の部屋で斯波の日記を見つけます。そこで全てを知るんですよね……斯波の過去や百合子と会っていたときの心境を。
このエンディングは本当に後悔がすごい。たった半年の夫婦生活…わたしが斯波さんの幸せを断ち切ってしまった…死んでお詫びを……と何度みても泣いてしまう。後悔先に立たずってこのことなのかなって思います。


尾崎秀夫

陸軍所属の百合子の幼馴染み。昔から好意を抱いていたものの、親同士の関係が悪くなったことに比例して疎遠に。真面目で潔癖な性格のため瑞人のような女たらしを不潔と思っている節もあり。眼鏡かけて方が個人的には好きな顔です(眼鏡属性はcv遊佐系の色気あるキャラにしかハマらないのもあるかも)

最終章『うそつき』&『くるくる、くるくる』

「他に男がいようと構わんさ。あなたが俺の妻になってくれれば」
百合子を妻にできるなら、他に恋人がいても構わない。

なんとも言えない心境になるので、本当にそれでいいの?!???と、斯波さんに問いただしたくなるセリフですね!!(キレ気味)
両思いだけど秀雄とは結ばれることなく百合子は斯波と、秀雄は許婚の女性と結婚する。互いに家庭を持ってるので不倫関係の世界線です。
斯波さんは百合子が自分の妻である限り、秀雄は単なる間男であると一笑に付してるそう。ま〜〜た意地を張ってない?!??素直になりなよ…あなた所有欲も独占欲も強いじゃん…
それを表しているのが百合子が秀雄と帝國ホテルで逢瀬を交わした後は必ず執拗に抱くという一文。心は手に入れられなくても身体は─────という執着ですかね。既に子供がいるし。斯波さんはもうその事実で勝ち組なのかも。
百合子としても秀雄のことは好きだけれど、斯波と子供も大事と双方にいい顔をしてどっち付かずだし。
後日弾の『くるくる、くるくる』まで読んだら、この男(斯波)めちゃくちゃメンタル強いな!と思った。とりあえずラストの秀雄が百合子との不倫関係をみんなの前でバラした展開には肝が冷えた。考えるだけで後が怖い……


藤田均

野宮家に長年勤めるハーフの家令。百合子とはひと回り以上、歳が離れてるのかな?エンディングによってはM全開になるので、読めはするけど母乳やお尻叩くプレイなど個人的に刺さらない性癖話だったなあと…百合子のドSっぷりも見ててあまり好きでなかったのもあるかも(蔑ろにされてる藤田が可哀想だと思ったので)

最終章『永遠の下僕』&『うわさ』

こちらも斯波と結婚している世界線。百合子は斯波家に藤田を連れてきて愛人関係です。藤田の下僕っぷりと百合子の女王様っぷりがすごい。
しかし斯波純一では満足できない躰…そりゃあ日本人と西洋人じゃあさあ……でもさあ……はあ……(気落ち)と斯波さん寄りなので悲しい気持ちになることもありました。

後日弾の『うわさ』は藤田sideなので、百合子の気持ちが全くわからん!と暴れた。個人的に百合子から空気扱いな藤田がただひたすらに可哀想だった…斯波さんは鏡子とタッグを組んで藤田を鏡子のものへ転職させようとしてたし…
でも最後には藤田と百合子の間にあった蟠りは解決(?)したし、なんだかんだ元気に斯波さんが百合子を愛してるのならわたしはそれでいいやと結構投げやりな気持ちで終わった。

「……それでこそ、自分のものにしたときに、満足が得られるというものです」

感想とっ散らかしてたから、この斯波さんのセリフがどこにでてきたか思い出せん。位置としてはここだったので『うわさ』のところだったのかな?
とりあえず、思わず一ノ瀬トキヤ『Be the light!』の「手に入れたいものこそ 難しいほど 燃えるでしょう?ドキドキ funny fan!」を思い出したことを伝えたかっただけです。百合子への執着っぷりがすごい斯波純一が好きだよ!


今回改めてプレイし「蝶の毒、華の鎖」は不朽の名作だということを身を持って体感した。全人類にやって欲しいけどPC版は発禁ゲーで個人的に万人へは勧めにくい。ので、移植やって気になった上で購入大丈夫であればPC版をやってFDである幻想夜話まで駆け抜けて!と勧めていこうと思いました。
余談で、斯波さんから「結婚詐欺だ!」って言われるのは移植だけ!!!!

さて、斯波純一と向き合うつもりではじめたPC版蝶毒だったし長々と斯波純一の関わる世界線の話をしてきたけど、幻想夜話までやったら真島芳樹を拗らせた結果で終わりました。
久しぶりに血湧き肉躍った。本当に楽しかった……そんな真島芳樹についてはまた別でまとめたいと思います。

“金木犀の君”として生きて

2020年5月11日、桧山貴臣本編完結の予告が公式からツイートされた。前回更新分の内容が衝撃的だった故にトレンド入りしたが今回もトレンドに「桧山さん」のワードが入っていた。それくらい結末が注目を浴びているんだと認識できる。

桧山貴臣にまつわるストーリーの端々から感じるおとぎ話のお姫様に憧れる描写。わたし自身、憧れは未だにあるからか突き刺さる突き刺さる。そして桧山貴臣は王子様であって魔法使いでもあるから本当に好みを押さえられている(詳しくはイベスト読んだりキズナストのタイトルから感じてください)


因みにこの記事を書いている私。スタマイをやろうと思ったきっかけは2017年の今大路峻誕生日ログストをみせられ恋愛ができるとわかったからという生粋の夢女。最近はもう恋愛ができないゲームは結局フェードアウトしてしまうという傾向をつかめたから新規参入はやめている。日課のシャニライとスタマイで手一杯なところもあるけれど。
お金持ちで薔薇と紅茶が似合って「お嬢さん」呼びしてくる男に堕ちやすい傾向があるので桧山貴臣に狙いを定めリセマラしてはじめたのが2017年11月18日。貴臣さんの誕生日までにリセマラ終わって本当によかった。それから月日は流れスタマイ2年生になったけど変わらず無理ない範囲でマイペースに追ってます。


閑話休題。本編は2日後の13日18時に12,13話まとめて更新するらしい。嘘でしょ、早くないか?本編はだいたいステージ130〜140くらいなのでもう少し先だと思ってたら2日後。リアタイで本編追うのははじめてだったから普通のことだったっぽい。
前回更新分を読んでダメージを受けたのは3月21日だけどリアルタイム更新は3月11日なので2ヶ月前の出来事だったの?信じられん。
生きる糧であったトキヤちゃんとの逢瀬(プリライ7th)がなくなってしまったのでここぞとばかりに本編を読み進めた気がする。沈む時は底まで沈みたい派なので定期的にこういうことをやっちゃう。メンタル底の中まとめた心境は下記をご覧ください。


伏せったーにも書いたけど、いまの心境は桧山貴臣の金木犀の君でいられる自信がない。桧山貴臣と心から、誰からみても幸せになっている未来が見えていない。泉玲は桧山貴臣と幸せになれるだろうけれど、わたしは夢を見続けられず振り落とされるかもしれない。そういう恐怖がある。過去に一度、夢をみたのに好きな男と未来がみえなくなったことがある経験があるから尚更だ。


ここからはある意味トラウマになっている未来がみえなくなった話。別ゲームの話になるので読み飛ばしても支障はありません。
アウトオブ眼中だったはずが攻略したら付き合っている確信を持ったにも関わらず、最後には一緒に幸せになる未来がみえなくなった男─────オトメイトから発売されているAMNESIAのケントさんだ。
夢堕ちしたのも想定外だったのに夢みれなくなるっていうのも想定外すぎて数週間は引きずってた。同じ経験のある夢女子さんがいらっしゃったら是非わたしとお酒を酌み交わしましょう。そしてケントさんの彼女さんがもしこの記事をみていらっしゃり、ご不快でなければお話をさせて頂きたいとずっと思ってます。因みにAMNESIAの本命は、お察しの通りイッキさんです。

石田彰の声帯に弱いところがあるのでケントさんの本心と声帯の相乗効果から夢堕ちしてしまったのだと思ってる。だから何事も油断してはならないと感じた。確実にイッキさん堕ちだと思ってたのに思わぬところに堕ちちゃったなあ〜と思いながら進めてたら主人公ちゃんが記憶を取り戻しオリオンが追い出されたと同時にわたしも一緒に追い出された。

─────そう、主人公が“自我”を持ったのである。

AMNESIAは8月1日に妖精であるオリオンと意識がぶつかったことでオリオンが主人公の中に入ってしまい、それがきっかけで記憶が抜け落ち記憶喪失の状態から物語がはじまる。なので主人公の語りはオリオンが代弁していることが多く、主人公の“個”しての要素は弱い。これをわたしは『オリオンwithわたし』と読んでいる。プラス要素として主人公にはデフォ名もないのでプレイヤー自身で決めなければいけない。それをAMNESIAの売りとしてオトメイトは発売したのだと思うが、わたしには裏目に出過ぎた。
いつもは主人公と魂を重ねて物語を歩むスタンド型自己投影夢女であるにも関わらず自我を持った主人公には魂を重ねられない。増してケントさんが好きを募られてくれたわたしは確実にオリオンwithわたしだけど、結局は主人公のことが好きなんだなって思う描写が多すぎた。わたし以外わたしじゃないって某アーティストも歌ってるじゃん?そう言うことなんだと思う。
極め付けはFDの主人公の肩に頭を傾けているスチル。ケントさんのこんな表情はじめてみた…と衝撃が走ったあたりから、あんなに見えていた未来が見えなくなった。妻としての自覚まで持ったのにこんな結末────悲しかった。これが他のキャラでも同様かと思いきや、オリオンと一緒に追い出されたのはクローバーの世界のみだったからケントさん限定なんだろう。
なんだかんだ2年前の出来事でこの感情は消化済みだから、ケントさんは好きな人と末長く幸せになって欲しいと思います。


そんなことがありまして、スタマイはじめた当初から桧山貴臣の金木犀の君として歩んできたわたしが崩れそうになっている。とても怖い。他にも今大路峻夢寄りの峻玲に由井玲は必然。恋に気づいてあげたい京介など推しや推しカプはいるけれど、大本命は桧山貴臣なので地盤が崩れたらスタマイを続けていけるのかが不安。追いたいのに運営や自身の心境で追えなくなるのが一番つらいことだなって思っているので。


5月13日を迎えるのが怖いけれど、ハッピーエンド確約のスタマイくんなので金木犀の君として貴臣さんとの結末を歩もうと思います。

どうか、振り落とされませんように。




※5月13日追記

結論としては貴臣さんを好きなままでいられた。泉玲と一緒にべしょべしょに泣きました。ただ困ったことに「よかった」という簡単な感想すら自己の中にないということ。ありのままの事実を受け止めた、そんな感じ。いつもなら「桧山貴臣と幸せになった」など戯言をはけるのに本当に何も言うことがない、感無量とすら。この状況に自分自信も驚いてるのでside 桧山貴臣が配信される前に感想を言えるようになりたいものです。

残るRevelは配信中の神楽亜紀と未配信な大谷羽鳥!大谷羽鳥がRevelのトリなことにスタマイくんへの信頼度が増している。世間はまだ大谷羽鳥の魅力に気づいてない人が多いとレートを少し学んだ限りでも思っているので。

これからも貴臣さんのお嬢さん、そして金木犀の君として歩み続けたいと思います。