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世界で一番王子様

はじめに

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乙ゲー中心のお気持ち8割な感想ブログ
生粋の夢女なため、夢思考多めな記事もあり
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オトメの兵法

数年前に3人のフォロワーがこぞって恋戦記くんの話をしてくれたので、これはプレイせねばならんと買って積んでました。やるやる詐欺してすみません。
ところで恋戦記くん、いろんなハードに移植されてるけど元々は2010年産らしい。14年前?!?こわ…でもうたプリくんと同期って考えると年数に驚かないから不思議。
前提として、漢字や登場人物の多いものは頭が受け付けないのでこういった歴史物さっぱりだし、歴史を学ぶより乙女ゲームをやるを優先してるので十分に理解してないまま進めてます。
花ちゃんとは魂を重ねられてないんですが、進めてると結構思い込みが激しいというか、思い込もうとする描写が多いなあって。くどく感じちゃってるので鈍い性格してるほうが良いかも。
あとはいつも気になっちゃう派なんだけど、本を使って兵法を伝えるのが歴史改変にあたるのではと思いつつ、本当の歴史に明るくないのでそんな気にせず進められました。
他サイト様で拝見したオススメ攻略順に感想です。

玄徳

ハッピーエンドへ進んでるはずなのに、他との同盟のためにわたし以外の女と婚姻結んじゃってびっくりした。一夫多妻とはわたしの価値観とは合わないようですね……(早まるな)
それ以降、距離を置き出す二人。歓迎の席でばったり出会い「仕事以外でこうして嫁入り前の娘が男の人と二人っきりになるのは良くないんですよね」と話しのネタとして出したら「……妻にすればいいのか?」って言い放つもんだから、花ちゃんシンクロして聞き返しちゃった。そしたらまた「妻にすれば、お前は──」ってテキスト上では言葉が切れてるけど、音声では「俺のものになるのか?」ってはいってて!そういうの好き!!でも急になに?!?恋人通り越して妻だったからびっくりした。
玄徳はヒロインのこと好きだから元の世界に帰ってほしくないし、言動から大事にしてくれてるのはわかっているので早くくっついてほしい。

やっば!玄徳の前で裏切った尚香(妻)に人質として取られどうしよ〜ってなってたけど、本があるから現代に戻れば人質万事解決!って思考に至るが全力で玄徳に止められるのやっば!!!「開くな、花。俺のことを少しでも思ってくれるなら」ってなに?!????え、楽しいじゃん!!!この楽しさ既視感ある〜〜〜!!!!個人的既視感はハートの国のアリスなんですけど。EDでクソ重感情をぶつけられるかんじ??普段とは異なる脳汁がでている。
「どうすればいい?」ってなに?わたしもどうすればいいか分からない。なんだこの男、人望厚く温厚なのに恋愛ごとになると良い意味で掻き乱してくるじゃん。うまく言語化できなさすぎるので、みなさんも玄徳ルートやってください(放り投げた)

子龍

いつぶりのcv石田彰でしょう…。パッと思い浮かぶのは声変わり前のアリスシリーズだけれど。
テキストの途中からED演出はいるなんて、玄徳とは入りが違うからびっくりした。うたプリのEDみたいに音楽とセットにするからか?と思ったけどエンドロール間に流れる彼サイドの長さでアレンジされてるっぽい。

あからさまに孔明煽ってるし、それに嫉妬してる子龍くんおきゃわじゃん。
EDで「どうか私と、結婚してください」やっぱりこの世界は付き合うを通り越して結婚に持って行くのね?!??「生涯を共にしたいと思えて、命を賭けられる女性を見つけられたのなら、年齢など関係ありません」なんて言われたらこれは結婚するしかない。と思ってたのに「たとえあなたが同じ気持ちでなかったとしても、私の気持ちは変わりません」メンタル強いのか弱いのか分からんね?!?
くそ真面目な子龍くんは“一生そばにいて守る!”の気持ちだけど、花ちゃんはまだそこまで追いついてない軽さを感じていて、玄徳でもちょっと思ったけど愛が重いな…と楽しくなって笑った。

翼徳

cv保志総一朗こそいつぶり?!クロアリのピアスの記憶しかないので、本当10年ぶり…以上かもしれない(多分)ピアスに引き続きなのでこういう肉体派というか、頭脳派にはなれないキャラ多いなという印象しかない。
酔ってる時と頭に血が上った時のギャップ!加減が効かなくて何しでかすか分からないの怖すぎない…?無害そうな顔してて裏の顔?持ってるの純粋に怖いんですが、、、花ちゃんにこの男はやめておきなって止めてる。
なんだか…ほのぼの?でハッピーエンド迎えましたが…わたしは裏の性格が怖すぎて添い遂げられません。友に話したら中の人の酒癖の悪さがアテレコされてるとも聞き…いやそれにしてもこの酒癖はやばいでしょ。
翼徳はBADエンドなくて驚いた。表の性格的な関係でハッピーエンドのみ?(伝われ)

公瑾

なにをしても消えない公瑾の死亡フラグ。公瑾も花ちゃんに好意抱いてるんだろうけど、無自覚なのか突き放されちゃってびっくり。自室に招いてお茶出してくれたし、琵琶の弦を調律しながら玄徳が慕われてる話されてベタに取り乱してたじゃん!
しかし偽尚香さんと玄徳の結婚話って、尚香自身は知らなかったのね。
「まあ、あなたが帰りたいというのであれば、引き止める理由など、どこにもありませんけど」ってツンを発揮したと思えば、そのまま受け取った花ちゃんがもう行くと伝えると待てと引き止め面白さしかない。それに対して(どうしたんだろう……。なんか、公瑾さんの様子がおかしい……?)にまとめられたのも面白いすぎて。最終的には「あなたは私が好きなのではなかったのですか?」ってこっちに言わせようとするーーー!!!プライド高男おもろい。
………えっ?やばいこれどこの一ノ瀬トキヤ?気づいてしまったときにはもう遅く、敬語とツンデレ具合が本当に一ノ瀬トキヤすぎて。花ちゃんといちゃついてるのを揶揄われて狼狽える姿も一ノ瀬トキヤじゃん(そろそろ黙ります)

早安

偽尚香、岸尾だいすけだったのかーーー!!!!そして隠しキャラ√が存在していたとは…。
(私がここに来た本当の意味は、本には書いてないところにあったんだ。きっと私は、このあたたかさと出会うために──早安と出会うために、ここに来たんだ)と隠しキャラや特殊√ならではの特別感を感じている花ちゃん…ごめん、わたしには感じられてない……でもこの国で居場所がないもの同士、惹かれあってはいたのかな。ヒロイン自ら動かなければ存在しない√になっているのは全乙ゲー共通だなと思いました。

玄徳BADの『届かなかった言葉』のタイトルみて百瀬つむぎ『受け止められなかった思い』を思い出してたけど、早安BADの『救えなかった心』も同等だわ…。

文若

全然関わっていないので気難しそうなひとという印象ではじめます。てゆかいくつ?!?とっつきにくいので花ちゃんと恋が生まれる予感が全然しない。しかし自殺する運命かあ…自分を追い詰めちゃうひとなんだろうな。でも毒を選ぶのは予想外でした。
「私の思いなど、私以外の誰にも分かるわけがない」わあ!最近よく聞くし、わたしもそれには同意します。

仲謀

好きな人には申し訳ないんですけれど生意気な俺様…苦手でして。漫画やアニメで出会うなら大丈夫なんだけど、こう…夢女としてみたとき恋愛対象にはなりにくい性格をされているので…。
しかし典型的な好きな子に誤解されやすいタイプというか、優しくできないけど側から見るとめちゃくちゃ好きじゃん!ヒロインが気付かぬ内に囲ってるってのは好きですよ。一種のツンデレ?早くくっつけよ〜〜と、両片思いがすぎるカップリング。
「知るか!しょうがないだろ。気になりだしたら、気になってしょうがないんだよ」ってかわいいじゃん。
しかし素人に向かって急に剣舞とか酷すぎる…花ちゃんもよく付き合って舞ったよ…わたしなら投げ出しちゃう。
「俺の選んだ女だ!」って言われましたが、わたしからしてもお前を選んでルート入ったんですが?!??とダメだな性格不一致だからキレ散らかす。

尚香ちゃん武芸の才能壊滅的だったギャップ可愛い。あと尚香ちゃん軟禁から解放されて、予定通り玄徳との婚儀を進めるって、うう…。好きな人との結婚じゃないことは悲しいが玄徳ならきっと大切にしてくれるという思いもあるので幸せになっておくれ。と思ってたら花ちゃんも似たようなこと伝えてくれた。全世界共通(?)

孟徳

この男、掴みどころがない。花ちゃんに好意を向けてはいるが、敵側の人間には変わりないから心から信用はしていないだろうし。でもそばにいて欲しい、君が好きだからとか露骨に特攻してきて真意が見えない。疑心暗鬼案件です!
えっ?痴話喧嘩?女の機嫌取り?まじでわたしのこと好きなん?!??急すぎてなにかした?!??ってなってる。ガチで好かれてるっぽくて疑心暗鬼になってる花ちゃんとのシンクロ率が高い。
宴会でのやり取り。この、この、この男〜〜〜〜!!!!!わたしのことが好きなんだと思うとこの男〜〜〜〜!!!って照れだし耐えられなくなる。やめてくれ。
え〜〜〜〜、地位も金も人脈も顔の良さもある男がわたしの前で疲れている・弱っているところを見せるってめちゃくちゃいいじゃん。っていつも孟徳が好意を伝えてくれるお返しとばかりに好きだと伝えたらめちゃくちゃ喜んでくれてなんだこの気持ちは。この男、侮れん。

火事で本が燃え現代へ帰る道が絶たれる。こんな展開初めてすぎて。呆然としているところに「俺が君を守るから。君は何も心配しなくていい」「もう何も考えなくても、俺に任せていればいいから……」何も…??違和感。この気に及んでプロポーズ。うーん、不審。

「帰れないようになればいいなあって。俺が、ずっと、そんなことを考えてたのも知らなかったんだよね、君は……。」
「ずっと囲いの中にいたことに気づかなかったんだよね。気づかないままでいてくれたら良かったのに……」

も、孟徳……お前…………言語化できない感情が渦巻きすぎるシナリオ。
いや〜〜〜、いまだに孟徳が花ちゃんをなぜこんなに好きなのかわかってないんですが、これを弾丸飛び交う赤の世界(ワンダーワールド)に落とし込むとここまで執着しているのに納得してしまうんですよね。この世界にはない特別に惹かれるという、それです。

「地位も金もある男に下手に出られて、優しくされて甘やかされて、いい気にならない女の子なんていない。好かれるのは気分がいいから。」おい、孟徳ルートやり出して調子に乗ってるわたしのことか。
「花ちゃんの『好き』はそういう風に扱われるのが『好き』なだけだよ」にガツンときた。そう…好意をみせてくる男に特攻されるのって結局これなんだよな……………………今までを振り返って頭抱えてる。

「いつかすべての役目を終えたとき、ただ君と静かに眠りたい」って2人が死を分つともってことですか?

『幸せのかたちのひとつ』END、本妻にはなれず妾のひとりってしんどくない?わたしの想像だけれど孟徳自身も花ちゃんをほかの女とは違う唯一無二の特別だと思っていただろうに、あの選択で他の女と同じ扱いに……。結局はその辺の女と同じだったんだって孟徳自身も落胆しているところありそう。BADかメリバです!!!

鳥籠ENDは蝶毒の斯波さんを思い出してしまったよ。

雲長(cv櫻井孝宏

現代なのに櫻井孝宏の声聞こえた気がしたしメガネ拾ったしいつもと演出違いますがどうした?メガネ渡しても驚かないなと思ったらお前も現代からやってきてたんかーい!その展開は想像してなかった。
最後には同級生におさまるって…あちらの世界で4度目の生を歩んでいる月日の差はないってこと?わからん。

孔明の消滅…駒として動く花ちゃん…失敗は別の形で繰り返すんだなと悲しくなった。

ノーマルエンド

孔明が正史とは聞いていたが、はじめから花ちゃんを知っていて居場所を与えてくれた男だったとは。この男がいなかったら三国恋戦記は始まってないじゃん!ノーマルでこれなんだから恋愛どうなるわけ?

「ボクが君を助けたのは、君に助けられたからだ。君が始まりだよ」ううう…なんか涙腺をつく…“始まりをくれた君に”じゃん…孔明ありがとう……。

孔明

さあやってきましたよ最後の男!所々含みのある言い方が気になるけど、孔明曰くこの出会いは運命らしい。しかし本が使えなくなるとはこれまた新しい展開…と思ってたら孔明直々に道を示してくれるの?!
そして自ら過去に飛ばされたとき出会った亮だと明かすパターン。まあ花ちゃんにぶにぶなのでね…。しかしなんだこの男。勝手に人の膝を膝枕にしやがって馴れ馴れしい。JKだから生足なんだぞ遠慮しろ!
ところで序盤にもありましたが孔明自身が花ちゃんに運命を感じている…どんな形でもきっと出会うと………わたしの運命見極めセンサーが働いてしまいますね。

EDでは師匠の手で色が変わった本を開かれ、光にさらされる(現代帰還フラグ)なんてあり?!「───、どうして。どうして、帰らなかったの」という孔明の振り向き加減と表情yaba 。なんとも言えない言葉がスチルに詰まってる。
「君がよかった。君だけしかいらなかった。ずっと前からこの世界にいない君のことだけを……」って……。こんなに孔明想ってくれてるし、一度は現代へ返そうと動いてくれてたのを花ちゃんの意志で留まりハッピーエンド。わたしの癖(ヘキ)な運命かなんてこの2人の前ではどうでも良い。ありがとうございました。


昔ながらの共通ルートからの個別派生なので1周すればサクサク進められました。一番楽しかったのはやはり公瑾かな。どこぞの一ノ瀬トキヤ抜きにして、ツンデレ具合がおもしれ〜男って楽しんでた(そっち)
そして孟徳な〜〜〜。この男は花ちゃんのどこに、なにがきっかけで惹かれたのか分からないままどんどんベクトルが大きくなっていったので逆に刺さってないんですが、色々と勉強にはなりました。特効されてるし好きなのは好きだけどなんで、こんなに重い感情を抱かれてるのかが疑問で怖いんですよね。誰かここです!ってプレゼンしてください。

1926年を駆け抜けて


乙女ゲームでしか得られない糖分を得たいのに物語が進むにつれシリアス著明に耐えられず距離を置くを繰り返した結果、コンプまで1年近くかかりました。プレイ時間は多く見積もって34時間くらいだったので前作と同等のボリュームかな。相変わらず性癖ついてくれて最高なのに胸糞も悪すぎて。個人的に乙ゲー史上最高の胸糞でしたね。
 

オルロック&ギルバート

一心不乱に進めてたのかこの二人はほとんど感想を残してなかった、申し訳ない。自分でもどうしてだかわからないけど許して。
個別ルート選択すると動画からはじまったので凝ってるな〜!とワクワクした。
オルロックのBADでしか得られない栄養があるのは1926年も健在で、心中ENDとても美しかったです。焼け落ちる教会の中に留まり、瀕死のオルロックを抱きしめてお互いの気持ちを確かめ合う。死が迫っているにも関わらず“どうか──どうかこの時間が永遠に続くようにと、私は心の中で強く、強く祈るのだった。”という最期のモノローグがめ〜〜〜ちゃくちゃ良かった。

前作からギルバートには弱いので特効されて楽しかったです!相変わらずのカリスマ性!求心力!!肌色多めでびっくりしたんだけど、一緒にお風呂はいってるスチルD区分はオッケーなのね?!???恥ずかしがるリリィ可愛すぎだし、ギルバートもかっこよすぎなんだが。
BADではリリアーナが記憶喪失になってしまい、献身的にお見舞いに通うギルバート。記憶を失う前のようにとはいかないだろうけど、再びふたりが結ばれることを強く祈りました。

ニコラ

ニコラ・フランチェスカ…!思わず口に出したくなる名前のひとり。序盤から特攻がすごい。cv木村良平の攻撃力よ…。心してかかってる。「【僕の】だからね。」って独占欲だしてくるの好き。あと「どうか、僕と一緒に罪を背負ってほしい。」ってプロポーズの言葉良すぎて頭抱えた。

遺跡を燃やたことでブルローネという土地に縛られる必要がなくなったファルツォーネ・ファミリー。そのきっかけを作り、ブルローネから離れても良いという選択肢を与えてくれたニコラに心から感謝を述べるダンテ。その言葉に対し「……良かった。小さな僕がずっと願ってきたことが──無駄じゃなかったんだな、って思って。」の返しよ!!!!ダンテ強火という、ニコラの推し活が大成功したんだなと涙を流しました。ニコラがダンテに抱く想いがやはり理解できなかったので、ニコラ好きなフォロワーに話を聞いたら“推し活”って言ってたのすごくしっくり来て。それからずっと使ってます、ありがとう。

TRUEの最後の締めくくりが本当に好きで。本家筋ではない墓守の一族の血縁と鍵の乙女の恋。とっても良かったです。

「今日まで君がくれたものを僕も返したい。すべてを捧げて、君を幸せにしたい。………健やかなるときにも病めるときにも、君を愛し続けると誓うよ。だから…一緒に生きてくれますか、リリアーナ」
彼は【幸せにしたい】って言ってくれたけど。その唇から誠実に紡かれる言葉たちがすでに私を幸せにしている。
「どうか、僕と結婚してください」
「….....はい」
私が小さく頷くと、彼はそっとーー私の薬指に綺麗な指輪を嵌めてくれた。

晴れ渡った青空の下。誓いのキスみたいに、私たちはくちづけを交わす。ふたりを結びつけた始まりは、もしかしたら運命の悪戯だったのかもしれない。でも、最後に手に入れた結末は、きっと──私たちが自分の意志で選び取った明日。彼とふたりで辿り着けだ今日という未来が、私には何より愛おしく思えた。

ニコラBADはあまりの衝撃に数日囚われてた。予行練習として行った結婚式がめちゃくちゃ良かったからこそ浮き彫りになるというか…結婚を控えたわたしが身を挺して死ぬBAD辛くない??(突然のヒロインとの混合すまん)ニコラ・フランチェスカの気持ちの行き場が…え、しんどすぎて無理。
リリィが死んでさ、エンドロールあけてさ、ニコラは側から見るといつもと変わらず仕事していて。あんなにも愛していたリリィの葬儀でも涙を流すことすらなかった。周りからは仕事に没頭することでリリィの死から目を逸らしていると思われていたニコラの心中を知ったら急に涙でてきたんだけど。「大丈夫。……全部終わったら、ゆっくり休むよ。」って本当の意味は後追い…そんな……ええ………?ニコラならと納得してしまうところはあるけれど、リリィはそれを臨んでいないのもまた………死ぬなリリィ…………!ニコラはリリィなしじゃ生きていけないし、死すら二人を分つことはできないらしい。こう言った展開結構好きなはずなのに性癖に突き刺さってるのかもわからないくらい感情がぐちゃぐちゃで、ニコラ…………(頭抱え)

無印のニコラって疑心暗鬼案件だったけど、恋人になってからは本当に深く愛してくれてるんだなということがたくさん伝わってきて。いまはファミリーのために生きているけれど、国外へ拠点を移す準備が調えばすぐに自死してリリィの元へ行こうとしている…性癖なはずなのに改めてニコラの思考のやばさを痛感。ニコラがそこまで深く愛する女性と出会えた事実と、そのリリィを失ってしまった事の大きさに同調して涙でてきたのかな。いまだにうまく咀嚼できてない。
ダンテに対する巨大感情でも言われたけど、この言動も「誰にも分かられなくていい」としてニコラの中では処理されてそう。ニコラの自己完結感さに対してもうわたしは口を出せないし、あちらでお幸せにとしか言えない。ニコラは一見新規歓迎と見せつつ深いところでは受け入れないし、自分のこの想いは自分だけのものだし誰にもわかられなくても良いっていう孤高のヲタクタイプだと思っているので(?)
そういうわたしも、わたしの気持ちはわたしだけのものだし、ましてやこれまでを一緒に生きていたのかもわからない人にわたしのら気持ちなんてわかるはずないじゃんって弾いてしまった厄介案件があるから同族意識芽生えてる(いや分からないんだろうよ)

全部終わらないと、逢いに行けない。
(…僕が行けば彼女は悲しむだろうか。きっと怒るだろうな。……泣くかもしれない。それても、僕たちにはお互いか必要だ。…離れて生きていくなんて、考えられない)
彼女の存在は僕にとって命より大事なもので。彼女だって.....。僕を深く愛してくれていた。
(離れていたら不安になる。触れていないと寂しくなる。寂しい想いは、させたくない)

はじめはリリィの反応を正しく捉えられていたのに、徐々にお互いが必要で離れては生きていけない。ニコラだけの想いをリリィも同様だと思い込んでるあたりのズレがかなりキてるなと思いました。

「運命とか血筋とか、そんなの関係ない。僕には君が必要なんだ。僕は君を愛している。……それが【すべて】ていいじゃないか。」
「……きっと触れるだけですぐにわかる。僕たちにはお互いが必要なんだって。君も僕を求めているんだって。」

「僕はね、君の運命の相手は僕じゃないのかもしれないって思ったことがあるんだ。」
「根も葉もないお伽話だとまでは言い切れないって。君の存在が僕たち一族にとって重要なものなら、それはもしかしたら──。……僕のものにしてはいけない女性なのかもしれないって。そういう予感は、君に恋をする以前からずっとあったよ……!それでも……どうしても君を、僕のものにしたかったから──。」
「だから、急いだ。君が慣れていないことには気づいていたのに。いろんなことが片づいてすぐ、君に気持ちを伝えて。その日のうちに僕のものにしたのは、あれは、……僕が悪い。君も僕も、自分の意志でお互いを選んだんだって確言できるように──あのとき、もうと時間をかけるべきだった......!」

「違う。傍にいて、接する機会が多かつたから好きになつた。それがいけないこと?それは普通の恋愛だよ。悪いことでもなんでもない!」
「出逢ってすぐ恋に落ちるほうがおかしいよ。僕たちは……傍にいて、お互いを知る中で惹かれ合って、好きになった。血なんて関係ない。最初から無条件につ惹かれたわけじゃない。ただ、君を知ったから、君を愛した。」
「たとえーーこの想いが【血】を踏みにじるものでも。
与えられた運命に背いているのだとしても。僕は、君が好きなんだ。……愛している。」

「……君を逃がさない。絶対に──。」

本当の運命はダンテなのに早急に丸め込んだことを指摘されたときの不安さも関係しているのかな。

ダンテ

ダンテ・ファルツォーネ、顔がとても綺麗。これは前作からずっと変わらない評価です。リリィも言ってるけどさ、わたしもダンテの誠実なところ好きです!しかしリリィの行動逐一報告させて把握してるの…?!重い男じゃん!!yaba!!そんなところも好きだよ。

理由もわからずテオから恨まれてますが…。テオのお顔は好きな方なんだけどなあ…。いや〜でもさ、テオよく考えなよ?リリィが鍵の乙女じゃなかったら両親は他の子を欲しがることはなかったかもしれないし、まずこの物語がはじまらないからな?って思ったらアンリが指摘してくれた。ありがとう。

ダンテのプロポーズ「俺と、結婚してくれないか」ってストレートなところめちゃくちゃ良い。家族になろう。本当にリリィのことを尊重し大切にしてくれてるなって思います。

ギャッ !朝チュン!ダンテ・ファルツォーネ、ダメです。寝起き悪いのも甘えてくるのもわたしだけ知ってる面ってかんじでめちゃくちゃ良い〜〜〜。こうやってすぐ特攻されちゃう。

殺されたリリィの後を追い、アンリにダンテが殺されるBAD。客観的に見ればリリィが死ぬというニコラと同じ展開でも、自殺か他殺か。それがニコラ・フランチェスカとの差だよ。やっぱり癖(ヘキ)なので浴びて気持ち落ち着いたな。ダンテは地獄に落ちて死後リリィとは一緒にいられない思考だけど、ニコラは死後も一緒にいられると思っているのも…なに…?対比がすごい。自分で死に行き着くニコラと、他人に言われ死という救いの思考で受け入れるダンテ、脳汁が……。

相変わらず気まぐれを醸し出すので殺されないかとヒヤヒヤするね。しかしリリィに執着してくれてるのかなと思うところが多々あって嬉しい限り。まじで楊は癖的な意味で好みな男だから楽しい!機嫌を損ねないかという危うい雰囲気もありつつ、以前とは違うこちらの変化を読み取って尋ねてくれるのも変化を感じて良いです。

「何故、普段からあの調子で甘えない?」
「え?」
「たまには可愛げを見せろ。」
「ええっ......」
私は困惑しながら聞き返す。
「いいの?でも、そういうのは、その……。鬱陶しくて嫌いなんじゃ……。」
「……時と場合と、相手による。」

楊の変化がめちゃくちゃ良くて逆に感想がない。睿と出かけたことに対する言葉は楊にとってはいつもの冗談だったけれど、それがリリィにとってはなんとも思われてないように感じて実家に帰らせて頂き、教会まで迎えにきてくれて謝ってくれる。うう…寄り添ってる……良き………。

……飽きた、と思う日が来る前に。
欲しいと想い続けている間に──この手で殺してやる。

うえ〜〜、めっちゃ良い。最高の殺し文句だと受け取っています。

ふたりが幸せになるTRUEのはずがリリィが死ぬと思わされる展開になったのでBADなのか疑った。しかしリリィが死ぬ(かもしれない)現実を受け入れられてない楊のあの表情は見れて良かった。
いつか楊に殺されるその日までってわたしがブラッド=デュプレの手にかけられるその日を待っているのと同じじゃん!ってなりました(突然どうした)

楊に興味失せられて袁に壊されていくリリィのゲームオーバー。これ発禁ゲーだったら壊されたリリィまで見れるんだろうな〜〜。

Alternativa

みんなが所々でいう『サン・ロレンツォの夜』の記憶がなさすぎて前作すべて網羅できてないかすっかり忘れてるかと思って調べたら、大先生として慕っているフォロワーの記事がHitして解決しました。どうやらリアルイベントでの思い出らしい…みんなわたしの知らない記憶を喋るんじゃないよ。

cv興津さんどこにいるんだと思ってたらここでしたか。ガリエ演じるのなかなかにSAN値削りそうだけど、やることなすことが胸糞すぎて興津さんを心配した。

それぞれのエンドで見られるご褒美スチルの良さよ!ギルバート・レッドフォードに迫られるのは弱いのでダメだし、楊めっちゃかっこいいし、ダンテ・ファルツォーネはまじで顔が綺麗(それしか言えない)

アンリ

cvシンノスケタチバナは信頼!好きです。リリィがアンリに甘えるように仕向けているって調教してんじゃん〜〜。
前作ではノーマークだったんですが、アンリリめっっっちゃ良くない?主人公ちゃんから積極的に動かなければこのルートは生まれないのとかめっちゃ好きだわ。
アンリに生きていてほしいというわがままだとか、アンリに逢いたくて仕方ないとか。一目会えるだけでいいと思っていたけれど、実際に会うと寂しくてそばにいたいってわがまま言っちゃうのとか。このわがままはアンリができるように仕向けてたっていうのもまた……ハァ。正直前作では刺さらなかったけど、ここにきてやはり信頼は安定の信頼だなってなってるチョロい。幸せになってくれ(まだ終わってない)

「……私、人前ではあまり泣いたことがないのよ?泣いたら相手を困らせてしまうと思っていたから。」
「そう?……おかしいな。私の記憶では、君は私の前でよく泣いているけれど。」

リリィがアンリに甘えられてる証拠だと思う。

(……君が、私の理由だ。君のために生きていたいと思う。
だから、今になって、死にたくないとも思ってしまうけれど。君に想いを伝えて、君に愛されて……。最期に触れることさえ、許されたから)
「……君のためなら、喜んて死ねるよ。」

「私は、君の隣にいる。君のために生きていく。……この命がある限り、ずっと──。」

アンリが生きることを選んでくれている今が尊すぎて泣く始末です。

リリィはずっと空腹なんて感じてなかったけど、アンリと会って一緒にご飯をたべられる朝久しぶりに空腹を感じるなんてさあ、やっぱり一緒にいるべきだよ。

鍵の乙女の資格に関してアンリを触発するやり取り、こういうの好きだわ。対となる墓守の一族というダンテの都合がなければリリィと共に寝たい願望可愛すぎた。

信頼ボイスだしアンリ・ランベールが性癖どつき過ぎるし痒いところにも手が届き過ぎてるシナリオなので満足感しかない。信頼はどこまでも信頼なので、演技もうま過ぎるし初夜スチルのアンリに至っては綺麗で妖艶で色っぽくてぶっ飛んだ。

BADはアンリかリリィのどちらかが死ぬ予想だったので壊されるのは予想外でした。でも死ぬより辛いよね…人がどんどん死んでいく、しかも自分の考えたシナリオや自分の手で。とても辛い。ダンテの目欲しがったやつ誰だよまじで出てこい。本当に胸糞だった。


結局好感度HIGHとLOW選べるのよくわからなかったな。選択肢セーブして分岐させてたけど、チャプターから入るには調整として良いのか…?
改めてスチル見直してるとリリィのお洋服やヘアアレンジがめちゃくちゃ可愛いくて眼福です。特にパーティドレスが好き。今回も楽しませて頂きました!ライターさんにも興味が湧いているので泡沫のユークロニアが俄然気になってきた。

年ノ瀬2023

今年はメインジャンルでいろんなことがあったけれど、ずっと待ち望んでたST☆RISHの単独が無事に開催され参加できたことが何よりの幸せです。マモライBL!ぶりの仙台楽しかった〜!!
そしてまさかのスタツア再上映!Dolby Cinemaの“本物の黒”が好きすぎて虜なので、また機会があればドルシネやってくれると嬉しいな。

さて!今年の積みゲー消化本数は3本で、フリゲは1本でした。自分でも少なさに驚くけれど、ここ数年がコロナ禍で頑張ってた節あるしスタリちゃんと旅しすぎていたブランクからゲームをやる集中力がなくなってたのは大いにある。
新規はスペアリ黒とMonochrome Wizard~黒の讃歌、白の鎮魂歌~、PSP版ガネクレを購入。移植決まった当初は華アワセ買う気満々だったけど、すぐにはプレイできないし特典に百歳(現世・常世)いないのもあって見送りました。初動貢献できなくて申し訳ない…てゆかスペアリ黒の初動確認するの忘れたから誰か知ってるひといたら教えてください。


うたの☆プリンスさまっ♪AASSL(vita)

令和元年に一ノ瀬トキヤと愛を奏でてからチマチマ進め、4年2ヶ月弱かけてやっと全員終わりました。時間とれば1人すぐ終わるのに、なんでこんな時間かけてるの?って自問自答した。
実はSSは2度目なんだけど、一ノ瀬トキヤがいないAAはずっと積んでて初プレイという永遠のうたプリ新規。しのみやなつきくんめちゃくちゃ良かったし、聖川真斗様もよかった。音也はアニメとのギャップにいつもびっくりしちゃうんだよね。ワイルドさが際立ってるというか…。早乙女光男ルートは今年の四月馬鹿で触れてた早乙女キングダムのアトラクションがたくさんでてきてここか〜!ってなりました。


樟屋敷の物語〜秘密のお帳面〜

やっぱり年1はEROを摂取しないと…なのでプレイ。初見は王子様みたいなルックスかつ顔が好みな翔之輔様です。
出だしから致してたので、これぞ発禁ゲーってかんじに調子良かった。けれど1000年にひとりの“性”に長けた逸材な社長令嬢の主人公ちゃんは性教育まともにされてないまま育ってました。知らないことへの好奇心旺盛さから今日が初めましてなウブな婚約者に下ネタ話振っちゃうなど見ててしんどい。
帳面の力でラッキースケベに持ってくシチュエーションは最初はおもろいと思いつつ、事あるごとにラッキーすけべを強制施行される翔之輔様を見てると可哀想になってくる…シラフに戻った時の主人公ちゃんとの温度差よ………。
翔之輔様や敷穪先生も言ってたけど、多少の抵抗や恥じらいがあるほうが興が乗るし、わたしもビッチな女好きじゃない。もっと恥じらいを持て!って気持ちになるけれど、好奇心旺盛かつ1000年に一度の逸材。それが万里小路かやのなので仕方なし。

見た目は翔之輔が好みなんですけど、女に不慣れな童貞なのでうーんって感じに。これで年下だったらまあ可愛いなになるけどわたしの好みじゃなくなったな。それよりはやく庭師な樟近さんルートやりてえ!絶対遊び人で楽しいじゃん!(偏見)

BADは翔之輔様に同情したり、これはただただ快楽を求め貪り合う発禁乙女ゲームではないってことを思い知らされる展開もあり楽しめるところは楽しめたな。相手に好感持ってもらっても、かやのが恋を自覚して行為に持っていかなければBADになるのはビッチゲーと錯覚しだしてたところあったので面白く感じてた。

敷穪眞人ルートでは翔之輔様に浮気を疑われるオレ……ネタバレの少ない翔之輔様からプレイしたけど、逆に翔之輔の想いを知ってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだし、ビッチちゃんが他の男に鞍替えゲーまじで地雷すぎてあかん。BADやらもなかなかにエグかった(性癖の違い)
まあでも一通りやったら眞人ルートで祥之輔の介入ほぼなかったから、逆に祥之輔が主人公ちゃんを本気で好きになる前に婚約破棄になってよかったのかもしれないと思った。

全然感想残してなかったけど、庭師の樟近さんが優勝です!!主人公ちゃんを好きになる運命を背負っているとしても、昔からずっと慕ってくれているキャラに弱い…しかも女性慣れしている……こんなの好きじゃん………。しかしふたりで夜逃げして遠い場所に行かないとHAPPY ENDを迎えられないのは、クスノキ様の近くでは幸せになれない運命なんだと感じて少し悲しくなりました。
地雷でなかなか進まなかったけれど終わりよければ全てよし!ってことで今年のEROはこれでお腹いっぱいです。
最後に“種”と聞いたらしばらくかやの想像の祥之輔タネスチルを思い出してしまうくらいには衝撃的なファンタジーでした。(わかる人にはわかるくらいでぼかしておく)


八月の栞

去年もプレイさせて頂いたフォロワーさんの2作目!人生は選択の連続。あの日選択したことが、その後どうなったのかを垣間見れてとても面白かったです!故人の記憶が見れるシステムも興味深かった。


レンドフルールは別で書いたので割愛。ひとまずピオフィ1926終わらせて、スペアリ黒やりたいと思います!

シャニライくんと私

前回までのあらすじ

6歳の記事を書いたのも束の間、サブスクのシャニパスが突然終了。蘭丸誕で新規撮影ないことから薄々勘づいてはいたけれど、2023年12月26日14時でうたの☆プリンスさまっ♪Shining Liveがサービス終了となりました。終活2ヶ月あったはずが再上映やスタリちゃん単独in仙台があったのもあり実質1ヶ月。

緩やかな時間、ハートのおもむくままに。


14回目のSRイベ。URイベも走りたかったのが本音です。イベストでも語られてたけど、蘭丸とペアになること多くてこれまでの歩みを感じました。



イベランや担当イベ日記、課金の記録などずっとつけてた壁打ちLINEグループ。

新しいアプリがリリースされると決まっていても、やっぱり生活の一部になっていたし、イベントもすべて参加し自分なりに打ち込んでいた部活のような存在がなくなるのは悲しいね。残り1週間は本腰入れて終活していたんですが、手をつけるのが遅すぎて満足にやりたいことできなかった〜〜。なので、Switch移植と書籍に託します。シャニライくんと別れて数日だけど、もう既にずっと会ってない感じ。寂しいけど、今までありがとう。