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世界で一番王子様

シンエヴァ観たよ

待ちに待ったシンエヴァが2021年3月8日に公開されましたね!
わたしは「(カヲルくんのシーンでダメージ受けちゃうから)次作の公開が決まってからQ観な」という友達の遺言を7年間守り、去年の夏にQを観た人間なので1年も待ってないんだけど、緊急事態宣言の影響で延びに伸びちゃったのもあって公開日が決まった時にはようやくって気持ちになってた(因みに友達は死んでませんので安心してください)
公開6日目(日曜)にいったけど、めちゃくちゃ人いてびっくり。ポップコーンセット買うって決めてたけど値段みてなかったので、たっか!!って思ったし、ポップコーンの量が劇場で販売されてるSサイズのさらに下をいってて笑った。マジLOVEキングダムのコンボセットぶりに美味しく頂きました。余談でポップコーンは塩味一択。

以下、ネタバレ含むお気持ち9割の感想です。


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「さらば、すべてのエヴァンゲリオン。」とだけあって新劇場版は本当に終わっちゃったんだなあ…って寂しい気持ちと、ラスト(駅のホームでカヲルくんが綾波と一緒にいた所)の衝撃は今もまあまあ引きずってる。

エヴァ自体はよく分かんねえけどおもしろい!って感じにアニメのみの履修で、キャラはカヲルくんが好き。主観的にはカヲルくんのことライトに好きだと思ってたんだけど、家にフィギュアが何体もあったり目につけば展示行ったりグッズ買ってたりと無自覚でだいぶ好きみたい?
あと友達から誕プレでカヲルくんの本とパズルもらったことあったりと客観的にも好きだと思われてたことは2020年の気づきでした。でも「どこが好き?」って訊かれると「…顔と声かな……」としか答えられないから、やっぱりミーハーでライトで好きなんだと思うよ本当…。

本格的にヲタクになった作品がキングダムハーツで、ⅩⅢ機関のゼクシオンがはじめての推し(もちろんイェンツオも好き!)
あとアニメはリアタイで観てたけど単行本は去年読んで失恋した『赤髪の白雪』のイザナ殿下、ブラコン アニメですべて掻っ攫っていったクラブブッタNo.3僧侶 千秋、別枠で完全ノーマークだったのに攻略したら旦那レベルまで夢みさせられたのに主人公の記憶がもどったことで魂を重ねられなくなりFDで完全に夢みれなくなったAMNESIAのケントさん。以上のことを踏まえると石田彰の声帯に弱い傾向がある。


でもどのキャラも自分とどうこうなる妄想はできないので結局のところ推しになるんですけど、夢女だからやっぱ好きな人に明確な相手がいるのといないのとでは色々と変わってくるじゃん?!????あとその相手の性別!!!!!
(はじめから男が好きなら諦め?がついたり)


ましてやカヲルくんは長年シンジくんが好きだったわけで………不快に感じたら申し訳ないんですが、カヲルくんがシンジくんに矢印むいていることは特にカップリングせず公式設定なので「これ(事実)はこう(現実)です!!」みたいに受け止めてはいました。そして女の子で選ぶなら綾波レイが好きかなあ〜!ってかんじだった。

なので、はじめて観たときは勝手に綾波から裏切られた気持ちと、カヲルくん夢でもないのに浮気現場を目撃した女になってた。そしてカヲルくんにこれまでのシンジくんへの想いを問いただしたけど、強めの集団幻覚だったのかもしれないと思い出した。
去年も映画ギヴンみて村田雨月が秋彦のことめっちゃ好きという現実に打ちのめされ失恋しましたが、毎年こういった気持ちを味わうのなに???勝手に惚れて勝手に失恋するのやめたい(プリリズの神浜コウジ含む)
戻りまして、付き合ってるってなるとわたしが現実逃避しだすので一緒にいたという事実だけで考えるけど、一緒にいたとしてもなんで?ってなる。
極め付けは、綾波のこと好きだったのになあってシンエヴァ観た夜ごはんにはま寿司に行き、クリアファイルチャレンジしたら綾波だったので心が抉られた。でも友達がカヲルきゅん引いてくれて交換したから、人に助けられて生きてることを強く実感しました。ありがとうございます。

メインビジュアルが隣同士なのも変に勘ぐったりしだしたからどうにかしようと感想と考察を漁った結果、あのシーンは“ゲンドウとユイの投影”ってツイートを拝見して、だいぶ少ない元気が、まあ少ないまで回復しました。それでも次の日は声に覇気がなかったけど。打たれ強いヲタクなので、この説を推しながらなんとか生きたいと思います。


もうひとつショックだったことは、薄々感じてはいたことだったけど『シンジを幸せにしたい根本はカヲルくん自身が幸せになりたかった』ことかな。「(シンジを)幸せにしたかったんだ」って…………「君の幸せを誤解していたよ」って……………願望と現実の受け入れ………。
カヲルくんが動くことでシンジが救われてた面もあるけど、シンジはカヲルくんに幸せにしてほしいとは明確に望んでない。結局カヲルくんの一方的な独りよがりなエゴだし、自ら「誤解していたよ」と言わなくてもよかったことを言及したことによって切なさ増した。そして好きな人には幸せになってほしいヲタクだから、カヲルくんがシンジを幸せにして自分も幸せになる世界線は未だにないのかと思うと悲しくて悲しくて…名前の由来はそんな素敵な意味がと胸熱で泣いたけど、こっちはしんどくなって泣いた。

あとカヲルくんのことを言うなら空白の14年間の間に『渚司令』としてWILLEの基盤を作ってたっぽいことは興奮しましたね!!!!Q予告に映ってたのがそんなシーンだったとは、やっぱ空白の14年間見せてほしい。


長々とカヲルくんのこと書いてきましたが、総合的な感想としてはゲンドウのルーツを知ったうえでユイへの執着が母性なんだと思ったらゲンドウのバブみがすごいと思った。好きの種類はたくさんあると思いつつも、母性かあ…となってしまうのは女性としてみてほしいからなのか、なんなのか。掘り下げられてないので分からないけど。
フルーツバスケットにでてくる由希くんの透への想いが母性だったこともちょっとショックだったことを思い出しました。

そして、ゲンドウのユイへの想いの強さを改めて見せられたことで『Beautiful World』の歌詞はこれまでシンジくんのことなのかなと思ってたけど、今はもうゲンドウのことにしか聴こえない。『桜流し』もQのこと考えるとカヲルくんのことを謳ってるように聴こえてたんだけど、全部全部ゲンドウとユイのことにも聴こえるようになってしまった…(でも桜流しは確か劇場版の内容知らず東日本大震災のことを謳われてたと思うけど)
親和性がすごい。あと観る前に『One Last Kiss』フルで聴いたらイントロが『Beautiful World』に似てるなって思ってたのでエンドロールの流れにギャーってなった。宇多田ヒカルの天才さを浴びれて、宇多田ヒカルのファンとして大満足でした。




この1週間いろんな考察読んでたらまた観に行きたくなったので、入場特典変わる前に2回目を観に行こうかなあと考え中。入場特典アスカ以外に展開あるかな?!カヲルくんあるなら月曜仕事だろうと劇場へ赴くよ!


最後に一言。長い間、お疲れさまでした。なんだかんだあってもわたしはこれからも変わらずにカヲルくんが好きだと思います。

おはよう。おやすみ。ありがとう。さよなら。


終劇