You're my only star.

世界で一番王子様

スペードの国でもう一度

乙女ゲームレーベルQuinRose (以下、ロゼ)を立ち上げた株式会社アートムーヴが2015年9月に倒産した数年後─────“ツインをプレイしてしまったら新規供給はもうない”ことに二の足を踏んでいましたが覚悟を決め、平成最後にブラッド=デュプレとの『いい夢』で最高に幸せになりました (薔薇姉弟Under the Roseに凄まじいショックも受けたけれど)
しかし終焉を迎えたにも関わらず数ヶ月後にオトメイトパーティーでロゼがREBONし、その3年後に新しいスペードの国でもう一度逢えるだなんてプレイするまで信じられなかった。

改めて自己紹介をするならば、動画サイトでPC版ハートの国のアリスのOPをみて気になり2008年末にPS2版をプレイ。以降、移植は積んでますがシリーズはすべて網羅している帽子屋ファミリーのボスの女です。人生の墓場に足を突っ込んでもらってます。

もしかしたら友達に借りてやったDS版ときメモGS 1stが人生初乙女ゲームかもしれないんだけど、自分所持で初めてコンプした作品がPS2版ハートの国のアリスだったから、うたプリが主ジャンルだろうとロゼが親みたいなもので…そういいつつロゼ作品はアリスしかできてないんですが。(黒雪姫とシンデレラシリーズは積んでる)
余談で、ときメモGSはDS版で1〜3どれも攻略本なしで借り、誰かの友情ENDしかいけなくて「攻略難しい」という感想だけを残し友達に返しました。挫折ってやつ。

片手間に進めて放置時間もあったと思うけど、総プレイ時間は約27時間でした。
以下、攻略した順での感想です。過去最高に長い。あと相変わらず本命以外でもヒロインとわたしが交錯しているので、読んでて引っかかりを感じたとしても自己責任でよろしくお願いします。


プロローグ

ハート・クローバー・ダイヤと、引越しで各国での時間を過ごした末のスペード。“終わりが近い”って、やはり時間の一部として組み込まれることを言ってるんだよね…。わたしの特別な人が、わたしを特別(余所者)でなくする……頭を抱える。

スペードがクローバーのあとの国って聞いて嬉しかった〜!!ハートの国はもちろん好きなんだけど、会合服効果や引っ越しで親密度がやや高いところからはじまるクローバーが作品の中でいちばん好きだから(ブラッド主軸の話)
あと血の掟だったり、ティースプーンあげたりするのとか…ひめりんご原画の葉巻CG…特に煙草が好きとかではないけど、あのブラッドめちゃくちゃかっこよくないですか?!??!
クローバーは当時PS2版でプレイしたきりなので、積んでるPSPか新装版でいつかやりたい。

システム周辺の話をするならば、章ごとのタイトルフォントとデザインが平成初期なのかと思うくらいダサ…昔を感じる。令和によくオッケーでたな!??
あとプレイしていくうちに慣れたけど、BGMは新たに作り直したのか同じようで違うと感じた。ロゼ時代のアリスシリーズは3年プレイしてないので気のせいかもしれないけど、プレイしはじめの違和感が拭えなかった。

忘れてはいけない、ブラッド=デュプレ 青の衝撃(スペードの国でのカジノ衣装の話)めちゃくちゃかっこいいやん…クローバーの会合服の次に好きです。今更の気づきだけど、それぞれの色が含まれてるから今回青なの?!どうなの?!??

フォロワーから「プレイしたら終わっちゃう」って言われてはじめて気づいたんだけど、スペアリ白やっちゃうと結ばれる世界線でのブラッドの新規供給は無くなっちゃうんですよね(もしかするとFDとかで展開あるかも!しれないけど!)
なんでその思考にならなかったのかなあって考えてみたけど、平成最後に覚悟を決めてブラッド=デュプレを終わらせたので、いまこの時間はボーナスステージくらいに思ってるんだと思う。
あと命短し恋せよ乙ゲーマーかつ時間も健康も有限なんだとここ数年感じることが多いので、元気に生きてるうちに色んなことやっておきたい。あの時あのゲーム終わらせておけば良かったな…などの後悔のない生き方をしたいと強く思います。

エリオット

第一印象は身につけてる麦の数減ったよな…でした。麦は非常食として食べてたとか言ってなかった?わたしの記憶違いだったらごめん。

血の契りの話をし、組織に勧誘してきたのでクローバーのヲタクは歓喜した。契りを交わしブラッドの一部になって、ブラッドの血がわたしの中で生き続ける…最高っすね。そういや「ブラッドが軟禁なんてするわけねえ!」ってフラグだったりする?あとなんでブラッド攻略制限かかってるの?好きなものは最後に残しておくタイプですが、アリスシリーズだけは別でブラッドを1番にしてきたのに予定が狂ったから腹心から攻めます。

嘘ついて抗争現場に連れてきた時はアリスと一緒にわたしもびっくりした。過去最高にぐいぐいくるなあと思ったり。でもクローバーの国から引っ越して、離れ離れになって確かな繋がりが欲しいって気持ちは十分にわかった。

マフィア面では過去一きついというか、リアリティがあって少ししんどくなった。この世界では普通なんだろうけど、エリオットの残虐さが垣間見れて。いままで本当に見せないように配慮してくれてたんだなって思った。

やたらと帽子屋ファミリーに勧誘するけどエリオットの抱いてるわたしへの気持ちはすでに恋心なので、普通に自分のファミリーにすればいいのでは?はやく付き合って結婚しちゃいなよ!

突き上げてくる感情は、一つだけ。
(この人を、守ってあげたい)
私より遥かに強い人だ。だが、守ってあげたい。どんな不安も取り除いてあげたい。この時間を、守りたい。

“安心して欲しい”と、その一心でエリオットにキスをしようという思考に至ったアリスがすごく良かった。なんか、エリオットと結婚したら愛情を一身に受けられ幸せなんだろうな〜と考えつつ、でもブラッドとのベストエンドを迎えたわたしは、でんぐり返ししちゃうくらい嬉しいんだろうなと考えたのではやくブラッド攻略したいです、安西先生……。

この国の住人の心臓が時計だっていうことがぼやかされてたな。残像の件とかハートの国でのデジャヴだったから、やはり一回生まれ変わって新規参入しても大丈夫なように記憶喪失にしてる部分があるなあと思った。

アリスシリーズは常に本名=でゅぷれでプレイしてるのでエリオットとの結婚式で神父から「新婦、本名=でゅぷれ」って言われて我に返った。その前にエリオットとの結婚式はじめて?!??え?!??手元にあるVFB見返してもCGないのでびっくりした。

ブラッドが「私に結婚願望があると思うか?」って言ったとき、人生の墓場に足を突っ込ませた世界線がよぎって悶えました。それをさせたのがわたしなので、はい。

GOOD ENDが帽子屋ファミリー加入ENDだったなんて聞いてませんが?!??BESTが大恋愛ならGOODは恋愛だなんて決めちゃダメだ。令和でもブラッドと血の掟を結べちゃうの??!?え!?!??!ボーナスステージ最高じゃん…だがしかしセリフはクローバーの時のほうが好きでしたが……「全て壊せ」がなかったのは残念でした。
あと血の掟大好きマンなんだけど儀式について言及するなら、感染症持ってたら血液感染する可能性しかないので正直やめた方がいい(突然のマジレス)
でもブラッドの一部となり、ブラッドの中で生きてる限りわたしは生きるってのがあめっっちゃ良ッなんすよねえ……(理想と現実)

地下案内されてるとき軟禁されたなあとか、絶対ワインセラーだろなど別の国での出来事や記憶をたぐり寄せる機会になり、それだけ自分のなかに思い出があるんだって実感したエリオットルートでした。

ディーダム

ロゼ時代からの噂が関係あるのかどうかは置いておいてキャス変となり、cvも一人から二人にもなりましたね。催しがカジノだから大人ver.のほうが良さげなのかなとか、子供ver.は服装以外は外見に大きな差をつけていないから、髪の長さなどで差がでているし二人起用したのかなと裏事情を考えたり。噂含めて真相は闇の中だけど。

ブラッドの指示で庭に飾ってある紅葉した木の絵画。秋はトランプで言うならハートの季節。ボスが“秋に戻りたくなる”、“ハートが好み”とか薔薇姉弟匂わせやめてください。

痛み、悲しみ。孤独、絶望。ディーとダムは知り過ぎてしまった。

止めた時間も異なっているが
孤独に耐えかね、彼らは手放した。逆に、私は手に入れた。

過去が明かされたけど、今回血双子はツインのブラッドやミラーのユリウスくらいの重い枠にはいります?
ビバルディやユリウスの一部は除くだろうけど、役持ちってみんな過去に時を止めたいと強く願ってこの世界にやってきた人たちばかりなのかな。ツイン終わった時点で“ブラッドたちも昔は余所者だった”って考えていたんだけど、自分で願った=世界に来た時点で心臓は時計となって、すでに人間ではなくなってる?そうしないと余所者は珍しい、会ったことは初めてっていう過去の情報にも当てはまらなくなるのかなあ、なんて。あとはケモ耳ついてる役持ちたちはどう言う経緯とかあるのかな。最初からいる人たち?わからん…Blackで全てが明かされますか…?
まだ明かされていない役持ちたちの過去は尺も足りないだろうから良いとして、次で終わるなら世界の全容くらいは明かしてほしい。

とりあえず親から愛情を注がれなかったという点で、血双子から母性を求められてるところもあるなと思ったり。あとは触れた人の心が読めるから親含めた村?全体から迫害を受けてたという設定、すごく時代を感じた。

NORMAL END好きです!ハートでは一定期間、双子を訪れないと殺されるBADあったし。この世界で長く過ごしている今ならば“アリスのことは好きだけど双子の手で殺すエンド”があってもいいんじゃ?と、そこに愛があるのなら殺されるBAD大好きマンなわたしは期待していたので、これから一緒に過ごしていくその先に二人に殺されるかもしれないエンディングの存在が示唆されてめちゃくちゃよかった。

あと最後の個別スチル!双子がそれぞれ別れるの珍しいなと思った。今まで一緒の行動が多かったと思うからかな。本命以外の記憶がガバすぎるので、間違っていたら申し訳ない。

余談で、ナイトメアが自分のことやんわり匂わせてるの気になる。

……私に自分の夢は必要ないよ。自分の夢の中で生きる時間は、もう充分すぎるほどに過ごした。
だから、今の私が存在する。

どういうことですか!ダイヤとかやり直した方が良い?

クイン

アリスにツンケンくるので第一印象は良くなかったな。ここからどう恋愛するのかある意味読めなかったし、アリスを聖女に祭り上げ大作戦!まさかそう来るとは思いませんでした。

……仮に偽者だとしても、周りが本物だと言えば本物になる。

唐突に日生光を想起させるようなこと言わんとして欲しい!死神と少女は去年プレイしたので記憶は新しいですよ。

聡明さでいえばブラッドと似てるなと思ってたら、他の役持ちも同じこと思ってんじゃん!外堀を固めていくかんじ…これが愛故にだったらドンドンこい!なんだけど、利用されてるだけなのでまだときめかず。って思ってたら7章のルイスとの応戦からこれはやばい雰囲気を察知しだし、そのあとの部屋のくだりで「ああ〜〜」と頭抱えた。好きな展開です。わたしは執着に弱いのでね…ルイスのまだ良く分からん執着にも心キてしまった。

クインといい雰囲気になってるとき「ダメです!特攻されてます!待ってください!やめろ!」ってなった。この男にはときめかないと思ってたが故に特攻されると争ってしまいますよね、まさにそれだった。

式典の本番に他勢力の重鎮も来てるってことはブラッドも?!?って、これは司教就任の式典であって結婚式ではないのにブラッド以外と結ばれる感が強くて勝手に罪悪感抱いてたら、ハンニバルと関係持ってるので聖女も婚約もムリです!ってめちゃくちゃ面白すぎた。
「すべて思い通りになるなよ!」ってクインの澄ました顔を崩してやったのではないのでしょうか。てゆかわたしのクインに対する感情が負けたくないになってるな。やはりブラッドと似たところを感じているのかもしれない。なにが言いたいかって、わたしはわたしに執着してる余裕アリアリな男が取り乱す姿を見たい!

最後まで抗いましたが結局好きです。触れ合いないことに物足りなさを感じてたし期待してた自分がいました。ブラッド抜いたら今回1位だと思う。ガッツリ恋愛!ではなかったけど、満足度の高いシナリオだった。

NORMAL ENDではまさか軟禁させられるなんて想像してなかったよ。頭の良さのみと思ってたけど、恋愛面でもブラッドと似てるところ多くない?あとあの表現はDVだったのかな…うーん、それだったら良くない。

欲を言うならお兄さんとの過去話もっとあってもよかった気がする。あとは、はじめはルイスが引っ張っていったのに、今は逆転してるっていうのも創立者はルイスなのかなと予想はできるけど知りたいところはちゃんと書かれてないのが残念でした。

ブラッド

※ここからは語彙力低下かつ夢女全開要注意

ルイスにも攻略制限かかってるなんて知らず、ブラッド最初にできないなら大トリにしよ〜!って思ってたので突然、次ブラッドですよ状態に心が追いつかなくて一晩寝かせた。プレイする前とか仕事中も気持ちがフワフワして夢心地だったの、あれはなんだったんだろう。

3年ぶりの新規ブラッド。わたしのために紅茶を淹れてくれて泣いてしまった。好きが溢れる。とてもとても贅沢な時間。
ブラッドが「可愛い」って言ってくれたけど、そう言った気持ちを伝えてくるのって少ない気がする。スペードの国のブラッドは一味違うぞ。

ブラッドルートなのにルイスの部屋にいるの不思議ですね、非滞在ルートはいっちゃう?

薔薇の花びらを付けて部屋に戻ってくる…ブラッドはそんなミスしでかさないと思うのでこれはワザと思います。

抗争が見えないようにとブラッドに抱きしめられて、こんなことするような人だったかなって考えちゃった。
でもブラッドがわたしに言ってくれた、その選択をしたのがわたしであることには変わらないのと同様にブラッドがブラッドであることに代わりはないのだと思います。
紅茶淹れてくれたときもそうだけど、ブラッドの優しさに触れるたび大切にされてるなあって泣きそうになった。

二人でのお茶会、チェス、本の貸し借り……。
エリオットの把握してないもう一つの、私と君との時間だ。

薔薇園での秘密の時間、好きが溢れました。それと同時にキャス変なくて本当によかったと思ってる。小西克幸に感謝してもしきれない。
本命がキャス変したらわたしはブラッドがいようともREBONを亡きものとして見ないか、諦められなかったらボイスオフにしてやる選択肢を持ってたので。その人を構築するアイデンティティのひとつだよ。

スペードの国でブラッドとチェス。以前(クローバー)より強くなっていたと言われたのが、ダイヤでもブラッドと対局してたからかなあって思ってたら本人からも同様のことを言われ?!??!???

こうして実際に別の私との時間を垣間見せられると妬けてしまうな。

ダイヤと似たようなこと言う?!??てゆかスペードの国は“壊すのも惜しいほどに愛でられた『時間』”の延長線じゃないですか…頭抱えちゃう。

薔薇姉弟話挟んできてびっくりした。ツインのブラッドショック(命名:わたし)を思い出してしまうな…。こんなに姉のことを語るブラッドはじめてというか、記憶喪失で本人不在という今の状況じゃないと作り出されないエピソードだと思った。

ブラッドは、気に入ったものにはとことんまではまり込むタイプ!大事なことなのでメモしておきます。

はじめて作中で便宜上の年齢話出た気がする。そう、ブラッドは便宜上26〜29歳の男……。いま思うとブラッドは幼少期に時を止めてこの世界に来たので、便宜上くらいになるまではちゃんと?成長していってたのかな。

触ってはいけない部分に触れて殺されるかと思ったけど、遅かれ早かれわたしはブラッドによって殺される運命なので大丈夫です。

大切なんだよ、君のことが。今だけではない、
ハートの国で会った時からそうだった。
……気づいているだろう?

ブラッドの告白に嬉しくて泣いちゃった。
嘘でしょ?人生の墓場に足を突っ込んでやると言ってるんだっていう人間が素直に、前と同じ選択をしないとは決めて。でも告白と同時に時計の針が動く音が聞こえた様な気がしたので、これは確実にわたしの特別な人がわたしを特別でなくする前兆なんだと思った。


ブラッドと……、キス、してしまった。
ずっと会えなかった恋人に、焦がれ切ってするような……、そんなキスだった。

死にました。名古屋店限定ブロマイドなにやってくれとんねんと思いつつ愛知の友達にお願いし名古屋店で購入して本当によかった。


しばらく一人で考えたいって他領土に行って帰ってきたらブラッドが待ち伏せしてた衝撃。まだ本気で怒ってるわけではないけど、帰りを待ち伏せする程度には焦がれてる。破壊力がすごい。
なんかもう事実しか言えなくなってるな。ブラッドの熱に浮かされてます、はい。好きな男から告白されて、ヤキモチ妬かれて愛されている実感を得ている。ありきたりな言葉しか言えないけどボーナスステージ幸せですね…。

なんかね、好きを募らせるとすぐ付き合おうとか結婚しよとか言っちゃう夢女なんですけど、もうブラッドとはハートの時点で結婚しているので、ただただ好きという言葉しかでてこないです。

滅多に気にいるものがない分、一度気にいると深く、長い。その対象を知り尽くし、心から愛でてやりたいと願う。
触れることはしなかったが、逃してやる気などなかった。

余裕がなくなることで見えるわたしに対する本気度、好きです。

やたらと過去のわたしとの違いや、ブラッドに過去のわたしはこんな表情をさせられていたか。求められ、応えたのは過去のわたしじゃない。など書かれるから過去のわたしでもあるわたしと、令和のわたしが乖離してきた気がする(ゲシュタルト崩壊
しかしブラッドへの想いは変わらないし結局わたしはわたしなので大丈夫です、ケントさんの二の舞にはならん。

……君は、満足してくれたか?
優しくはしたつもりだが夢中になったし、半ば理性も飛んでいた。
期待外れになっていなければいいんだが……。

突然の爆弾。事後、感想を求めてくるブラッドなに…?
ブラッドBEST ENDスチル、完全に『おはよう、わたしのブラッド』だった(byオーータニハトリ)
多幸感がすごい。わたしブラッド=デュプレを幸せにできている。『僕は大事に君を愛せてるかな』なんて愚問だわ。問答無用で今年一の良ルート、良シナリオ。13年経っても好きな男は最高で最強。大好き。ありがとうございました。

最後に突然の紅茶メモにて〆ます。
SFTGFOP=Special Finest Tippy Golden Flowery Orange Pekoeスペシャル・ファイネスト・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ)

ルイス+α

開放しました、原作者と同じ名前の白の騎士!改めて白の騎士で原作者と同姓同名ってよく分からんな?
そのむかし西の鬼の頭領の嫁として生きていたとき単純なので中の人も追ってたからちょっと気になるんだけど、このルックスにこのトーンって珍しくない?!キャラ作りどうしたのか聞きた過ぎる。やっぱりギャップ狙いかなって思ったけど、思ったよりドス声少なかった印象。

アリスの体調不良、自律神経バカになってる過去の自分と似たような症状だと思った。この世界の一部として組み込まれる時が近いんだな…。

夢でだけどペーターに会えて、声を聞けて涙しちゃった。なんだかんだペタアリちゃん好きなので。
なんかルイスルートなんだけど、ペーターとジョーカーENDへの派生も行けちゃうからペーターへの想いが募って、ルイスの感想が少ないから申し訳ない。

ある意味、ペーターさんは君そのものだから。
あの人は君を変えてしまいたいのに……あの人が傍にいるからこそ、君は変われないんだ。いつまでも忘れようとしない。

相変わらずユリウス不在で虫の居所が悪い、黒の騎士エースくんのお言葉。分かるようで分からん。抽象的な表現が本当に上手いことで。もっと易しくするか早く真相を…オシエテ……。

数字に愛される、偽物のルイス=キャロル。この偽物っていうのは、案内人としてなのか原作者としての偽物どっちなんだろう。
「あんたが本物にしてくれた」ってセリフだけみると、案内人としてだけど、ぬいぐるみのユニコーンが指してるのは違う気がする。
ルイスの過去が明かされたりするかなあって思ってたけど、クイン同様それはなく“ペットの怪獣ちゃん”から“恋人”に昇格して終わったなって印象。悪いわけではないんだけれど、最後にしかプレイできないよう制限かかってたこととか、原作者と同じ名前ってところに過度に期待していたのかもしれない。

皆、己の時間を止めてこの世界へ来た。そうして、こちらで終わりのない世界を始めたのです。

上記と「時間よ、止まれ」というセリフ。ツインのブラッドでも血双子の過去話でもでてきたように、やはりこれが重要ワードだったんだなと再認識できた。

おこらくこれが最後になるでしょうから……最後くらいは、あなたの顔を見て伝えておきます。傍にいることが出来なくても、僕はいつでもあなたを想っていますから。ですからもっともっと、幸せになってくださいね。この世界で。

ペーターが大好きだなって泣いた。ペーターいまどこにいるの…?ペーターが一緒にいれないのは、やはりお姉さんとの日曜の昼下がりを無意識下から消せないから?


そしてペーターと別れ、扉を開けた先にいる役持ちたち───── 来るのを待ってたなど過去一物語の“終わり”を漂わされて、急激な喪失感に襲われました。役持ちたちは『時間』だからある意味いつも一緒なんだけれど、作品が終わっちゃうことに対する寂しさを覚え、今まで楽しくやれてたボーナスステージ最後にしてネガティブな意味で泣きました。


総評は、プレイできてよかったです。夢女としても作品のファンとしても楽しめた。スペアリ白の初動が4,746本と5千いかなかったことに驚いたけど、次の目標であるBlackまではとりあえず頑張ってほしい。 そしてBlackで最後にするなら綺麗にまとめて一区切りつけてください。一区切りつけた上で、FDなどの展開があるとさらに嬉しいな。

ロゼをオトメイト傘下にしてREBONしたならば、今後アリスシリーズの過去作を移植できないのかとも思ったり。版権とか詳しくないので分からないけど、薔薇姉弟のこととか明かすのならば過去作をしっかり公式から履修できるようにして欲しい。
あとはアリスシリーズ以外の新規・既存作品の展開があるのかどうかも今後気になるところ。
とりあえずBlackの情報がでるまで気長に待ちます。