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世界で一番王子様

オトメの兵法

数年前に3人のフォロワーがこぞって恋戦記くんの話をしてくれたので、これはプレイせねばならんと買って積んでました。やるやる詐欺してすみません。
ところで恋戦記くん、いろんなハードに移植されてるけど元々は2010年産らしい。14年前?!?こわ…でもうたプリくんと同期って考えると年数に驚かないから不思議。
前提として、漢字や登場人物の多いものは頭が受け付けないのでこういった歴史物さっぱりだし、歴史を学ぶより乙女ゲームをやるを優先してるので十分に理解してないまま進めてます。
花ちゃんとは魂を重ねられてないんですが、進めてると結構思い込みが激しいというか、思い込もうとする描写が多いなあって。くどく感じちゃってるので鈍い性格してるほうが良いかも。
あとはいつも気になっちゃう派なんだけど、本を使って兵法を伝えるのが歴史改変にあたるのではと思いつつ、本当の歴史に明るくないのでそんな気にせず進められました。
他サイト様で拝見したオススメ攻略順に感想です。

玄徳

ハッピーエンドへ進んでるはずなのに、他との同盟のためにわたし以外の女と婚姻結んじゃってびっくりした。一夫多妻とはわたしの価値観とは合わないようですね……(早まるな)
それ以降、距離を置き出す二人。歓迎の席でばったり出会い「仕事以外でこうして嫁入り前の娘が男の人と二人っきりになるのは良くないんですよね」と話しのネタとして出したら「……妻にすればいいのか?」って言い放つもんだから、花ちゃんシンクロして聞き返しちゃった。そしたらまた「妻にすれば、お前は──」ってテキスト上では言葉が切れてるけど、音声では「俺のものになるのか?」ってはいってて!そういうの好き!!でも急になに?!?恋人通り越して妻だったからびっくりした。
玄徳はヒロインのこと好きだから元の世界に帰ってほしくないし、言動から大事にしてくれてるのはわかっているので早くくっついてほしい。

やっば!玄徳の前で裏切った尚香(妻)に人質として取られどうしよ〜ってなってたけど、本があるから現代に戻れば人質万事解決!って思考に至るが全力で玄徳に止められるのやっば!!!「開くな、花。俺のことを少しでも思ってくれるなら」ってなに?!????え、楽しいじゃん!!!この楽しさ既視感ある〜〜〜!!!!個人的既視感はハートの国のアリスなんですけど。EDでクソ重感情をぶつけられるかんじ??普段とは異なる脳汁がでている。
「どうすればいい?」ってなに?わたしもどうすればいいか分からない。なんだこの男、人望厚く温厚なのに恋愛ごとになると良い意味で掻き乱してくるじゃん。うまく言語化できなさすぎるので、みなさんも玄徳ルートやってください(放り投げた)

子龍

いつぶりのcv石田彰でしょう…。パッと思い浮かぶのは声変わり前のアリスシリーズだけれど。
テキストの途中からED演出はいるなんて、玄徳とは入りが違うからびっくりした。うたプリのEDみたいに音楽とセットにするからか?と思ったけどエンドロール間に流れる彼サイドの長さでアレンジされてるっぽい。

あからさまに孔明煽ってるし、それに嫉妬してる子龍くんおきゃわじゃん。
EDで「どうか私と、結婚してください」やっぱりこの世界は付き合うを通り越して結婚に持って行くのね?!??「生涯を共にしたいと思えて、命を賭けられる女性を見つけられたのなら、年齢など関係ありません」なんて言われたらこれは結婚するしかない。と思ってたのに「たとえあなたが同じ気持ちでなかったとしても、私の気持ちは変わりません」メンタル強いのか弱いのか分からんね?!?
くそ真面目な子龍くんは“一生そばにいて守る!”の気持ちだけど、花ちゃんはまだそこまで追いついてない軽さを感じていて、玄徳でもちょっと思ったけど愛が重いな…と楽しくなって笑った。

翼徳

cv保志総一朗こそいつぶり?!クロアリのピアスの記憶しかないので、本当10年ぶり…以上かもしれない(多分)ピアスに引き続きなのでこういう肉体派というか、頭脳派にはなれないキャラ多いなという印象しかない。
酔ってる時と頭に血が上った時のギャップ!加減が効かなくて何しでかすか分からないの怖すぎない…?無害そうな顔してて裏の顔?持ってるの純粋に怖いんですが、、、花ちゃんにこの男はやめておきなって止めてる。
なんだか…ほのぼの?でハッピーエンド迎えましたが…わたしは裏の性格が怖すぎて添い遂げられません。友に話したら中の人の酒癖の悪さがアテレコされてるとも聞き…いやそれにしてもこの酒癖はやばいでしょ。
翼徳はBADエンドなくて驚いた。表の性格的な関係でハッピーエンドのみ?(伝われ)

公瑾

なにをしても消えない公瑾の死亡フラグ。公瑾も花ちゃんに好意抱いてるんだろうけど、無自覚なのか突き放されちゃってびっくり。自室に招いてお茶出してくれたし、琵琶の弦を調律しながら玄徳が慕われてる話されてベタに取り乱してたじゃん!
しかし偽尚香さんと玄徳の結婚話って、尚香自身は知らなかったのね。
「まあ、あなたが帰りたいというのであれば、引き止める理由など、どこにもありませんけど」ってツンを発揮したと思えば、そのまま受け取った花ちゃんがもう行くと伝えると待てと引き止め面白さしかない。それに対して(どうしたんだろう……。なんか、公瑾さんの様子がおかしい……?)にまとめられたのも面白いすぎて。最終的には「あなたは私が好きなのではなかったのですか?」ってこっちに言わせようとするーーー!!!プライド高男おもろい。
………えっ?やばいこれどこの一ノ瀬トキヤ?気づいてしまったときにはもう遅く、敬語とツンデレ具合が本当に一ノ瀬トキヤすぎて。花ちゃんといちゃついてるのを揶揄われて狼狽える姿も一ノ瀬トキヤじゃん(そろそろ黙ります)

早安

偽尚香、岸尾だいすけだったのかーーー!!!!そして隠しキャラ√が存在していたとは…。
(私がここに来た本当の意味は、本には書いてないところにあったんだ。きっと私は、このあたたかさと出会うために──早安と出会うために、ここに来たんだ)と隠しキャラや特殊√ならではの特別感を感じている花ちゃん…ごめん、わたしには感じられてない……でもこの国で居場所がないもの同士、惹かれあってはいたのかな。ヒロイン自ら動かなければ存在しない√になっているのは全乙ゲー共通だなと思いました。

玄徳BADの『届かなかった言葉』のタイトルみて百瀬つむぎ『受け止められなかった思い』を思い出してたけど、早安BADの『救えなかった心』も同等だわ…。

文若

全然関わっていないので気難しそうなひとという印象ではじめます。てゆかいくつ?!?とっつきにくいので花ちゃんと恋が生まれる予感が全然しない。しかし自殺する運命かあ…自分を追い詰めちゃうひとなんだろうな。でも毒を選ぶのは予想外でした。
「私の思いなど、私以外の誰にも分かるわけがない」わあ!最近よく聞くし、わたしもそれには同意します。

仲謀

好きな人には申し訳ないんですけれど生意気な俺様…苦手でして。漫画やアニメで出会うなら大丈夫なんだけど、こう…夢女としてみたとき恋愛対象にはなりにくい性格をされているので…。
しかし典型的な好きな子に誤解されやすいタイプというか、優しくできないけど側から見るとめちゃくちゃ好きじゃん!ヒロインが気付かぬ内に囲ってるってのは好きですよ。一種のツンデレ?早くくっつけよ〜〜と、両片思いがすぎるカップリング。
「知るか!しょうがないだろ。気になりだしたら、気になってしょうがないんだよ」ってかわいいじゃん。
しかし素人に向かって急に剣舞とか酷すぎる…花ちゃんもよく付き合って舞ったよ…わたしなら投げ出しちゃう。
「俺の選んだ女だ!」って言われましたが、わたしからしてもお前を選んでルート入ったんですが?!??とダメだな性格不一致だからキレ散らかす。

尚香ちゃん武芸の才能壊滅的だったギャップ可愛い。あと尚香ちゃん軟禁から解放されて、予定通り玄徳との婚儀を進めるって、うう…。好きな人との結婚じゃないことは悲しいが玄徳ならきっと大切にしてくれるという思いもあるので幸せになっておくれ。と思ってたら花ちゃんも似たようなこと伝えてくれた。全世界共通(?)

孟徳

この男、掴みどころがない。花ちゃんに好意を向けてはいるが、敵側の人間には変わりないから心から信用はしていないだろうし。でもそばにいて欲しい、君が好きだからとか露骨に特攻してきて真意が見えない。疑心暗鬼案件です!
えっ?痴話喧嘩?女の機嫌取り?まじでわたしのこと好きなん?!??急すぎてなにかした?!??ってなってる。ガチで好かれてるっぽくて疑心暗鬼になってる花ちゃんとのシンクロ率が高い。
宴会でのやり取り。この、この、この男〜〜〜〜!!!!!わたしのことが好きなんだと思うとこの男〜〜〜〜!!!って照れだし耐えられなくなる。やめてくれ。
え〜〜〜〜、地位も金も人脈も顔の良さもある男がわたしの前で疲れている・弱っているところを見せるってめちゃくちゃいいじゃん。っていつも孟徳が好意を伝えてくれるお返しとばかりに好きだと伝えたらめちゃくちゃ喜んでくれてなんだこの気持ちは。この男、侮れん。

火事で本が燃え現代へ帰る道が絶たれる。こんな展開初めてすぎて。呆然としているところに「俺が君を守るから。君は何も心配しなくていい」「もう何も考えなくても、俺に任せていればいいから……」何も…??違和感。この気に及んでプロポーズ。うーん、不審。

「帰れないようになればいいなあって。俺が、ずっと、そんなことを考えてたのも知らなかったんだよね、君は……。」
「ずっと囲いの中にいたことに気づかなかったんだよね。気づかないままでいてくれたら良かったのに……」

も、孟徳……お前…………言語化できない感情が渦巻きすぎるシナリオ。
いや〜〜〜、いまだに孟徳が花ちゃんをなぜこんなに好きなのかわかってないんですが、これを弾丸飛び交う赤の世界(ワンダーワールド)に落とし込むとここまで執着しているのに納得してしまうんですよね。この世界にはない特別に惹かれるという、それです。

「地位も金もある男に下手に出られて、優しくされて甘やかされて、いい気にならない女の子なんていない。好かれるのは気分がいいから。」おい、孟徳ルートやり出して調子に乗ってるわたしのことか。
「花ちゃんの『好き』はそういう風に扱われるのが『好き』なだけだよ」にガツンときた。そう…好意をみせてくる男に特攻されるのって結局これなんだよな……………………今までを振り返って頭抱えてる。

「いつかすべての役目を終えたとき、ただ君と静かに眠りたい」って2人が死を分つともってことですか?

『幸せのかたちのひとつ』END、本妻にはなれず妾のひとりってしんどくない?わたしの想像だけれど孟徳自身も花ちゃんをほかの女とは違う唯一無二の特別だと思っていただろうに、あの選択で他の女と同じ扱いに……。結局はその辺の女と同じだったんだって孟徳自身も落胆しているところありそう。BADかメリバです!!!

鳥籠ENDは蝶毒の斯波さんを思い出してしまったよ。

雲長(cv櫻井孝宏

現代なのに櫻井孝宏の声聞こえた気がしたしメガネ拾ったしいつもと演出違いますがどうした?メガネ渡しても驚かないなと思ったらお前も現代からやってきてたんかーい!その展開は想像してなかった。
最後には同級生におさまるって…あちらの世界で4度目の生を歩んでいる月日の差はないってこと?わからん。

孔明の消滅…駒として動く花ちゃん…失敗は別の形で繰り返すんだなと悲しくなった。

ノーマルエンド

孔明が正史とは聞いていたが、はじめから花ちゃんを知っていて居場所を与えてくれた男だったとは。この男がいなかったら三国恋戦記は始まってないじゃん!ノーマルでこれなんだから恋愛どうなるわけ?

「ボクが君を助けたのは、君に助けられたからだ。君が始まりだよ」ううう…なんか涙腺をつく…“始まりをくれた君に”じゃん…孔明ありがとう……。

孔明

さあやってきましたよ最後の男!所々含みのある言い方が気になるけど、孔明曰くこの出会いは運命らしい。しかし本が使えなくなるとはこれまた新しい展開…と思ってたら孔明直々に道を示してくれるの?!
そして自ら過去に飛ばされたとき出会った亮だと明かすパターン。まあ花ちゃんにぶにぶなのでね…。しかしなんだこの男。勝手に人の膝を膝枕にしやがって馴れ馴れしい。JKだから生足なんだぞ遠慮しろ!
ところで序盤にもありましたが孔明自身が花ちゃんに運命を感じている…どんな形でもきっと出会うと………わたしの運命見極めセンサーが働いてしまいますね。

EDでは師匠の手で色が変わった本を開かれ、光にさらされる(現代帰還フラグ)なんてあり?!「───、どうして。どうして、帰らなかったの」という孔明の振り向き加減と表情yaba 。なんとも言えない言葉がスチルに詰まってる。
「君がよかった。君だけしかいらなかった。ずっと前からこの世界にいない君のことだけを……」って……。こんなに孔明想ってくれてるし、一度は現代へ返そうと動いてくれてたのを花ちゃんの意志で留まりハッピーエンド。わたしの癖(ヘキ)な運命かなんてこの2人の前ではどうでも良い。ありがとうございました。


昔ながらの共通ルートからの個別派生なので1周すればサクサク進められました。一番楽しかったのはやはり公瑾かな。どこぞの一ノ瀬トキヤ抜きにして、ツンデレ具合がおもしれ〜男って楽しんでた(そっち)
そして孟徳な〜〜〜。この男は花ちゃんのどこに、なにがきっかけで惹かれたのか分からないままどんどんベクトルが大きくなっていったので逆に刺さってないんですが、色々と勉強にはなりました。特効されてるし好きなのは好きだけどなんで、こんなに重い感情を抱かれてるのかが疑問で怖いんですよね。誰かここです!ってプレゼンしてください。