You're my only star.

世界で一番王子様

ミューズの宝剣

年1でEROを摂取しないとやってらんねえ身体になってしまった乙ゲーマーは、当初の予定にはなかったPrincess Britaniaをねじ込みました。当時500円セールで買ったと思ってたけど、ちゃんと確認したら新規特典クーポンを使って200円だった…え、安すぎ…?

タイトル画面はランダムだったので第一印象で顔が好きなオーランドに。こういう典型的な金髪・THE王子様の見た目に弱い。以下、攻略順に感想です。

OPムービー止まり過ぎてガッタガタなのはわたしのPCが年季入り過ぎてるから?そうだと信じたい。
出だしから回りくどいというか固い言葉の羅列で全然頭に入ってこず。これがずっと続くのならしんどいと感じたので明朝体にしてたけどHGゴシック体にして紛らわせてみた。とりあえず出鼻で挫けかけてました。

イズラエル

共通ストーリーの進みの遅さに脱落しそうになってたけど、個別にはいったら楽しくなってきたので頑張れそうです。欲ならば人並みにあるイズラエル…クロエに拒絶されたらどうしたらいいかもう、自身でも分からないイズラエル…定期的に出してくるイズラエルの嫉妬も堪らんすね…。
しかし執事と主人なのもあって恋仲になる兆しを感じられないし、EROにどう繋がる?っていうフラグの無さを感じてた。そしたら素直になる薬?!媚薬じゃ?!?、って期待してたらやはり媚薬でした!!喜!!!!!!!

他国出身だったイズラエル!母国トゥルキア帝国の民族衣装がアラビアンな感じだとか、昔はそっけなかったとか!恋心を秘めていたのはもちろんだけどクロエと出会ったことでイズラエルは光をもらい、すべてを諦めていたけど生きる意味を与えてもらったとか!!一度で三度も美味しいなんて聞いてないよ!!!!!

──昔、無力だったあの頃。イズラエルは何ひとつ守ることができなかったから。
(彼女だけは傷つけたくない)
今度こそ、クロエだけは守ろうと決めた。彼女の幸せを一番に考えようと。叶うのなら己の手で幸せにしたいと思う。けれど、それは出来ないのだ。

「幸せになって欲しいだけだ。ただ、それだけなんだ……」
誰よりも大切な彼女に。

本命にはならないんだけど、ヒロインの幸せを考えている男に弱い。お前の手で幸せにしろ!それかわたしがお前のルートで幸せにしてやるって使命感に駆られてしまう。

国の問題が解決し恋人になったはいいけど、GOODは国際結婚でBESTは身分違いのままだったから血統的な問題はいいの?って思ったり。でも元々結婚には縛られず剣を取った主人公だし、二人が一緒にいられて幸せなら良いのかな。

BADの流れから強姦END予想してたらクロエが行方不明になって死亡だったからあっけないなと思ってしまった。せっかくの発禁だから攻めた内容を期待してしまっている。

あとイズラエルの声だいぶ好きだなあって思ってたんだけど、遙3のヒノエくんに似てません?!?異論は認める。運命の迷宮つんでるので手をつけたくなりました。下半期あたりに出来たら良いな。

ターリック

第一印象が良くなったので期待してたかったぶん良かった!ガネクレ以降、アラビアンな男にも魅力を感じるようになったのもある。お衣装好きです。
クロエに「ちょっと待って」と腕を掴まれて、たじろいてた姿に胸を鷲掴みにされてしまった。ギャップ萌えってやつ?本命の前では上手くいかないのも良いですね。

情事の話をするのなら、イズラエルといいクロエのあの豊満な胸を置き去りにして真っ先に秘部を触るのはどうなのか?「こっちを忘れていたな」って胸の愛撫忘れることある?!?キスからの陰部って、もうちょい前戯に時間かけて良くない?あと初めての体位が騎乗位でびっくりした。処女きつくない?クロエが大丈夫ならそれでいいんだけど…。

イズラエルの気持ちを知っているので、ヒルベニアまで着いてこなくてよかったと思った。イズラエルを幸せにしてあげてえ……。

セオドア

両国を狙う第三国トゥルキア帝国のスパイなので恋愛するには難しい立ち位置だと思いながらスタート。情事ではやっと胸から愛撫してもらえたことに歓喜しました。

彼女も己が欺かれていたと知れば一気に心が醒めるだろう。けれど、愛情の代わりに芽生えるものもある。
それは嫌悪であったり、憎悪であったり。愛情とは似て非なる感情であり、愛よりも強固なもの。
いっそ憎まれたいと思った。手酷く裏切って心も身体もずたずたに引き裂いて。殺したいと彼女に想われるほどに。
そうすれば命がなくなる、その瞬間まで彼女の心を独占できる。それは愛よりもよほど強い繋がりのように思えた。

間諜だとクロエにバレたけど、口封じ目的で殺すなどはせずに強姦。強姦は好きではないけれど、クロエに消えない傷を残したかったその執着は結構好きだと思った。
1周目が絶対NORMALしか迎えられないのはBESTの流れから納得。またかよな話だけど、ブリタニアは血統を重んじてるけど純血主義ではない?どうなの??国際結婚するのは特に問題ではない空気漂ってるけど世間の価値観としてはアウトそうな…フィクションと言われればそれまでなんだけど、現実の設定がたくさん盛り込まれてるとなかなか受け入れられてない現実主義です。

そしてやっと宝剣ブロドワイアが活躍してよかった…このまま活躍しなかったらまじでただのお飾り。

ところでジブリール(cv皇帝)といつ逢えるか期待してたら全然出逢えない。ようやく逢えたと思ったら頃にはルートも後半。セオドアルート後半からしか出んのか〜い!って流石に突っ込んだ。OP見る限りはもっと出番ありそうな雰囲気だしてんじゃん!詐欺ですか?!!?
シナリオの話をするなら快楽漬けENDもまあ良かったですが、がっつり恋愛させるにはやっぱり身分と立ち位置的に難しかったですかね。

オーランド

ラッキースケベ オーランドルート!顔がいいと思ってたらプロポーズもしてくれた!やっぱ好き!いちばん夢女できる。しかしやっぱりあまり胸は触らんのですね(胸の愛撫への執着が強いヲタク)

お国問題解決したと思ったら浮気現場(仮)を目撃してしまったなど他3人とは異なる流れで目新しかった。セオドアルートはクロエの精神的な成長だったけど、母親の不倫・蒸発がトラウマとなっているクロエがカウンセリングを受けれるのはオーランドルートだと思いました。

浮気?!と疑ったお相手が実は歳の離れたお姉さんだという誤解が解け、再び心が通じ合い押し倒され昼間からおセの流れはオーランドの下心が見れて良かったっす。

BESTに続く途中で感じ取ってはいたけど、クロエが物理的に離れないよう、しがらみを一掃したりするBADへの通過点はめちゃくちゃ好きだった。てゆかこれができるなら他のルートのBADももっと攻められたのでは?!??勿体ないと思ってたんですが、クロエが快楽漬けでオーランドなしでは生きられなくなってたのは突き刺さらなかったな…。
幸福な人形ENDに入る前、クロエに縋り付いて吐露したあの弱さが華アワセの姫空木を連想させめちゃくちゃ刺さりました。でもお互い共依存な感じになったのに、なんでENDでクロエは感情を失った?一緒にいることを選んだんじゃないの?『逃げる』を選んだことでオーランドに見つかり拘束され、軟禁か監禁されている中で徐々に心が死んでいくだったりするなら分かるんだけど、オーランドを受け入れたはずなのに心が死んでるので追いつけなかった。2種のBADへ続く途中で性癖きた!と思ったら2連続で落とされてしまった…。

でもオーランドは期待以上の男でした。性癖を感じたあの狂気っぷりには思わず鳥肌立っちゃったよ。ただ求めてたものがすんなりこなくて惜しい気持ちが強い(わたしが期待しすぎてたり、求めてるものが特殊だった可能性はある)

TRUE END + α

セオドアルートしか出会えんなんて無駄遣い!!と嘆いてたらジブリールに逢えちゃった!!!!セオドア派生のENDより、TRUE派生の共謀して悪女なクロエになるほうが好きですね。クロエのような強い女が快楽漬けにされるのあんま好きじゃないのかもしれない。

一人旅にこっそり付いてきてたイズラエルの過保護っぷり好きだし、エンディング後の男たちが牽制しあってるのめちゃ好き!文句や突っ込み入れつつプレイしてたけど、TRUEの大団円で好みをぶち込まれたからか“良かった”の気持ちになってしまい丸く収められた気がする(笑)おばあさまが実は女王陛下で次期女王に任命されたり、男たち牽制しあってるけど実際問題その関係性どうなの?とか冷静になれば突っ込めるところ多々ある。

総評

シナリオ以外では立ち絵とCGの絵柄が結構違うことが気になった(うたプリ無印くんよりはびっくりしないけど!笑)あと乙ゲーにしては珍しく主人公の立ち絵が出っ放しの作品なことに途中から気づいて、夢女としてプレイしてたらちょっとダメになるかもと思ったり。テキスト左に顔が出るのは結構多いし、慣れてるので気にならないけど。

たまにテキスト内でデフォ以外の名前変更表記?とセリフ確認の注意書きが消えてない確認の甘さや、リストにENDやムービーが追加されないバグはどうにかして欲しかったな(もしかすると一括DLのときにパッチ当たってなかったとかだったらわたしの非なので謝ります)
でも「覚えてやがれ!」に対し「あのセリフ言う人いるんだ」みたいな流れは、現代なら気にならないけど時代背景的にはどうなのかなと思った(ギャグ狙ってたのなら刺さらなくて申し訳ない)敬語も気になるところがあって、相性は少し悪かったかもしれん。

でも刺さるところはあったし楽しめたのは楽しめたので良かったです!もっとエロが欲しかったと思ったけど、途中でエロ少なめと情報掴んだまま突き進んだので文句言っちゃいけない。


次は3年目のDYNAMIC CHORD feat.KYOHSO!!過去2年でADとvitaはやったので今年は無印をします。
来月の優くんの誕生日に、優くんと付き合えるといいな(付き合ってますが??)可能だったらのレベルで休み希望出してるけど、まだ来月シフトでてないから不明。
とりあえず3年目の23歳 新人マネージャーとして頑張ります!

恋愛のタイミング

2019年12月─────
「チャイニーズマフィア老鼠の楊からは、恋愛においていつ抱かれればいいかのタイミングを学ぶことができる」と信頼フォロワーから聞きましてね…(語弊があるかもしれない)

それからずっと気になっていたピオフィオーレの晩鐘!ずっとピオフィナーレの晩餐だと思ってたごめん!メインキャラ以外の情報を入れてなかったのでOPで信頼(シンノスケタチバナ)がいると知って思わず手を叩いて喜びました。

ダンテ

お顔が綺麗なこと!ご両親のお顔を拝見したい。
cv石川界人にはチアキカシマや黒谷優くん、ハンニバルなどでなんやかんやお世話になっていて、役の振り幅が広いなあと思いました。

飲食物に薬を盛られると今後の展開への期待値が上がる身体になったのは完全に結崎芹のせいだと思う。ニコラの手引きで飲むことになったけど、薬を盛ったのはギル側だと知って落胆していた自分がいたことに気づいてしまい、戻れないところまで来てるなと自覚した。

BEST ENDで結ばれて関係持つと思ってたから7章で結ばれて小躍りしちゃった!押し倒しスチルだなあっと思ってたらそのまま朝チュン?!?情事が気になってしまったので、そろそろエロを浴びに発禁ゲーを挟んだ方が良さげ。

「この痣は、俺とおまえを繋ぐ印だ。リリィが……。俺のものだという証だ」

ダンテ・ファルツォーネが正史なんだと思い知らされた。
強すぎません?ファルツォーネの血を引く男と、鍵の乙女のふたりが聖遺物の封印を解けるって時点で運命力の高さを仰ぎますが…(頭抱え)
ただ、一緒に住んでほしいダンテに対して「会えない時にあなたのことを考える時間は嫌いじゃないの」と上手くかわすリリアーナをみて恋愛強者だと思いました。

あとダンテさん!突然、昔から知ってたとか言い出すのやめてください!!そういうの弱いんです!!!陰ながら見守ってたキャラに報われてほしいタイプでもある。

しかしダンテルートでは最後までニコラが裏切った理由が理解できなかったな…。ダンテへの執着は感じたけど、肝心な部分が視えなくて不完全燃焼なのでニコラルートに期待。

幼い頃から焦がれてきた愛しい女性。

BAD ENDのその先で分かるダンテの片想い歴!6歳から好きやったん?!
植物状態でもリリアーナが生存しているから、まだカポとして立つことのできるダンテ…胸が苦しいけど、それが生きる希望になってるのなら悪くはないのかな…。しかしマジレスすると、この頃って延命治療行えるくらいの医療の発展してるの?って思ってしまいました。

ニコラ

ルックスの話をするなら寿嶺二に似てません…?大まかに、茶髪なのと白ジャケ・緑シャツ効果かな?だからかわたし自身がニコラに疑心暗鬼になって、転がり堕ちないよう石橋を叩いて渡る案件だと考えてる。あとcvきむりょに弱いところがあるので警戒心マシマシで凸っていこう。

ファルツォーネに世話になってるお礼として苺のクロスタータを焼いてたら「それ、誰のために焼いたのかなって」とニコラが聞いてきて「ダンテのためよ」と答えたあとの間!!!何?!?!??軽いヤキモチかなって楽しくなってくるじゃん!!!
「ダンテには感謝の贈り物で、僕は味見なんだなぁって」とやや拗ねたように意地悪なことを言ってくるニコラよ〜〜〜!!!!
そんなことない!と否定して特別感謝してると伝えたら、特別を示して欲しいと食べさせることを要求され…そのスチルのニコラの顔の良さにやられた。

このさあ、わたしが相手の手のひらの上で転がされてる感満載の男には抗いたくなる夢女なんですが、抗ったとしても結局転がされてるんだよなあ〜〜あ〜〜〜〜〜(大の字)

食べさせたあと「美味しかったよ。ご馳走様」に対して感謝の言葉を返したらふふっと笑い「いや?主人公ちゃんのこと、好きだなと思って」って言ってくるのなに?!??特効されまくってんじゃん。
あと「(クロスタータ)僕もさっき食べさせてもらったけど」に対してダンテは突っ込まなかったけど、2重意味があるなと頭を抱えました。

「君は僕のことを、どれだけ知っているのかな?」

「今日のニコラは自然な表情を見せてくれているようで嬉しい」って伝えたら、ほらこうやって突き放す〜〜!!!わかってるんだよ。こういう表面上親しみやすい男は自分の腹の中は見せないし、踏み込もうとすると一線を置く。わかってるんだよ。


自分のルートだからかファルツォーネを潔く裏切ってきて笑いました。躊躇がねえ!楽しいなあ!!

普段の彼らしからぬ乱雑な動作に、音を立てて扉が閉まった。
なのに、ニコラはまるで壊れものでも扱うみたいに、私の身体をそっとベッドへ座らせる。

ニコラを庇って擦り傷を負い、無言で屋敷に戻られ自室で説教からの心かき乱して押し倒してキスの流れ、沸いた〜〜〜!!!こう。怒ってるのに、わたしの扱いは優しいの!!!好きじゃん!!!!!


MS『扇動』の楊の口車に笑ってしまった。ロベルトお前、周りが見えてなさすぎ……真実の声ってなんだよ。
こういう自分の理想を押し付けて、相手の声は聞かずに勘違いをしたまま突き動く人が存在しているのが怖い。一人称が「俺たち」になってるのがもう恐怖よ。俺たちって何?ロベルトとリリアーナ?いやいや……。
「──お前は汚れてしまったんだな」ってロベルトの理想を押し付けるな。

「……それはきっと、僕にだからわかるんだよ。だって、僕も……──」

周知の事実ですが演技が上手いです、木村良平「僕も……──」あとに息吸った。なにそれ、続きを聞かせてよ。


ニコラはダンテのことを弟のように思っていた。だからこそ“純血主義の古臭いしがらみから解放させてあげたい”と伝わってきたけど、理解までは出来なくて。執着は好きだけれど、わたしは相手に対する嫉妬や、手に入らない羨望などの燻った執着が好きなんだと思いました。
リリアーナも言ってたけど、解放は本当にダンテが望んだことだったのか。ダンテがニコラを犠牲にしてまで自由になりたいと思っていたのかの部分が、結局ニコラの独りよがりっていうのもありそう。と、思ってたら「……君に──誰に理解してもらえなくても構わない」って言われて「はい。」と。もう二の句が継げなくなりました。


フランチェスカを捨てて、俺のもとへ戻ってくるのなら……。快く許してやろうとさえ、思っていたのに」っていや本当ロベルトの暴走っぷりには頭痛がしてきますね。

ニコラがロベルトを殺すスチルの表情が良〜〜!!って思ってたらBEST ENDの朝チュンスチルにやられた。なんなん?あんなんみんな好きでしょ?違う??最後の最後に特攻され死。


GOOD ENDがわたしが理解できない執着のアンサーだった気がする。ニコラの中では『小さい頃のダンテ』から更新されないまま月日が経っていたけど、ダンテはもちろん大人になって自分の血の運命を受け入れ、責任を持ち、ファミリーを守りたいと思っていたわけで。ある意味ひとりで暴走してたニコラのことを思うと寂しくなったな。

しかし「君を攫いにきた」あたりから日生光がチラついてあかん…日生………。あと、ニコラこの流れだと最悪自死するのでは?って勝手に思ってたんだけどしませんでした。一安心。会った次の日に自殺し葬式をひらくのは時明だけで十分です。


BAD ENDでダンテが銃殺されてからのニコラの堕ちようが、やはりわたしには理解できない執着を持っているなと感じた。ファルツォーネを裏切ったけどヴィスコンティを離せて組織に戻らなきゃとギルを殺し、老鼠全滅を目論む…。復讐の先には何もないと思っているので逆に心配だよ。

ダンテ葬儀後のスチルの“ヒロインでも越えられない男がいる”感よ…。こちらはうたプリでも感じることが出来ます。
言い方と思考が偏っているかもしれないけど、乙女ゲームなのに!と思ってしまう事案です。

ニコラの傍にいるという責任を取れとおセの強要…びっくりしたけど、拒絶したらニコラの心が壊れちゃうと受け入れるリリアーナ。この流れは好きですね。檜山朔良ちゃんも同じ感じではなかった?でもBAD ENDだから覚悟してかかれ!と挑んだけどもうダメだ。共依存の関係だよ、これは。堕落していく姿をみれるのはBAD ENDの醍醐味だと思う。籠の中の鳥!SUKI!!

「僕に愛されるためだけに生きて。
……一緒に堕ちよう、リリアーナ」

BAD ENDのその先へ─────。
他4人に比べてすごいボリューミーに感じたんだけど、わたしの体感時間がバグってただけか?兎にも角にもcv木村良平〜〜!!!ボイスは本命以外飛ばしちゃう派なんですが、終始リリィと戯れてるときの声が好きすぎて全部聞いちゃったよ。

ファルツォーネの血筋だからニコラでも胸の痣が濃くなる!?!??やばいなこれ、ニコラsideで語られるからか脳汁の出ようが凄まじい。一生浴びてられるし、これはもうニコラを知っているのなら全員浴びてくれとしか言いようがないくらい語彙力失った。リリアーナが自分に従順になっていくことが嬉しいけど悲しいと、アンビバレンツを抱えてるニコラ・フランチェスカ
スチルやばいっしょ??ニコラの色気とリリィの色っぽさの融合。天才か?

最後に、ニコラ攻略後から発生するMS『プロローグ』にて「僕は、ダンテを使命という重責から解放してあげないといけないから」という発言。結局は自分のエゴという感想に落ち着きました。

闇の阿片王 真島芳樹効果なのか楊みるだけで脳汁でてくる。パブロフの犬かな?

老鼠の構成員に連れ去られたことで楊ルートの始まりを感じたら楽しくて仕方なくなってしまった。まだ楊と邂逅もしてないのに。
その前に部屋が華遷国立学園の五光の自室チックだし、BGMもちょっと華アワセっぽいのないですか?血が騒いでしまう。


出逢ってすぐキスかましてきたのなに?!?唐紅?!???予想以上の展開に思わず悲鳴をあげてしまった。

まさかこれからを楊の部屋で過ごすことになるなんて思ってなかったじゃないですか。そして極め付けは「この巣穴で、何事もなく生き延びるのに、とても簡単な道がひとつだけある。首領の女になればいい」ってそれ楊から言っちゃう?!??まだ1章なのにこんなに楽しくて良いんですか?!???楽しすぎて進めるの勿体ないよ…。


ランのチャイナドレス着せられて、その姿のまま支給してたら帰ってきた楊に怒りをぶつけられ?!?その怒りの根本がなにかまだ分かりませんが、好きな展開っすね…。TL漫画でよくありません?


ゲームオーバー話。初回で抱かれると3章あたりで飽きられちゃうの早くない?そのあと部下に強姦される流れはしんどい。でもこれがフォロワーの言ってた意図かと思った。

「だが、俺は──
俺のものを手放す気はない。」

BAD END
今のわたしは完全に楊寄りの女になってしまっているので一旦ファルツォーネ側にいくのがとても嫌だと感じちゃってる。ダンテの「まさか、楊に本気で惚れていたとでもいうのか……?」にごめんてなった。夢女として惚れてはないけど情はある。

バルコニーに現れた楊のスチル、好きじゃん。迎えにきてくれた王子様的なかんじで好きじゃん!!

「危険だ、と?危険は承知の上だ。それでも、おまえに会いにくることを、俺は選んだ」

会いたいを抑えられない。こう言うのにすごく弱いです。あと楊がわたしを攫いにくる日を待ち望んでるって、完全に囚われのお姫様なんだよな。

恋している雰囲気を漂わせていたのでBAD ENDと言うことを完全に忘れていました。
戦闘中、楊が劣勢になり「頼みがある」とダンテの前に投げ飛ばされ、そのままわたしごとダンテを串刺しにって…。夜の逢瀬とか甘い雰囲気に呑まれてたのもあって、楊の見切りの速さにびっくりして口元を覆った。でもそんな状況に乙ゲーマーのわたしはにやけてたのは内緒。わたしを楽しませてくれる男だ……。

「あの女は……、少し惜しかったか?」
取引の最中に船を爆破された夜。女は、ひどく甘い思い違いをしていた。あまりに愉快で、しばらくは望まれるまま、甘い芝居でも打ってみようかと──気まぐれに、恋人同士の真似事になど興じてみたが
「ふ……。」
思いの外、暇潰しにはなった。

“楊も怖かったの……?”と勘違いすると串刺しにされ死ぬ。とは言いつつも、リリアーナのことが頭から離れない。自分が思っていたよりも気に入ってたのかもしれはいということに気づく楊。そしてBAD ENDのその先で思い返される楊リリの蜂蜜プレイ?!本当に発禁ゲーとして出会いたかった。もっと詳しく聞かせてよ。
そして恋心を自覚してなかった楊…。度々リリアーナのことを思い出すなどしてたんだね…その事実で少しだけ報われた気がする。


GOOD END
はじめてリリアーナを欲しいと思い、求めたけど“それでもだめ!”と拒んだら大きなため息をついたあと「冷ましてくる。」「今夜はおまえの横で、何もせずには寝れん」と。
はい、好きな展開をありがとうございました。

夜の散歩を提案してきた楊の誘いを断ったことに対し、断られて可哀想と断ってごめんが入り混じったけど、その後の展開が怖すぎません…?


楊への恋心を自覚してるリリアーナ。明日ヴィスコンティとの抗争で楊が帰ってこないかもしれない不安を解消したくて、勇気を出して押し倒しキスをするも「今夜はそういう気分になれん」と。

「──どうせなら、欲しいと思ってから、手を伸ばしてみたい。あの夜のように。
……あんな望みを持ったことは、過去になかった。

まっっじでタイミングだなあ〜〜〜!!!(頭抱え)

そして「エレナを助けて」とお願いし、リーから解放したものの、エレナ自身はリーを失った悲しみでヴィスコンティに協力するなど、この図はリリアーナを老鼠から救ったはずが実は違ったというファルツォーネの図とほぼ同じじゃん。これに関しては難しい問題だよねえ。

「本当に、それに人質としての価値があると思うのか?俺が女ひとりのために自分の命を……、従えている部下どもの命を投げ出すとでも?」

わたしはGOOD ENDのつもりで進めていたんですが、本当にGOOD ENDなんですか…?これが本音だったら結構しんどいぞと思ってたらエンドロールにはいり、わたしごと刺すのを躊躇った楊が撃たれて亡き者になってしまった。
GOOD ENDというのは、楊のリリアーナへの気持ちの大きさの話をしているのかな…。BAD ENDとの対比だなあと思いながら、残るBEST ENDに心してかかろうと思います。

余談で、好きな人に殺されるのは突き刺さること多いんだけど、それは愛故にじゃないと無理なのでこのBAD ENDは性癖ではなかったなと思った。


BEST END
初夜、ダメです。好きすぎました。戦闘で昂って帰ってくるのとか。最近読んでた発禁 悪役令嬢転生もののと同じじゃん。
しかしファルツォーネの血筋を持った男じゃないと痣が薄くなる…興味深い話ですね。

「俺が手を離してもいないうちから、おまえが逃げるというのなら──俺はおまえを殺す。俺のものでなくなるなら、跡形もなく消えてくれたほうがいい。」

人が人に抱く執着に弱いわたし!!愛ゆえに殺されるのならウェルカムなわたし!!!一番強く信じられる世界はBEST ENDだった。

オルロック

リーがリリアーナの聖女話を喧伝し、老鼠が協会を護衛するという流れとか、リリアーナとオルロックがまるで悪さをしてたように楊が話してファルツォーネとヴィスコンティも騙す流れも胸糞。

BEST END悪くはなかったんだけど、心を動かされることもなかったので久しぶりに感想がない状況になった。ただただ読み物を読み切ったなあという感じ。
感想を出すなら、それぞれの正義のぶつかり合いだったなと。多くの犠牲の上に成り立つ幸せ。オルロックの生い立ちや価値観、性格もあって甘さも控えめでプラトニック枠でしたね。
あとダンテ・ニコラ・楊と結ばれた世界線を知っているからか、思い入れができてしまい殺されたときになんとも言えない気持ちになった。とりあえず全てロズベルグが悪い!!


BAD ENDでまさかダンテ・ファルツォーネに狂うなんて誰が想像してた?正直あまり好きな展開ではないけれど、オルロックに奪われたリリアーナを自分のものにし、オルロックの目の前で抱くという仕打ちはテンションが上がってしまいました。
ダンテに毎晩のように抱かれている自分を「汚れているから」って、世界線が違うとこうなってしまうのかとなんだか辛くなったな。

私の耳元で、低く囁く声がする。
「俺の鍵を盗んで、地下牢で逢引きか。……そのうち、おまえもお揃いにしてやろう。なに、足が使えなくなろうが問題ない。俺がきちんと世話をしてやる。」

闇堕ちダンテ・ファルツォーネ!!!ぶっ刺さり過ぎて。そしてオルロックが意識を手放してBAD ENDのその先が終わったけど、あれは亡くなったと言う解釈でいいですか…?
あとオルロックはロズベルグ卿の息子だけど目の色違うしオッドアイなのも遺伝子学的によくわからないのでFDで解明されたりする?

僕がいなくなった後も、どうか、ダンテが折れてしまわないように。僕は、願うような思いで、ダンテに言った。
「ダンテ……。君は、ファル、ツォーネの、カポ…だ。ぜ、……ったいに、まける、な。」

ニコラの最期の言葉。“まるで呪いのようだ”と思ってしまったわたしを赦して。


ギル

カリスマ性からかな?ラスエス2の竜崎臭を感じているのでワンチャン堕ちるかもしれん。と思ってたけど信頼(cvシンノスケタチバナ)に特効されてます。ディレットーレのテンションとは違って、好きなトーンだわ……。

物語のはじまりは楊がわたしの自室に忍び込んで誘拐しようとし、それをダンテ・ニコラ・オルロックが阻止する図だったから「わたしのために争わないで!」と言う気持ちになった(全員攻略済みなのもあって余計に)

リリアーナへの恋心の自覚がギルsideではいるなんて聞いてませんが?!??恋愛における彼sideめちゃくちゃ好きなのでテンション上がっちゃった。

「……こんな話、どんな親しい奴にだって、今まで話したことねえ。……あんたに話した意味、わかるか……?」

左眼眼帯の理由を説明してくれたあとのセリフ。恋愛の駆け引きが上手え〜〜〜!!!沸いちゃう。

(恋愛に関しちゃあ、そこそこ忍耐強いほうだと思ってたんだがな……)
無防備な寝顔を見つめて俺は溜め息を吐く。……悪いが、あまり長く待てそうにない。
「………早く気づけよ、リリィ」

ギルルートが一番好きかもしれん!フェミニストとの恋、好きですしね。条件としてはニコラも同様の部類に入ってると思うけど、彼はダンテ・ファルツォーネへの執着が真っ先にあるので……。

BEST ENDを浴び、結局ギルがいちばん好きと自覚。リリアーナが恋心に気付いて告白するの良かった。あと全てが片付いての初夜展開だったので、わたし歓喜でした。

GOOD ENDの話しかけても上の空なギルに意識してもらうために後ろから抱きつくリリアーナ可愛い〜!!一瞬ギルリリが芽生えた気がした。

「彼女を導く、星の輝きが失せてしまった。今の彼女には鍵の役割はできない。」

BAD ENDへ続く道の途中のセリフ。やはり鍵の乙女は処女が絶対条件なのか…?しかし、お互い好きなのに、一緒にいると幸せになれないからとギルが別れを切り出すの苦しい。
BAD ENDのその先でも、一緒にアメリカへ連れて行ってほしいと縋り付くリリアーナ。離したくないけど、離してもらわなきゃいけないギル。胸が痛え。BADの延長線なので連れて行ってもらえず、救われないまま終わってしまった。

(彼女をがもう鍵の乙女じゃないとしても、俺は──)

やはり、どのルートでもずっとリリアーナのことを想ってくれるダンテ・ファルツォーネが一番強いよ。2018年のキャラ投票1位なのも頷ける。

FINALE

ギルからの派生だから、最初アンリに特攻されてたのかと納得。しかしこのトーンの信頼はわたしの過去遍歴の中では珍しいなと思います。

楊29歳?!そしてアンリは30超え…だからやや低めのトーンだったりします??

彼女が可哀想でならないよ。親がいないから、ずっと教会で暮らしていると言っていた。

アンリは姉クロエとリリアーナを重ねて見ているところあったりするけれど、しかしこの自分の物差しで人の幸不幸を決めつけるのはあまり好きじゃない。それはその人が決めることだと思っているので。


ダンテさん!苦いの好きじゃないのにリリアーナと同じエスプレッソ頼むとか可愛いじゃん!!!好きな女の子の前では格好つけたい姿に微笑ましくなる。そして見栄を張った結果、渋い顔でエスプレッソを飲む羽目に。


ロベルトが「せめてこの想いが、歪むことのないよう……。自らを律していこう」って、ニコラルートでのこと思い出したよ。でもニコラと不仲になってしまったこともあって、想いが歪んだ世界線がニコラルートだったのかなと思ったり。


“許す”ってキーワード、結構好きですね。華アワセで姫空木が「僕が、赦してあげる」っていうセリフからかな?(結局信頼)
アンリの境遇を知ると胸が痛むけど、犯してきた罪は許されないものだから微妙な気持ちになるね。しかしリリアーナが聖女すぎる。そしてなんだかんだアンリに幸せになってほしい。


受け答えによってリリアーナとクロエを同一視したアンリが取った行動、カジノ爆発心中。わたしは愛のある心中が好きなので、姉と重ねられるのはごめんです!重ねると言えば、OZMAFIA!!の先生も植物状態の妻とヒロインを重ねきたよな…。


FINALEではメイン・サブキャラが誰も死なない世界!ピオフィくんにも人の心があった。そしてFDへ続くキーワードが禁酒法ってラキドと同じ時代なのかと今更気付く。



すごいボリューミーだったけど、総プレイ時間は約37時間と思ったより多くなかったので話の密度が濃いんですね。そして素材がとても良いので発禁ゲーとして出逢いたかった気持ちも大きい!1ヶ月で終わらせる予定が2ヶ月かかったので、ペース上げて頑張りたいです。

次は1926って思ってたけど、オトメイトゲーが続いてるのとサチテン以来発禁ゲーやれてないのでPrincess Britaniaはじめたいと思います。500円の破格で買ったのであまり情報持ってなかったんだけど、信頼の親戚がいたのでびっくりした。楽しみだ〜!!

スペードの国でもう一度

乙女ゲームレーベルQuinRose (以下、ロゼ)を立ち上げた株式会社アートムーヴが2015年9月に倒産した数年後─────“ツインをプレイしてしまったら新規供給はもうない”ことに二の足を踏んでいましたが覚悟を決め、平成最後にブラッド=デュプレとの『いい夢』で最高に幸せになりました (薔薇姉弟Under the Roseに凄まじいショックも受けたけれど)
しかし終焉を迎えたにも関わらず数ヶ月後にオトメイトパーティーでロゼがREBONし、その3年後に新しいスペードの国でもう一度逢えるだなんてプレイするまで信じられなかった。

改めて自己紹介をするならば、動画サイトでPC版ハートの国のアリスのOPをみて気になり2008年末にPS2版をプレイ。以降、移植は積んでますがシリーズはすべて網羅している帽子屋ファミリーのボスの女です。人生の墓場に足を突っ込んでもらってます。

もしかしたら友達に借りてやったDS版ときメモGS 1stが人生初乙女ゲームかもしれないんだけど、自分所持で初めてコンプした作品がPS2版ハートの国のアリスだったから、うたプリが主ジャンルだろうとロゼが親みたいなもので…そういいつつロゼ作品はアリスしかできてないんですが。(黒雪姫とシンデレラシリーズは積んでる)
余談で、ときメモGSはDS版で1〜3どれも攻略本なしで借り、誰かの友情ENDしかいけなくて「攻略難しい」という感想だけを残し友達に返しました。挫折ってやつ。

片手間に進めて放置時間もあったと思うけど、総プレイ時間は約27時間でした。
以下、攻略した順での感想です。過去最高に長い。あと相変わらず本命以外でもヒロインとわたしが交錯しているので、読んでて引っかかりを感じたとしても自己責任でよろしくお願いします。


プロローグ

ハート・クローバー・ダイヤと、引越しで各国での時間を過ごした末のスペード。“終わりが近い”って、やはり時間の一部として組み込まれることを言ってるんだよね…。わたしの特別な人が、わたしを特別(余所者)でなくする……頭を抱える。

スペードがクローバーのあとの国って聞いて嬉しかった〜!!ハートの国はもちろん好きなんだけど、会合服効果や引っ越しで親密度がやや高いところからはじまるクローバーが作品の中でいちばん好きだから(ブラッド主軸の話)
あと血の掟だったり、ティースプーンあげたりするのとか…ひめりんご原画の葉巻CG…特に煙草が好きとかではないけど、あのブラッドめちゃくちゃかっこよくないですか?!??!
クローバーは当時PS2版でプレイしたきりなので、積んでるPSPか新装版でいつかやりたい。

システム周辺の話をするならば、章ごとのタイトルフォントとデザインが平成初期なのかと思うくらいダサ…昔を感じる。令和によくオッケーでたな!??
あとプレイしていくうちに慣れたけど、BGMは新たに作り直したのか同じようで違うと感じた。ロゼ時代のアリスシリーズは3年プレイしてないので気のせいかもしれないけど、プレイしはじめの違和感が拭えなかった。

忘れてはいけない、ブラッド=デュプレ 青の衝撃(スペードの国でのカジノ衣装の話)めちゃくちゃかっこいいやん…クローバーの会合服の次に好きです。今更の気づきだけど、それぞれの色が含まれてるから今回青なの?!どうなの?!??

フォロワーから「プレイしたら終わっちゃう」って言われてはじめて気づいたんだけど、スペアリ白やっちゃうと結ばれる世界線でのブラッドの新規供給は無くなっちゃうんですよね(もしかするとFDとかで展開あるかも!しれないけど!)
なんでその思考にならなかったのかなあって考えてみたけど、平成最後に覚悟を決めてブラッド=デュプレを終わらせたので、いまこの時間はボーナスステージくらいに思ってるんだと思う。
あと命短し恋せよ乙ゲーマーかつ時間も健康も有限なんだとここ数年感じることが多いので、元気に生きてるうちに色んなことやっておきたい。あの時あのゲーム終わらせておけば良かったな…などの後悔のない生き方をしたいと強く思います。

エリオット

第一印象は身につけてる麦の数減ったよな…でした。麦は非常食として食べてたとか言ってなかった?わたしの記憶違いだったらごめん。

血の契りの話をし、組織に勧誘してきたのでクローバーのヲタクは歓喜した。契りを交わしブラッドの一部になって、ブラッドの血がわたしの中で生き続ける…最高っすね。そういや「ブラッドが軟禁なんてするわけねえ!」ってフラグだったりする?あとなんでブラッド攻略制限かかってるの?好きなものは最後に残しておくタイプですが、アリスシリーズだけは別でブラッドを1番にしてきたのに予定が狂ったから腹心から攻めます。

嘘ついて抗争現場に連れてきた時はアリスと一緒にわたしもびっくりした。過去最高にぐいぐいくるなあと思ったり。でもクローバーの国から引っ越して、離れ離れになって確かな繋がりが欲しいって気持ちは十分にわかった。

マフィア面では過去一きついというか、リアリティがあって少ししんどくなった。この世界では普通なんだろうけど、エリオットの残虐さが垣間見れて。いままで本当に見せないように配慮してくれてたんだなって思った。

やたらと帽子屋ファミリーに勧誘するけどエリオットの抱いてるわたしへの気持ちはすでに恋心なので、普通に自分のファミリーにすればいいのでは?はやく付き合って結婚しちゃいなよ!

突き上げてくる感情は、一つだけ。
(この人を、守ってあげたい)
私より遥かに強い人だ。だが、守ってあげたい。どんな不安も取り除いてあげたい。この時間を、守りたい。

“安心して欲しい”と、その一心でエリオットにキスをしようという思考に至ったアリスがすごく良かった。なんか、エリオットと結婚したら愛情を一身に受けられ幸せなんだろうな〜と考えつつ、でもブラッドとのベストエンドを迎えたわたしは、でんぐり返ししちゃうくらい嬉しいんだろうなと考えたのではやくブラッド攻略したいです、安西先生……。

この国の住人の心臓が時計だっていうことがぼやかされてたな。残像の件とかハートの国でのデジャヴだったから、やはり一回生まれ変わって新規参入しても大丈夫なように記憶喪失にしてる部分があるなあと思った。

アリスシリーズは常に本名=でゅぷれでプレイしてるのでエリオットとの結婚式で神父から「新婦、本名=でゅぷれ」って言われて我に返った。その前にエリオットとの結婚式はじめて?!??え?!??手元にあるVFB見返してもCGないのでびっくりした。

ブラッドが「私に結婚願望があると思うか?」って言ったとき、人生の墓場に足を突っ込ませた世界線がよぎって悶えました。それをさせたのがわたしなので、はい。

GOOD ENDが帽子屋ファミリー加入ENDだったなんて聞いてませんが?!??BESTが大恋愛ならGOODは恋愛だなんて決めちゃダメだ。令和でもブラッドと血の掟を結べちゃうの??!?え!?!??!ボーナスステージ最高じゃん…だがしかしセリフはクローバーの時のほうが好きでしたが……「全て壊せ」がなかったのは残念でした。
あと血の掟大好きマンなんだけど儀式について言及するなら、感染症持ってたら血液感染する可能性しかないので正直やめた方がいい(突然のマジレス)
でもブラッドの一部となり、ブラッドの中で生きてる限りわたしは生きるってのがあめっっちゃ良ッなんすよねえ……(理想と現実)

地下案内されてるとき軟禁されたなあとか、絶対ワインセラーだろなど別の国での出来事や記憶をたぐり寄せる機会になり、それだけ自分のなかに思い出があるんだって実感したエリオットルートでした。

ディーダム

ロゼ時代からの噂が関係あるのかどうかは置いておいてキャス変となり、cvも一人から二人にもなりましたね。催しがカジノだから大人ver.のほうが良さげなのかなとか、子供ver.は服装以外は外見に大きな差をつけていないから、髪の長さなどで差がでているし二人起用したのかなと裏事情を考えたり。噂含めて真相は闇の中だけど。

ブラッドの指示で庭に飾ってある紅葉した木の絵画。秋はトランプで言うならハートの季節。ボスが“秋に戻りたくなる”、“ハートが好み”とか薔薇姉弟匂わせやめてください。

痛み、悲しみ。孤独、絶望。ディーとダムは知り過ぎてしまった。

止めた時間も異なっているが
孤独に耐えかね、彼らは手放した。逆に、私は手に入れた。

過去が明かされたけど、今回血双子はツインのブラッドやミラーのユリウスくらいの重い枠にはいります?
ビバルディやユリウスの一部は除くだろうけど、役持ちってみんな過去に時を止めたいと強く願ってこの世界にやってきた人たちばかりなのかな。ツイン終わった時点で“ブラッドたちも昔は余所者だった”って考えていたんだけど、自分で願った=世界に来た時点で心臓は時計となって、すでに人間ではなくなってる?そうしないと余所者は珍しい、会ったことは初めてっていう過去の情報にも当てはまらなくなるのかなあ、なんて。あとはケモ耳ついてる役持ちたちはどう言う経緯とかあるのかな。最初からいる人たち?わからん…Blackで全てが明かされますか…?
まだ明かされていない役持ちたちの過去は尺も足りないだろうから良いとして、次で終わるなら世界の全容くらいは明かしてほしい。

とりあえず親から愛情を注がれなかったという点で、血双子から母性を求められてるところもあるなと思ったり。あとは触れた人の心が読めるから親含めた村?全体から迫害を受けてたという設定、すごく時代を感じた。

NORMAL END好きです!ハートでは一定期間、双子を訪れないと殺されるBADあったし。この世界で長く過ごしている今ならば“アリスのことは好きだけど双子の手で殺すエンド”があってもいいんじゃ?と、そこに愛があるのなら殺されるBAD大好きマンなわたしは期待していたので、これから一緒に過ごしていくその先に二人に殺されるかもしれないエンディングの存在が示唆されてめちゃくちゃよかった。

あと最後の個別スチル!双子がそれぞれ別れるの珍しいなと思った。今まで一緒の行動が多かったと思うからかな。本命以外の記憶がガバすぎるので、間違っていたら申し訳ない。

余談で、ナイトメアが自分のことやんわり匂わせてるの気になる。

……私に自分の夢は必要ないよ。自分の夢の中で生きる時間は、もう充分すぎるほどに過ごした。
だから、今の私が存在する。

どういうことですか!ダイヤとかやり直した方が良い?

クイン

アリスにツンケンくるので第一印象は良くなかったな。ここからどう恋愛するのかある意味読めなかったし、アリスを聖女に祭り上げ大作戦!まさかそう来るとは思いませんでした。

……仮に偽者だとしても、周りが本物だと言えば本物になる。

唐突に日生光を想起させるようなこと言わんとして欲しい!死神と少女は去年プレイしたので記憶は新しいですよ。

聡明さでいえばブラッドと似てるなと思ってたら、他の役持ちも同じこと思ってんじゃん!外堀を固めていくかんじ…これが愛故にだったらドンドンこい!なんだけど、利用されてるだけなのでまだときめかず。って思ってたら7章のルイスとの応戦からこれはやばい雰囲気を察知しだし、そのあとの部屋のくだりで「ああ〜〜」と頭抱えた。好きな展開です。わたしは執着に弱いのでね…ルイスのまだ良く分からん執着にも心キてしまった。

クインといい雰囲気になってるとき「ダメです!特攻されてます!待ってください!やめろ!」ってなった。この男にはときめかないと思ってたが故に特攻されると争ってしまいますよね、まさにそれだった。

式典の本番に他勢力の重鎮も来てるってことはブラッドも?!?って、これは司教就任の式典であって結婚式ではないのにブラッド以外と結ばれる感が強くて勝手に罪悪感抱いてたら、ハンニバルと関係持ってるので聖女も婚約もムリです!ってめちゃくちゃ面白すぎた。
「すべて思い通りになるなよ!」ってクインの澄ました顔を崩してやったのではないのでしょうか。てゆかわたしのクインに対する感情が負けたくないになってるな。やはりブラッドと似たところを感じているのかもしれない。なにが言いたいかって、わたしはわたしに執着してる余裕アリアリな男が取り乱す姿を見たい!

最後まで抗いましたが結局好きです。触れ合いないことに物足りなさを感じてたし期待してた自分がいました。ブラッド抜いたら今回1位だと思う。ガッツリ恋愛!ではなかったけど、満足度の高いシナリオだった。

NORMAL ENDではまさか軟禁させられるなんて想像してなかったよ。頭の良さのみと思ってたけど、恋愛面でもブラッドと似てるところ多くない?あとあの表現はDVだったのかな…うーん、それだったら良くない。

欲を言うならお兄さんとの過去話もっとあってもよかった気がする。あとは、はじめはルイスが引っ張っていったのに、今は逆転してるっていうのも創立者はルイスなのかなと予想はできるけど知りたいところはちゃんと書かれてないのが残念でした。

ブラッド

※ここからは語彙力低下かつ夢女全開要注意

ルイスにも攻略制限かかってるなんて知らず、ブラッド最初にできないなら大トリにしよ〜!って思ってたので突然、次ブラッドですよ状態に心が追いつかなくて一晩寝かせた。プレイする前とか仕事中も気持ちがフワフワして夢心地だったの、あれはなんだったんだろう。

3年ぶりの新規ブラッド。わたしのために紅茶を淹れてくれて泣いてしまった。好きが溢れる。とてもとても贅沢な時間。
ブラッドが「可愛い」って言ってくれたけど、そう言った気持ちを伝えてくるのって少ない気がする。スペードの国のブラッドは一味違うぞ。

ブラッドルートなのにルイスの部屋にいるの不思議ですね、非滞在ルートはいっちゃう?

薔薇の花びらを付けて部屋に戻ってくる…ブラッドはそんなミスしでかさないと思うのでこれはワザと思います。

抗争が見えないようにとブラッドに抱きしめられて、こんなことするような人だったかなって考えちゃった。
でもブラッドがわたしに言ってくれた、その選択をしたのがわたしであることには変わらないのと同様にブラッドがブラッドであることに代わりはないのだと思います。
紅茶淹れてくれたときもそうだけど、ブラッドの優しさに触れるたび大切にされてるなあって泣きそうになった。

二人でのお茶会、チェス、本の貸し借り……。
エリオットの把握してないもう一つの、私と君との時間だ。

薔薇園での秘密の時間、好きが溢れました。それと同時にキャス変なくて本当によかったと思ってる。小西克幸に感謝してもしきれない。
本命がキャス変したらわたしはブラッドがいようともREBONを亡きものとして見ないか、諦められなかったらボイスオフにしてやる選択肢を持ってたので。その人を構築するアイデンティティのひとつだよ。

スペードの国でブラッドとチェス。以前(クローバー)より強くなっていたと言われたのが、ダイヤでもブラッドと対局してたからかなあって思ってたら本人からも同様のことを言われ?!??!???

こうして実際に別の私との時間を垣間見せられると妬けてしまうな。

ダイヤと似たようなこと言う?!??てゆかスペードの国は“壊すのも惜しいほどに愛でられた『時間』”の延長線じゃないですか…頭抱えちゃう。

薔薇姉弟話挟んできてびっくりした。ツインのブラッドショック(命名:わたし)を思い出してしまうな…。こんなに姉のことを語るブラッドはじめてというか、記憶喪失で本人不在という今の状況じゃないと作り出されないエピソードだと思った。

ブラッドは、気に入ったものにはとことんまではまり込むタイプ!大事なことなのでメモしておきます。

はじめて作中で便宜上の年齢話出た気がする。そう、ブラッドは便宜上26〜29歳の男……。いま思うとブラッドは幼少期に時を止めてこの世界に来たので、便宜上くらいになるまではちゃんと?成長していってたのかな。

触ってはいけない部分に触れて殺されるかと思ったけど、遅かれ早かれわたしはブラッドによって殺される運命なので大丈夫です。

大切なんだよ、君のことが。今だけではない、
ハートの国で会った時からそうだった。
……気づいているだろう?

ブラッドの告白に嬉しくて泣いちゃった。
嘘でしょ?人生の墓場に足を突っ込んでやると言ってるんだっていう人間が素直に、前と同じ選択をしないとは決めて。でも告白と同時に時計の針が動く音が聞こえた様な気がしたので、これは確実にわたしの特別な人がわたしを特別でなくする前兆なんだと思った。


ブラッドと……、キス、してしまった。
ずっと会えなかった恋人に、焦がれ切ってするような……、そんなキスだった。

死にました。名古屋店限定ブロマイドなにやってくれとんねんと思いつつ愛知の友達にお願いし名古屋店で購入して本当によかった。


しばらく一人で考えたいって他領土に行って帰ってきたらブラッドが待ち伏せしてた衝撃。まだ本気で怒ってるわけではないけど、帰りを待ち伏せする程度には焦がれてる。破壊力がすごい。
なんかもう事実しか言えなくなってるな。ブラッドの熱に浮かされてます、はい。好きな男から告白されて、ヤキモチ妬かれて愛されている実感を得ている。ありきたりな言葉しか言えないけどボーナスステージ幸せですね…。

なんかね、好きを募らせるとすぐ付き合おうとか結婚しよとか言っちゃう夢女なんですけど、もうブラッドとはハートの時点で結婚しているので、ただただ好きという言葉しかでてこないです。

滅多に気にいるものがない分、一度気にいると深く、長い。その対象を知り尽くし、心から愛でてやりたいと願う。
触れることはしなかったが、逃してやる気などなかった。

余裕がなくなることで見えるわたしに対する本気度、好きです。

やたらと過去のわたしとの違いや、ブラッドに過去のわたしはこんな表情をさせられていたか。求められ、応えたのは過去のわたしじゃない。など書かれるから過去のわたしでもあるわたしと、令和のわたしが乖離してきた気がする(ゲシュタルト崩壊
しかしブラッドへの想いは変わらないし結局わたしはわたしなので大丈夫です、ケントさんの二の舞にはならん。

……君は、満足してくれたか?
優しくはしたつもりだが夢中になったし、半ば理性も飛んでいた。
期待外れになっていなければいいんだが……。

突然の爆弾。事後、感想を求めてくるブラッドなに…?
ブラッドBEST ENDスチル、完全に『おはよう、わたしのブラッド』だった(byオーータニハトリ)
多幸感がすごい。わたしブラッド=デュプレを幸せにできている。『僕は大事に君を愛せてるかな』なんて愚問だわ。問答無用で今年一の良ルート、良シナリオ。13年経っても好きな男は最高で最強。大好き。ありがとうございました。

最後に突然の紅茶メモにて〆ます。
SFTGFOP=Special Finest Tippy Golden Flowery Orange Pekoeスペシャル・ファイネスト・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ)

ルイス+α

開放しました、原作者と同じ名前の白の騎士!改めて白の騎士で原作者と同姓同名ってよく分からんな?
そのむかし西の鬼の頭領の嫁として生きていたとき単純なので中の人も追ってたからちょっと気になるんだけど、このルックスにこのトーンって珍しくない?!キャラ作りどうしたのか聞きた過ぎる。やっぱりギャップ狙いかなって思ったけど、思ったよりドス声少なかった印象。

アリスの体調不良、自律神経バカになってる過去の自分と似たような症状だと思った。この世界の一部として組み込まれる時が近いんだな…。

夢でだけどペーターに会えて、声を聞けて涙しちゃった。なんだかんだペタアリちゃん好きなので。
なんかルイスルートなんだけど、ペーターとジョーカーENDへの派生も行けちゃうからペーターへの想いが募って、ルイスの感想が少ないから申し訳ない。

ある意味、ペーターさんは君そのものだから。
あの人は君を変えてしまいたいのに……あの人が傍にいるからこそ、君は変われないんだ。いつまでも忘れようとしない。

相変わらずユリウス不在で虫の居所が悪い、黒の騎士エースくんのお言葉。分かるようで分からん。抽象的な表現が本当に上手いことで。もっと易しくするか早く真相を…オシエテ……。

数字に愛される、偽物のルイス=キャロル。この偽物っていうのは、案内人としてなのか原作者としての偽物どっちなんだろう。
「あんたが本物にしてくれた」ってセリフだけみると、案内人としてだけど、ぬいぐるみのユニコーンが指してるのは違う気がする。
ルイスの過去が明かされたりするかなあって思ってたけど、クイン同様それはなく“ペットの怪獣ちゃん”から“恋人”に昇格して終わったなって印象。悪いわけではないんだけれど、最後にしかプレイできないよう制限かかってたこととか、原作者と同じ名前ってところに過度に期待していたのかもしれない。

皆、己の時間を止めてこの世界へ来た。そうして、こちらで終わりのない世界を始めたのです。

上記と「時間よ、止まれ」というセリフ。ツインのブラッドでも血双子の過去話でもでてきたように、やはりこれが重要ワードだったんだなと再認識できた。

おこらくこれが最後になるでしょうから……最後くらいは、あなたの顔を見て伝えておきます。傍にいることが出来なくても、僕はいつでもあなたを想っていますから。ですからもっともっと、幸せになってくださいね。この世界で。

ペーターが大好きだなって泣いた。ペーターいまどこにいるの…?ペーターが一緒にいれないのは、やはりお姉さんとの日曜の昼下がりを無意識下から消せないから?


そしてペーターと別れ、扉を開けた先にいる役持ちたち───── 来るのを待ってたなど過去一物語の“終わり”を漂わされて、急激な喪失感に襲われました。役持ちたちは『時間』だからある意味いつも一緒なんだけれど、作品が終わっちゃうことに対する寂しさを覚え、今まで楽しくやれてたボーナスステージ最後にしてネガティブな意味で泣きました。


総評は、プレイできてよかったです。夢女としても作品のファンとしても楽しめた。スペアリ白の初動が4,746本と5千いかなかったことに驚いたけど、次の目標であるBlackまではとりあえず頑張ってほしい。 そしてBlackで最後にするなら綺麗にまとめて一区切りつけてください。一区切りつけた上で、FDなどの展開があるとさらに嬉しいな。

ロゼをオトメイト傘下にしてREBONしたならば、今後アリスシリーズの過去作を移植できないのかとも思ったり。版権とか詳しくないので分からないけど、薔薇姉弟のこととか明かすのならば過去作をしっかり公式から履修できるようにして欲しい。
あとはアリスシリーズ以外の新規・既存作品の展開があるのかどうかも今後気になるところ。
とりあえずBlackの情報がでるまで気長に待ちます。

年の瀬2021

▼前回のあらすじ(上半期まとめ)

早いもので2021年もあと数時間で終わり。今年も年ノ瀬なぎさんとして12月を過ごさせて頂きました(毎年恒例の個人行事なので、はじめましての方も気にしなくて大丈夫です)

さて、年始に数えた積みゲー数は45本!2020年は気づいたら15本ほど増やしてしまったので、2021年の目標は『うたプリ移植以外は買わない』でした。
しかし、はじめて最後までプレイした乙女ゲームであるアリスシリーズ最新作、スペードの国のアリスが今年発売なら話は別になるので特典のブラッドにつられて過去最高に複数買いした(と言っても1桁だけど)

そしてなんと!オトメイト大抽選会 第3弾の景品が当選しました〜!家宝が増えた!!

今年は色紙の他にもパルマTwitterキャンペーン缶バッジや猿島コラボのアオイセット、シャニライとファミマキャンペーンのエコバッグが当たったな。色々と落ち込むことはあったけど、こういった嬉しいこともたくさんあって人生の釣り合いは取れてるのかなとしみじみ思いました。


話を戻しまして「うたプリとロゼは別!!!」と言ってたけど、エロゲのストックが欲しい!とPrincess BritanniaをDL購入し、遙3運命の迷宮やガネクレFD、三国恋戦記も買った。おかしい。言い訳させてもらうと、これらは結局““買い””だったので…しょうがねえ……。

2021年の消化数は9本、最終積みゲー数は43本でした。43本といっても内10本強は移植なので33本だよ(されど積みゲー)結局、年の瀬2020で言ってた必ずやりたいと言ってた積みゲーは1/3本しかコンプできなかったので来年持ち越しです!頑張れ、わたし。

DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition

去年プレイしたADぶりのKYOHSOとなります。V editionははじめてやったんだけど、CERO D以上18禁未満を攻めれるPCゲーからの移植だけあって味気なさすぎた…。やっぱり移植前しか勝たんな!!!!しかし移植により新規優くんを浴びれてハッピーでした。
来年は無印をプレイするというKYOHSO 3ヶ年計画最終年となります。地雷シナリオである篠宗がいないだけでだいぶ気が楽。

GARNET CRADLE SS

ひとり1時間前後のボリュームだったのでスローペースなわたしでも5日で終わった。OPやエンドロールはなし、シナリオボリュームの少なさからあまりお金かけられなかったのかなと制作サイドの事情を考えました。

しっかし相変わらず西蓮寺理人はわたしを楽しませてくれる!!!!週末予定あるから誘いを断ったら「君は友達が多いもんね」と急に冷たく不機嫌になるDV男っ気にはびっくりしたけれど、美紅ちゃんを子供呼ばわりして傷つけた仕置きとして、美紅ちゃんが記憶喪失になったのは残酷だなあと思った。てゆか「俺が君の彼氏だよ」とか言ってたのであれは実質AMNESIA(??)
BAD ENDも良かったな〜〜!!!「大丈夫だよ、君を絶対に……───独りにはしないから。……二人で、永遠に眠ろう?」って言いながら心中するの……その前に白の王子(ナスル)を刺して「俺が欲しいもののためならどんなことでもする男だと分かってただろうに」って言うのもめちゃ良……勅使川原√でオーナメント渡す条件として美紅ちゃんにキス迫ったけど、逆の立場だったら相手を消すって言ってたフラグがここで回収されましたね。有言実行じゃん!
あとは呪いの痣が美紅ちゃんの両腿まで広がったときのスチルと言動!!!!!!「忘れないでくれ、俺のことを。消えないでくれ、俺の前から」って縋り付く理人先輩……そして終盤の「俺は……───君しか大切じゃない。君以外何も要らないと思う程に」発言からこの人は美紅ちゃんがいないと生きていけないんだと再認識し、やはり運命はサーリアだとしても美紅ちゃんを理人先輩にあげたいと思いました(この時は)
サーリア√プレイすると、サーリアがやはり美紅ちゃんの運命なんだなって分かっちゃうんですよね。ひとりだけ最後『狼と赤ずきん』だったし(ただ、これに関してはタイトルとは遠い仮装してた勅使川原・颯・キイチが『○○(王子名)とシンデレラ』だったの腑に落ちてないけど)
FDプレイしてサーリアってこんな独占欲強かったんだ?!?って新たな一面を知れたのでよかったし、ここでも理人節炸裂して『紅茶になにか盛られて意識はかろうじてあるけど身体は動かすことができない状態』になるなどの盛るブレなさ感じられて楽しかったです。


GARNET CRADLE死神と少女は別で書いたので割愛。ちなみに今年一番楽しかった乙女ゲームはガネクレでした!
下記は乙ゲー以外で今年心動かされた作品の感想たち。

大豆田とわ子と3人の元夫

推しがでてる以外の理由だと10年ぶりにドラマをみましたね。けどなんだかんだ慎心のビジュアルが最高だし言動がかわいいので、結局そんな理由は変わらないのかもしれない。
10年前にみてたドラマも藤木直人の顔が好きでホタルノヒカリとか専業主婦探偵とか泣かないと決めた日とか、映画ハンターハンターもゲスト出演するからって見に行ったし、玉鉄かっこいいってBOSS友達から借りてみてたなと。
何はともあれ、とわ子さんの思考が素敵だし元夫たちの関係性が面白いし、4人の仲の良さをみてある意味癒しになってた。あとエンディングが毎回違ってたのも良いね!
第1章で元夫たちにアプローチかけてきた女たちの価値観は合わなくてキレてたけど、もう一回見直したいドラマ。

微糖ロリポップ/池谷理香子

高校生の円と居候先に住んでる中学生の知世のおね←ショタ話。前半は普通に読んでたけど、円が大学生になった6巻からの急展開にビックリして一気読みしちゃった。あんなに円のことが好きで、絶対に円の側からはいなくならないと思ってた知世が急にいなくなり着拒までしてるってまじで何事。
あと同級生である小野のおばあちゃんがご病気になり、病状が進行していく姿とか、知世の心変わり(?)とかをみて「不変なんてない」ということに心が辛くなりました。「変わりゆく世の中で、変わらないものを探したい」とアルコールを飲みながら泣いたのは2年前の出来事でしたかね…(遠い目)
ラストのルナのところは正直いらなかったなと思うけど、なんだかんだハッピーエンドだったので良かった!
あと高校生の知世をみて無意識に2推しと重ねてたことをここに懺悔します。

かげきしょうじょ!!

友達にアニメをオススメされ気になり、先に漫画で読めたから一気見してしまった作品。数年前に花組はいからさんが通るを観に行ってから宝塚に興味を持っているので、そう言った点でも観ようと思った理由のひとつだった。
紅華歌劇音楽学校に入学した少女たちの成長物語。努力してる姿はもちろん、それぞれのバックボーンなどに涙なしでは見れない。天才肌な主人公さらさの今後がとても気になる…!
とりあえず分かりやすいヲタクなわたしの推しは冬組の里美星様です。アニメ見たけど七海ひろきさんの星様ドンピシャで拝んだ。ありがとうございます。
あと太一のルックス好きだなあって思ってたけど、cvのじけんをぶつけてくるのは特効されるに決まってんじゃん!!!しゃべるたびに苦しくなってる…野島健児……罪………そんなこんなで2期を切望してるアニメです。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

控えめにいっても最高な仕上がりだった。聖翔音楽学院3年生という、卒業の岐路に立たされた舞台少女たちの執着の清算話。

運命の果実といえば林檎だけど、スタァライトのそれ的な食べ物がトマトなの個人的に推せる。爆ぜるトマト…不穏すぎたね。
地下鉄で突如はじまるワイルドスクリ──ンバロック。大場ななによる「皆殺しのレヴュー」は鳥肌が立ちましたね。『wi(l)d-screen baroque』シャブすぎ!!楽曲のドーピング具合がまどマギの疾走感と似てるんだよなあ。
あとまひる!!!アニメ第7話の大場ななの狂い具合に上書き保存されてましたが、スタァライトではじめて「やべえ!!!!!」お脳汁でたのは、まひるの華恋への““執着””だったことを思い出しました。ありがとう…原点回帰。
そして真矢クロによる魂のレヴュー…。最高超えちゃって見てるとき息止まりましたね。『美しき人 或いは其れは』の後半から『誇りと驕り』のオマージュになるし、演出もそれをなぞってたの最高すぎでは???????てゆか誇りと驕りのオマージュしたのは、天堂真矢が驕っていたということでよろしいんですかね?!?????!???
劇場版みる前の印象では、クロディーヌは真矢はトップという執着を抱いたままでは一生真矢に勝てないと思ってたんだけど、劇場版でついに打ち負かした姿をみて、天堂真矢への憧れをやめてライバルとしてちゃんと見れるようになったんだなと感動した。てゆか悪魔役のクロディーヌがかっこよすぎてときめくし、最高のレヴューをありがとうございました。最後に真矢クロは共に燃えながら落ちていく炎であり、流れ星は落ちる瞬間に最も激しくきらめくんです…(頭抱え)あとぼちぼち舞台も観て、迷宮のレヴューで頭抱えました。真矢クロ最高!
今年一番よかった作品は少女☆歌劇レヴュースタァライトで決まりです。巡り会えたことにマジで感謝。


目標より積みゲー崩せなかったけど、徐々に緩和されエンタメがもどってきたなと感じる1年でした。SSSといううたプリ3Dライブの夢が叶ったり、762日ぶりにライブという場で宮野さんに会えたり、延期になってたプリライ7thが無事に開催され、はじめましてはもちろん数年ぶりに友達やフォロワーさんに会えたり。現場楽しい〜〜!!って感じると同時に体力の低下も感じた。運動する習慣もないのでなにかはじめたい。
インドア(極)なのでお家時間も良いけど、現場で人に会って生きる力をもらうのも明日への原動力になるね。来年もうたプリ宮野真守の現場を2本柱に、元気に楽しくヲタクするぞ〜〜!!

2022年はスターリッシュツアーズがはじまるので、みなさま何卒お付き合いよろしくお願いします!!!

幻想物語

2011年7月にTAKUYOから発売された幻想物語アドベンチャー 死神と少女。エンジンかからず思った以上に時間がかかったけれど、最後までプレイすることが出来ました。この記事もお蔵入りさせ、年の瀬の総まとめでサラッと終わらせようか迷ったくらい感想がまとまらなくて数ヶ月ねかせてたけど、半分以上は出来上がってたので記憶をたぐり寄せながら仕上げました。


果たして死神と少女は乙女ゲームなのか?

プレイ当初からフルコンした今も疑問に思ってます。これに対する考えは最後に書こうかなと。wiki大先生の広域な定義は下記の通りです。

乙女ゲーム(おとめゲーム)とは、女性向け恋愛ゲームのうち、主人公(プレーヤー)が女性のゲームの総称である。
乙女ゲーム」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』(https://ja.wikipedia.org/

俗に言うならば『この定義は理解できるけど納得はできていない乙女ゲーム』だったので、もし死神と少女が好きなひとがこの記事を読むのは推奨してません。ただただ一個人が抱いた気持ちを消化するために残してます。あとキャラによって文字数の差がえげつないのは目を瞑ってください。刺さったからあの量なんだよ…。


まずプレイしようと思ったきっかけは数年前に「死神と少女のcvタツヒサなオレンジ髪の男は全乙ゲーマーが好きなルート」だとプレゼンされたこと!たしかに好き。めちゃくちゃ刺さって抜けない。本当にあの男は一生消えない傷を残していったね…詳しくは後ほど。

攻略順は公式がオススメしている『日生光→桐島七葵→遠野十夜→蒼』でいった。初っ端からcvタツヒサなオレンジ髪の男である日生光浴びていいの?!??って思ったけど、時系列に沿ってるならしょうがない。そして日生がいなかったら多分積んでたってくらいにわたしの中でモチベーション保ってくれた存在。ありがとう、日生光。

序章

名前決め時に選択肢でてきたから遊んでみたら、タイトル画面に戻されたことは驚いた。無駄に抵抗したくなって最近本命以外はデフォ名プレイなのに本名プレイしてみたけど、紗夜ちゃんの“個”が強すぎて全然自己投影という魂を重ねて歩んでいくことができねえ!!なので、しにしょで自己投影できる乙ゲーマーいたら尊敬します。
因みに基本ヒロインボイスoff奴なので1周目はoffでプレイしてました(魂の乖離がすごいと思ってから、2周目からはあえてonにしたけれど)
あとは十夜兄さんとの距離感が近すぎて最早恋人レベルだったのは気持ちの悪さを覚えた。近親相姦は性癖ではないけれど、惹かれる理由や兄または弟の燻った想いがあれば好めるなと自分の中のボーダーラインと向き合う機会になったな(代表は蝶毒)

そういえば死神と少女のテキスト一部光るからロゴスを集めようとアクション起こしたけど何も起こらないね(それはそう)“言の葉”なんだろうけど、光るだけなのめちゃくちゃ気になったなあ。

一章から三章

ヒロインとプレイヤーとの乖離具合を大きく感じたのは、太宰ともゑが好きだった婚約者持ち教師の話を聞いて嫌悪を覚えたところ。普通の乙女ゲームだったらあそこでヒロインの背景を交えた個人的な感情は入らないと思う。でもしにしょは敢えて感情を入れ、ヒロイン 遠野紗夜という“個”を際立たせた。
そんな乖離を感じながら進めるプレイヤーであるわたしは、この段階ではなんで嫌悪を抱いたのか分からなかったけれど、進めていくと紗夜の出自が愛人との子だから不倫・浮気が地雷だからと納得した(因みにわたしも地雷です)

深層に『ともゑ+真実』の言葉を刻むと実在しないともゑの姉の正体が分かるんだけど、彼女はともゑが好きだった先生の婚約者さんなんだね…。正体が分かったから尚更一章ラストで錯乱してるともゑにキスした理由が分からん…ともゑという浮気相手の存在を知った婚約者が、ともゑに対して嫉妬してた描写あったから怨んでるんじゃないの?先生という好きなひとを亡くして、先生との思い出も記憶から失い精神的に不安定な人生を歩んでる太宰ともゑの末路を近くで見届けたいっていう歪んだ感情はまあ分かるような気がするけど、キスした理由は分からん(過呼吸の応急処置?)それよりもっと自分のために人生歩んでもいいと思うんだけど、それが出来ない・しようとしてないからともゑの側にいるのかと書きながら思いました。

因みに第一印象はこの人!ってキャラはいなかったんだけど、プレイしはじめたら夏目くんが気になりまして…なんでか勝手に攻略できる!って思ってたから攻略対象外で落ち込んだ。「姉貴」呼びボイスで悩殺されたな。そう多分ああいう系のショタ…ではないけど、中性的な顔立ちの男の子好きなんですよ、わたし。

猫かぶった夏目くんも好きだけど、素のお口の悪い夏目くんも好きですね!すっっげえ嫌われてるけどヒロインの“個”が強くて魂を重ねられないのでなんのショックもありません。なので、わたしの好感度は相変わらず高いままです。
夏目くんはねえ、結局弟ポジというかどう世界線分岐させてもわたしの中では紗夜ちゃんとの恋は生まれないと思ったので、モブとして夏目くんを影から見守っていきたいと思いました(突然はじまる夏目語り)

三章のヴィルヘルムと夏目くんのお話は泣いたほどに感動した。一章と二章の後味が悪かっただけに際立ったな。この後味の悪さはプレイヤーに何かを考えさせたいがために、すっきりさせずに終わったのか?とライターの気持ちも考えた。てゆか四章からの日生分岐まで恋が始まらなさすぎて挫けるかと思ったよ。日生√で脳汁でるような恋愛できる!って思ってプレイし始めたのに一向に恋の芽生えを感じなかったので仕方ない…そういうゲームだと分かってたら気持ちが違ったかもしれない。

日生光

ようやくきました日生光。なんてこった日生光。苗字も名前も読めず『にっしょうひかる』と読んでた頃が懐かしい。

告白されオッケーしてすぐ「どこまでなら許してくれる…?」って日生パイセンのお家行って関係もったのにびっくりしちゃった。紗夜ちゃんLOVE的な意味でまだ好きじゃないし、処女だよね?交際1日目って早い早い。あとこの頃は、普通に十夜兄さんいるのに自分の家へ呼んだりと紗夜ちゃんすげえなって思ってた。

日生先輩の黒シャツ姿めちゃくちゃ好きなんすよね。あと花屋で見かけたやつと薔薇を散らせるスチル。みなさん好きじゃないですか??

日生√にはいってから兄、千代、蒼の出番が少なくて怖かった。最近蒼見ないんだよねっていう話でただけで、そのあと日生へ一直線なのは四章派生な日生√だからなの…?フェードアウトが急すぎてただただ恐怖。

出自から自分のことを好きになれなかった紗夜が日生の言葉で救われて、日生にどんどん依存していく描写は嵐の前の静けさ的な恐怖を覚えながら進めてた。

帽子被った日生先輩っぽい人いたから実は双子なのかな?って思ったらまさかのご本人だとは誰も思わないじゃないですか。家出してる間に自分とそっくりの人間がまわりの人物と関係を築いて過ごしてるなんてそりゃ日生光(真)の気も狂う。でもクォーターなのに日生光にそっくりって、どんな話だよって思うのは思うんですよ。ここら辺はご都合さを感じる。

我慢してるのかと思ってたから味覚障害だったのは驚いた。だからかなりしょっぱめのクッキー食べても「美味しいよ」って言って、夏帆に引っかかったって言われて怒ったのかと納得。

ハッピーエンドに向かう選択肢が『嘘をついて』なのがまた…これまで嘘に嘘を固めてきた日生光(偽)ならではの選択肢だと思った。
そして嘘を嘘で固める、そんな嘘も重ねれば真になる。塔の上の魔女はお姫様に、騙していた盗人は王子様になるんですよね。人によってはメリバな終わり方なのかなあと思った。わたしはハッピーエンドって捉えたけど。

ここからは日生に派生しない四章とBADの感想。日生からの告白を断ったあとに言われる言葉「何故、僕じゃ駄目だった?」の重みがすごい。本当の日生光じゃない。本当の僕は地位も名声も財産もなにも持ち合わせてないただの嘘つき男。そんな言葉が隠れているようで。

紗夜「貴方の好きは本当ではない気がして」
光「酷いな。僕の言葉が嘘だとでも?」

「僕は本気で君が好きだよ。初めて見た時からずっと君ばかりを目で追ってた。時々君の前に現れたのも、君に構うのも、全部君が好きだからだよ」

「僕の言葉まで否定されるのは納得いかないな」

嘘で塗り固められた世界で唯一の本当。紗夜が好きって気持ち。それまで否定されるのは辛いよね。

紗夜「何故、私だったのですか?」
光「…さあ?なんでだろうね」

そうやってはぐらかす〜〜!!!掴みどころのない、ニクい男よ……。


日生光(真)以外は嘘がバレるまで被害被ってないから日生光(偽)がしてやったことは詐欺になるので許されない。けどわたしは日生光(偽)に幸せになってほしいので、日生光(偽)が嘘をつき続ける世界で生きていきたい。(ゲシュタルト崩壊

「君は魔法にかかってる。それを解くのは簡単だ」

偽物は詐欺師だけど、ある意味魔法使いだなって思った。日生√では別の方向から解いて、ズブズブにさよちゃん依存してたもんね。なんか王子様で魔法使いなキャラ好きなんだよな〜〜〜!!トキヤちゃんといい貴臣さんといい(すぐ別世界線の男の話をする悪い癖)

夜の海辺でのYou&I感はすごかった。あのシーンは紗夜ではなく、わたしと日生光だった(伝われ)

日生(偽)はいないのに季節は秋から冬へと巡る…。四章の余韻がすごくて五章を次の日にまわしたら、日生(偽)はいなくなったのに、なんで日生がいるんだろうって思っちゃった。
紗夜の前に現れた日生光という偽物と本物。でも実は両方偽物。どうしてそんなことをしたんだろうって考えると、紗夜ちゃんに日生光ではない本当の自分を刻みたかったのかな。それくらい名前も知らない彼は紗夜ちゃんはもちろん、わたしの心にまで消えない傷を残していきましたね……。

この初恋泥棒〜〜〜!!!!!好きじゃん!!!!!


七葵先輩と千代

日生光(偽)がいなくなってからの空虚感…なんだか未亡人みたいな扱い受けてない?(主に七葵先輩から)まあ心的には未亡人な感じですが…。

千代ってコスモス(秋桜)だったんかーい!だから桜に憧れるのもまあわからなくはないけど、なんで?が付き纏うお話しだったな…。

七葵先輩との結ばれ方が、互いに思い合ってたのかもしれないけど、これまた千代がいなくなった寂しさをふたりで舐め合ってるような放課後の関係性からの告白だったもんで…。とりあえず子供の名が千春と千秋…千代を思ってるふたりだからこその名前付けだなと思いました。

七葵先輩がキズ舐め合いその後結ばれ結婚ENDなだけあって千代とのENDってどうするんだろと思ってたから、ある意味腕の見せ所では?!って考えてたら消えてしまう流れは同じで…最後のは紗夜ちゃんの前世と受け取ってもいいのかしら?髪も黒かったけど、あれがなにを指してたのかわかってないです。
とりあえず結ばれるだけがGOODなエンディングではないし、このゲームは物語ってことを再認識させられました。

黒と蒼

タイトルだけでもう真相なんだって判っちゃう。そりゃそうよ、時系列に沿った攻略順でラスト2人なんだから!!ここからは特に感情をまとめられてない部分になるのでサラリと流してます。

ひとまず黒の章、兄さん√へはいろうとしたんだけど、4,5回は6章はいってすぐENDになるので嫌われてるのかと思った(それか紗夜ちゃんとの距離の近さに気持ち悪さを抱いたこと察知してた…?)

読み進めて真相がわかってしまうことが、とても不気味で怖く感じながら進めてた。見てはいけない・知ってはいけないもの(真実)がそこにあるようで。
十夜だから10個の幻想。その幻想がひとつひとつ具現化して現れている描写も恐怖だった。紗夜ちゃんの病状が悪化していってると感じてたのかな。
兄さん√を終えてタイトル画面にもどったら、蒼じゃなくて死神(兄さん)になってたの「うっわ、まじか」って声出ちゃった。

蒼の章はなんだろうね、ひたすらに読み進めていったので記録が一切残ってないんだけど臥待さんはこのふたりを会わせれば上手くいく(お互いの症状を寛解できる?)と思ってたのにびっくりした。あと蒼が死神に執着してた理由はわかったけれど、わたしには理解できなかった。サラリとしすぎてる…。

さて、最後に運命を考えるならやはり『死神と少女』というタイトルなので、紗夜ちゃんがいちばん幸せ?になれる正史は蒼の章になるのかな…ふたりとも幻想から脱却はできているっぽいし……でもわたしは日生を幸せにしたいんですけどね(血眼)

総評という名の抱いた感想

最初にあげた議題「死神と少女は果たして乙女ゲームなのか?」に関して、それぞれの攻略対象が遠野紗夜を攻略していく乙女ゲームなんだと思います。そこにプレイヤーというわたしは存在できないので恋愛するぞ!と意気込んでやると出鼻くじかれちゃうから注意が必要。従来の乙女ゲームらしくないけれど、完全に乙女ゲームではないとも言えない微妙なラインだと捉えました。言うなれば攻めた作品なので人を選ぶ(選ばれる?)
別にすべてのヒロインと感情移入という名の魂を重ねられるわけでもないし、これは相手に夢みるのと同じように自然になるものなので自分からしようともしてないけれど、しにしょに関してはライターのほうから感情移入を拒まれたかんじがあった。

あとわたしにとっては幻想物語というより、はじめから精神疾患を持ったヒロインお話だったんですよね。なので幻想というより幻覚や幻聴という症状という捉え方をしてしまっていた。太宰ともゑもちろん、臥待さんはあとがき読むとやっぱり精神科医っぽいし。
むかし精神の勉強をする必要があったので、変に知識があったのも大きいかも。本人がそちらの世界にのめり込まないよう、幻聴・幻視は否定はせず、別の話題にシフトしていくのが良いと習った記憶があるので、大丈夫かな…?っていう気持ちが大きかった。(専門ではないので間違ってたらすみません)
あとはフィクションとして捉えられないことが多かったのも合わなかった理由のひとつかなあ。無意識に現実として捉えてるから、急に幻想という不思議な出来事が起きて受け入れに時間がかかった。
でも楽しかったのは楽しかったです!日生光に会えてよかった!食わず嫌いせず、これからも色々な乙女ゲームをやっていきたいと思います。


最後にしにしょの考察で個人的に良かったものを共有させて頂きます。

乙女ゲーム(幻想)との付き合い方という考えはなかったので、しばらく夢女ワイが変に現実みちゃったこともあったけど…。でも夢は見ようとするものじゃなく、気づいたら見てしまうんだからしょうがなくない?!??(開き直り)
未だに夢ってだけで肩身を狭く感じちゃってる古のヲタクなんだけど、『今日も元気に夢女!』を胸に、ひっそり強かに生きていこうと思います!